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掲載日:2021年3月31日

投資信託

これで迷わない!投資信託の口座開設をする時に知っておきたい3つのこと

キービジュアル

資産運用を始めようと思った、りょうさん(以下:りょう)。今回はFPの水上さん(以下:水上)に教えてもらいながら初めて投資信託口座を開設した感想を教えてもらいました。

前回のお話はこちら

身近なとこから始めよう!資産運用初心者の質問にFPがやさしく解説

相談者の紹介

りょうさん(以下:りょう)
男性28歳独身、メーカー勤務。犬好きで2才になる柴犬と暮らしている(ペット可の賃貸は家賃が高いが、仕方ないと思って住んでいる。)学生時時代はバスケの国体選手に選ばれるほどだったが、最近体重が気になりだしている。目下、犬の散歩でダイエット中。

FPの紹介

水上克朗さん(以下:水上)
大手金融機関にて、営業・企画・総務などを経験。現在は、執筆・監修・FP個別相談・セミナー・研修講師などで、ライフプラン、金融資産運用、保険の見直しなどの観点からアドバイスを行っており、その内容は、新聞、雑誌、Webなどの各メディアでも取り上げられている。

図①:特定口座(源泉徴収あり)とNISA口座を両方開設 *りょうさんは、NISA口座と特定口座(源泉徴収あり)を選択 *NISA口座の作成は必須ではありません。

りょう
ありがとうございました。思ったより簡単に作れてホッとしています。

水上
おつかれさまでした。最初はどんなことをお感じになりましたか?

投資信託口座開設の前に:普通預金口座では投資信託は買えない。

りょう
そもそも普通預金の口座があるのにまた新しく口座が必要なんだなって思いました。

水上
そうですよね、資産運用を始めるためには専用の口座の開設が必要です。

Step1:投資信託口座の開設に必要なものを用意

水上
口座開設に必要なものはすぐにご用意いただけましたか?

りょう
はい、普段手元にあるものなので。

水上
すぐにご用意いただけてよかったです。

図②:ご用意いただくものの例*1

  • *1金融機関によって必要なものが異なる場合があります。

Step2:特定口座と一般口座とNISA口座から選択

りょう
持ち物はすぐに用意出来ましたが、一口に投資信託口座と言っても「特定口座」や「源泉徴収」などの専門用語の理解に少し時間がかかりました。

水上
そうですね。まず特定口座か一般口座かを選んで頂きました。確定申告を原則不要にするか?ご自身で確定申告をするか?という違いでした。そのうえで、NISA口座を同時に開設するかを検討してもらいました。

りょう
私は自分で売買損益の計算をするのは大変だなと思ったので、一般口座か特定口座かというと特定口座を選びました。

水上
はい、NISA口座の開設と同時にお手続きされましたね?

りょう
ええ、一回の手続きで両方開設可能だと聞いて、それはいいなと思いましたので。

【コラム】特定口座とNISA口座の違いとは?

特定口座は課税される口座で投資金額の上限等はありません。一方、NISA口座は一般NISAで年間120万円(つみたてNISAで40万円、ジュニアNISAで80万円)までの投資金額であれば利益が出ても非課税になります。すべての金融機関を通じてお一人様一口座しか作れません。

Step3:特定口座、源泉徴収「あり」と「なし」から選択

水上
特定口座にはもう一つ決めていただくことがありました。やはり確定申告を原則不要にするか?ご自身でするか?という違いでした。

りょう
はい、やはり自分で確定申告するのは面倒なので私は源泉徴収ありを選択しました。

図③:ここまでの選択を確認

水上
投資信託を「購入」後、利益を確定したいと考えた際には「売却」をして頂く事になります。その利益に対する税金の取り扱いについて、税金を都度払うのか?それとも確定申告して支払うのか?の違いです。源泉徴収ありの場合は取引が終わるごとに金融機関が税額まで計算し納税してくれます。そのため原則確定申告の必要がありません。一方で、源泉徴収なしの場合は取引の計算はしてくれますが、税金までは計算してくれません。そのためご自身で確定申告をして納税いただく必要があります。こちらで手続きは完了でしたね。

りょう
ありがとうございました。せっかく投資信託口座が出来たので、もっと詳しく資産運用について知りたくなりました。

水上
資産運用をする際に知っておいていただきたいことを、少しずつお伝えしていければと思います。

りょう
よろしくお願いします。

投資信託口座を開設する方はこちら

水上克朗さん

慶応義塾大学卒業後、大手金融機関にて、営業・企画・総務などを経験。現在、執筆、監修、FP相談、セミナー・研修講師などで、ライフプラン、金融資産運用などの観点からアドバイスを行っており、その内容は、新聞、雑誌、Webなどの各メディアで数多く取り上げられている。著書に「50代から老後の2,000万円を貯める方法」(アチーブメント出版)がある。

(記事提供元:株式会社ヴァリューズ、画像提供元:Adobe KK)

  • *記事内の情報は、本記事執筆時点の情報に基づく内容となります。

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