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掲載日:2020年12月25日

就職・20代社会人

イマドキ20代の新常識! 簡単で確実にお金を貯められる方法

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皆さんはいま、どれくらい貯蓄をしていますか?20代前半の方の場合、安い居酒屋でお酒を飲むことが多かったり、友達の家もそんなに広くなかったりと「みんな、たいしてお金を持っていないんだな」と思っているかもしれません。

ところが、現実は少し違います。貯蓄があまりない方がたくさんいる一方で、20代のうちに500万円以上、中には1,000万円以上の貯蓄を築いている方も増えています。今回は、社会人になってから賢く貯蓄できる方法をご紹介します。

なぜ、思うように貯蓄が増えないの? 見直すポイントは?

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若いころから貯蓄をたくさん持っている社会人は、給与やボーナスから必要な貯蓄分を先に別口座に移す「先取り貯蓄」をしたり、お金に余裕があるときには資産運用にそのお金を振り向けたりするなど、堅実な努力を重ねています。

堅実な努力は見えづらい一方で、お金に苦労している様子は分かりやすく伝わってしまう現実があるようです。お金に苦労している友人たちを見て、同じように、なんとなくお金を使っていると、貯蓄はなかなか増えてはくれません。

20代での貯蓄意識の差は、30代以降に大きな差を生む

いずれにしても20代における貯蓄について知っていただきたい重要なことは、いまスタートするかしないかで、30代以降に大きな差がでる、という点です。
既に500万円以上の貯蓄を築いた方は、引き続き、先取り貯蓄をするだけでなく、まとまった貯蓄をもとにして積極的な運用を取り入れることも可能です。

コツコツ積み立てに積極的な運用が加われば、40代以降には2,000万円を超える資産を築くのも夢ではないでしょう。

その半面、無計画にお金を使っていると、クレジットカードの返済が自転車操業状態になるなどして、いつまでも貯蓄が増えないという状況に陥る可能性もあります。30代に入っても手元には数十万円程度の貯蓄しかない。そんな現実が待っているかもしれないのです。

資産形成をしたくても、手元の貯蓄が少ない方には難しいという現実もあります。20代のうちに「貯めグセ」を身につけた人と身につけられなかった人では、30代以降に大きな差が生まれることは、ぜひとも知っておきましょう。

貯めたいなら、「使い方」を先にチェックしよう

数百万円から1,000万円くらいの貯蓄を築いている人は、自分の性格に合った貯蓄法を実践しているケースが多いようです。

貯蓄の基本は「先取り貯蓄」。給与やボーナスからの天引き方式で、毎月確実に貯蓄をしたり、積立運用をしたりすることなどがあげられます。

ところで、確実に貯蓄を増やすためには、「貯め方」と同じくらい「使い方」も重要です。使い方が間違っていると、貯蓄に回せるお金を確保できないからです。

貯蓄の割合は、手取り月収の10~15%程度を確保したいところ。実家暮らしの人は、手取り月収の40~50%を貯蓄に回せると、家を出るまでにまとまった貯蓄が築けます。

20代・独身の人の家計支出の目安については、以下の記事に家計簿例を載せています。その家計簿例を確認し、貯蓄に回せる金額が少ないのであれば、どの費目の支出が多いのかをチェックしてみてください。

お金が貯まらない人必見!口座や制度を活用して賢くお金を増やそう!

貯蓄が確保できない人は、家計支出の見直しを先に行ってから、貯蓄法を考えるようにしましょう。支出を見直さないまま貯蓄方法を考えても、絵に描いた餅になりかねないからです。

お金を目的ごとに「色分け」してみよう

お金の色分けを考えてみよう

お金の使い方や貯蓄方法を考えるときは、「お金の使途を色分けする」方法もあります。

日常生活に必要な「流動性資金」・・・使うお金

例えば家賃や食費、光熱費などは、生活を確保するために必要なお金です。給与振込口座から引き出して使うのが一般的なので、普通預金を利用するのに向いています。このようなお金を「流動性資金」といいます。

給与やボーナスから先取りで貯めたり、いままで貯蓄してきたまとまったお金は、使い方によって「安定性資金」と「収益性資金」に分けられます。

使う時期と予算が決まっている「安定性資金」・・・貯めるお金

海外旅行や高価な商品の購入のように、ある程度、使う時期と大まかな予算が分かっているお金は、「安定性資金」といいます。

定期預金を利用するのが向いているお金です。定期預金は1ヵ月満期から10年満期まで、使う時期に合わせて預けられるようになっています。

資産を増やすための「収益性資金」・・・増やすお金

三つめの「収益性資金」は、将来に向けてより有利な資産形成をめざすために“働いてもらうお金”になります。株式投資をしたり、投資信託を購入したりするなどで、定期性預金よりも有利な利回りをめざします。

株式投資も投資信託の購入も、日々の価格変動に一喜一憂するのではなく、上がったり、下がったりを繰り返しながらも、長い時間をかけてお金が増えていくのを待つのが理想です。

20代は時間を“武器”にして、長期運用で資産を築く

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20代の人には、資産形成に時間を掛けられるメリットがあります。ところが、資産形成を怖いと感じる人がいたり、保有している資産の時価が減ったという理由で運用をやめてしまう人もいます。

ただ、資産を運用している中で、保有資産の価格が購入時よりも下がるのは誰でも経験する、ある意味で自然なことなのです。

運用商品の価格変動に慣れて、自分が持っている資産の値動きの特徴がつかめてくれば、経済環境の変化に合わせて、保有資産の組み換えもしやすくなります。時間が経てば、経済環境は変化するので、保有している運用商品を見直しましょう。

多くの時間を有する20代の人には、老後資金を必要とする間に30~40年程あるので、何度か運用中に資産を組み換えた方が良い場面がおとずれるでしょう。そのような場面で運用資産を適切に組み換えていけば、損を抑えつつ、資産を大きく育てられる可能性も充分にあります。

非課税メリットを生かしたつみたてNISAやiDeCoも利用

最後に、先取り貯蓄に利用できる積み立て型の商品をご紹介します。

それがつみたてNISAとiDeCoという運用商品です。

つみたてNISAは、年間40万円、最長で20年間の積み立てができる制度です。積み立てに利用するのは投資信託で、あらかじめ、リスクが少なく、長期運用に向く投資信託がセレクトされています。

iDeCoは、老後資金を準備するために利用する制度。原則として60歳になるまで積み立てを行い、60歳以降に年金または一時金で受け取ります。

つみたてNISAとiDeCoの両方とも、積立期間中の配当や運用益に課税されないメリットがあります。*1

  • *1iDeCoで運用中の年金資産には1.173%の特別法人税がかかりますが、現在は課税が凍結されています。

若い世代は積立投資がおすすめ

20代のような若い世代は、配当や運用益に課税されず、運用益を元本に組み込むことで複利の効果(収益がまた収益をつくる)を得られる「積立投資」がおすすめです。

積立投資で資産形成のベースをつくりつつ、投資経験を重ねたら、徐々に自分で運用商品を選ぶ投資も取り入れるのが理想です。

いまはまだ想像がつかないかもしれませんが、積立投資と個別商品への投資を組み合わせて積極的に資産づくりに取り組めば、定年退職までに希望通りの老後資金がつくれる可能性が高まるはずです。

畠中雅子さんの写真

畠中雅子さん

ファイナンシャルプランナー。新聞・雑誌・ウエブなどに多数の連載をもつほか、セミナー講師、講演、相談業務などをおこなう。ひきこもりのお子さんがいるご家庭に向けた生活設計アドバイスを行う「働けない子どものお金を考える会」、高齢者施設への住み替え資金アドバイスをおこなう「高齢期のお金を考える会」などを主宰。著書・監修書は、「ラクに楽しくお金を貯めている私の『貯金簿』」(ぱる出版)ほか、60冊を超える。

(記事提供元:サムライト株式会社、画像提供元:ピクスタ株式会社)

  • *記事内の情報は、本記事執筆時点の情報に基づく内容となります。

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