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掲載日:2020年8月21日

応用編

インデックス運用とアクティブ運用を比較!人生100年時代に知っておきたい投資信託の賢い選び方

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「老後は年金だけで暮らせるのだろうか?」 と、不安に思う50代の方も多いのではないでしょうか。人生100年時代に備えて、早い段階からライフプランを練り、老後資金を増やすべく資産形成や管理に工夫をすることが重要になります。

今回は、資産形成において人気が高い投資信託について、特徴・運用方針(インデックス運用とアクティブ運用)などをファイナンシャルプランナーの方に解説してもらいました。

投資信託とは? その特徴を解説

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投資信託とは、複数の投資家から集めたお金をひとつの大きな資金にまとめ、運用の専門家(投資信託運用会社)が国内外の株式や債券などを選定して分散投資・運用する金融商品のことです。まずはその特徴について見ていきましょう。

少額の資金で始められる

株式や債券に直接投資する場合、購入したい株式や債券の銘柄にもよりますが、数千円から数百万円の資金が必要になります。一方、投資信託は少額の資金で複数銘柄に投資することができます。

投資のプロが運用する

個人の投資家が投資に必要な知識を身につけて、情報を収集することは簡単ではありません。そこで広く投資家から集めたお金を、どのように投資運用するかについて運用の専門家(運用会社)が選定を行います。経済の動きや企業業績などあらゆる情報を収集し、分析した上で魅力的な銘柄に投資をします。

分散投資が可能である

資産運用で大切なことは分散投資です。
例えば一つの銘柄に投資していた場合、その銘柄が値下がりするとそのまま影響を受けることになります。複数の資産を組み合わせることで、好調・不調による損益を相互に埋め合わせ、全体的な収益のブレ(リスク)を調整できます。投資信託は「資産・地域・通貨・銘柄」等を分散して投資します。さらに、投資のタイミングをずらして「時間」を分散すれば収益のブレ(リスク)をできる限り小さくすることができます。

投資信託の主なリスク例

投資信託は元本保証ではありません。投資信託の投資している資産によってリスクも様々です。自身の投資目的に応じてリスク許容度を考えましょう。

① 価格変動リスク

国内外の政治・経済情勢や企業業績等の影響を受けて、投資をしている株式や債券の価格が変動します。

② 為替変動リスク

投資信託をしている株式や債券が外貨建てである場合、円ベースでの基準価額は円高に振れるとマイナス、円安に振れるとプラスの影響を受けます。

③ 信用リスク

債券等を発行する国や企業が、財政難や経営不振を理由にデフォルトするリスクがあります。デフォルトとは、債券等を発行する国や企業が約束通りに利息や償還金を支払うことができなくなる事態を指します。

④ 金利変動リスク

市場金利が上がると債券価格は下落し、市場金利が下がると債券の価格は上がります。満期までの期間が長い債券ほど、金利変動の影響を大きく受けます。

投資信託についてはこちらでも詳しく説明しています。
投資信託とは?なぜ資産運用をする必要があるのかをご紹介!

投資信託の運用いろは~インデックス運用とアクティブ運用とは?~

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投資信託は種類によって運用方法が異なり、投資する資産や銘柄が異なるため運用実績にも違いがあります。今回は投資信託の運用方法についてみていきましょう。

投資信託の運用方法は、主にインデックス運用(パッシブ運用)とアクティブ運用に大別されます。
まず、インデックス運用についてです。インデックス(index)とは、複数の株価や債券価格などを指数化して市場全体の動向を示す指標のこと。日本の代表的なインデックスは、「日経平均株価(日経225)」や「東証株価指数(TOPIX)」です。
インデックス運用は指数に連動する運用を目標とした運用スタイルです。「日経平均株価」など普段見慣れている指数と同じ値動きをすることから、値動きが分かりやすいといわれています。

インデックス運用とアクティブ運用の時間の経過と価格の動き

一方で、アクティブ運用は「日経平均株価」などの指数を上回る成果をめざすことを目的とした運用スタイルです。運用のプロであるファンドマネジャーが投資対象となる国や企業の業績や財務状況を確認・分析し、これまでの経験やノウハウを活用して銘柄の入れ替えや売買の適切なタイミング等について緻密に判断を下します。よって、指数よりも上回る運用をめざせる可能性がある一方、様々な分析などをしていることから、運用にかかる維持コストである信託報酬がインデックスファンドと比べて高い傾向にあります。

それぞれ特徴はありますが、投資初心者の方は日経平均株価など普段見慣れたものと値動きが連動しているインデックス運用の方が分かりやすいといえそうです。

インデックス運用とアクティブ運用のメリット・デメリット

さらに「つみたてNISA」制度を活用すると、購入時手数料0円のインデックスファンドの運用益が非課税になりますので、ご活用をおすすめします。

つみたてNISAについて詳しくはこちら

「株」や「債券」というと、賭け事のイメージを抱きがちです。しかし、短期的に一獲千金を狙う投機や賭け事とは異なり、投資は長期的に資産を形成するための方法です。将来のために計画的にお金を増やすためにも、資産運用はいつから始めても、遅すぎることも早すぎることもありません。投資初心者におすすめの非課税制度もありますので、今回の記事を読んで興味を持った方はぜひ始めてみましょう。

投資初心者の方はこちらの記事を確認!
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長沼満美愛

長沼満美愛

ファイナンシャルプランナーCFP(R)・1級FP技能士

神戸女学院大学英文学科卒業後、損害保険会社に就職。積立・年金・介護など長期保険に特化した業務を担当。そのあと、FP協会相談室の相談員として従事。現在、大学・資格の学校TAC・オンスク.JPにて資格講座の講師として活動するかたわら、セミナー講師や執筆も手がける。『あてるFP技能士1級』(TAC出版)を執筆。毎日新聞「終活Q&A」コラム寄稿。毎日新聞生活の窓口相談員。塾講師・家庭教師の豊富な経験を活かして、「誰でも分かるセミナー講師」・「親身なFP個別相談」をめざす。

  • *記事内の情報は、本記事執筆時点の情報に基づく内容となります。

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  • 投資信託は預金・金融債・保険契約ではありません。また、預金保険の対象ではありません。
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