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掲載日:2020年12月25日

NISA

【つみたてNISA】毎月3,000円分食費を節約すると20年後どれだけ貯まる?

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お金を投資して増やす資産運用は、大きな金額から始めないと大した利益は得られないと考えていませんか?もちろん、初心者にとっていきなり大きな金額を投資するのは怖いことですし、ハードルが高いでしょう。

では、毎月の食費を3,000円節約して、その浮いた分を少しずつ投資するのはどうでしょう?急にハードルが低くなった気がしませんか?資産運用の第一歩として、少額のお金から始めるのは非常に有効な手段です。

今回は、つみたてNISAのメリットの解説や、毎月3,000円をつみたてNISAに20年間積み立てた場合のシミュレーション結果をご紹介します。

あなたは食費にどれだけ使ってますか?

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まず、毎月積み立てる3,000円を確保するため、自分がどれだけ月の食費に使っているかを確認しましょう。総務省の家計調査によれば、サラリーマンの食費は月平均で68,255円だそうです(※2019年度家計調査報告(家計収支編)…総務省統計局より抜粋)。

あなたの月の食費がこの平均より上回っていれば、節約できるポイントがおそらくあるでしょう。食費は支出の中でも節約がしやすく、3,000円程度であれば、1日の出費を100円減らすだけでOKです(30日までの月の場合)。

例えば、行きつけの定食屋で値段の安いメニューを選ぶようにしたり、外出の際に水筒やお弁当を持参して購買や外食の利用を少なくすれば、簡単に3,000円程度の節約は達成できます。今すべき少しの我慢で資産形成に節約した分のお金を回せば、後々それが大きな額となり、将来きっと役に立つでしょう。

毎月3,000円つみたてNISAへ回すと20年後いくらに?

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それでは、つみたてNISAで長期間コツコツと投資した場合、どれくらい得ができるのかをシミュレーションしてみましょう。

今回は、3,000円を毎月つみたてNISAに回すことを前提として、平均年利回りが1%の運用と3%の運用の場合でどれくらい差が出るかを見比べます。平均利回り(平均収益率)は「投資した元本が、平均して年何%ずつ増えたか」を示す指標です。

また、積み立て投資と預金の積み立てのどちらがより良い結果が出せるかも気になるところ。そこで、普通預金に毎月3,000円貯蓄するだけのケースも、参考情報として合わせてご紹介します。

平均年利回りが1%の場合

平均年利回り1%の複利にて20年間つみたてNISAで運用した場合、最終的な運用額は約79.6万円となります。元本の合計が72万円なので、約7.6万円の運用益が得られました。

普通預金の場合、年0.001%の利回りと想定すると、20年積み立てたとしても利息はたったの72円しか得られません。この時点で、つみたてNISAと普通預金では大きな運用結果の差が出ることが分かります。

平均年利回りが3%の場合

続いて平均年利回り年3%の複利にてつみたてNISAで20年間運用した場合、最終的な運用額は約98.5万円となります。運用益は約26.5万円です。年利回り1%の場合と比べると、運用益は約19万円多くなりました。

投資信託の種類(国内株式や海外株式などの投資対象資産種類の違い)によっては平均年利回りが異なります。長期で運用するほど利回りの違いによる運用成果の差が開くため、利回りはとても重要なのです。

つみたてNISAは1,000円から投資できる

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つみたてNISAには、普通預金よりも利回りが高い以外のメリットがあります。みずほ銀行では、つみたてNISAは毎月1,000円から投資でき、1ヵ月あたりの上限額33,000円まで1,000円単位で積立額を決められます。このように、初心者でも利用しやすいハードルの低さも魅力の一つです。その他のメリットについてご紹介します。

非課税だからお得

通常の資産運用では、運用によって得られた売却益(譲渡所得)や配当金(分配金)に税金がかかります。

この税金は、サラリーマンの方が毎月の給与所得から支払っている税金とはまた別の扱い(分離課税)です。

その税率は、所得税・住民税の合計で、20.315%にも及びます。せっかく運用でプラスが出たとしても、そこから約2割も税金で取られてしまうのです。

しかし、つみたてNISAで資産運用すると、年間40万円の非課税枠内であれば運用による利益に税金は一切かかりません。この「非課税」という特典は、つみたてNISA最大のメリットといえるでしょう。

投資初心者向けの制度だから安心

つみたてNISAは長期の積立・分散投資を通じた資産形成を後押しするために創設された税制優遇制度です。

なぜなら、最近は超低金利の時代なので、貯蓄だけでお金を増やすのが難しいのです。しかし、投資は多額の資金が必要なイメージがあったり、元本割れのリスクへの不安が強いといった課題がありました。

そこで、投資初心者を始め幅広い年代の人が利用しやすいように、少額からでも始められる制度としてつみたてNISAが生まれました。つまり、初心者のために用意されている制度なので、安心して利用できるのです。

購入や解約にかかる手数料が無料

つみたてNISAで取り扱われる金融商品は、長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託のみとなっています。投資信託には、購入時の「販売手数料」や、商品を換金するときに必要な「信託財産留保額」という費用がどうしても発生します。

しかし、つみたてNISAの対象商品については商品を購入するタイミングや解約するタイミングでの手数料もかかりません。

つみたてNISAの制度そのものがこうした手数料を無料とするように設定されているので、どの金融機関で申し込んだとしても大丈夫です。

浮いた食費は貯蓄ではなくつみたてNISAへ!

つみたてNISAは、投資初心者のために考案された制度です。1,000円からの少額投資が可能で、運用益に税金がかからないなどのメリットがあるため、資産運用の形式としてはかなりやさしい設計になっています。

積み立ては毎月の口座引き落としという形で行われるので、続けることも苦ではないでしょう。

まずは月の食費から節約して、浮いた分をつみたてNISAに回してみませんか?

<参考>

畠中雅子さんの写真

畠中雅子さん

ファイナンシャルプランナー。新聞・雑誌・ウエブなどに多数の連載をもつほか、セミナー講師、講演、相談業務などをおこなう。ひきこもりのお子さんがいるご家庭に向けた生活設計アドバイスを行う「働けない子どものお金を考える会」、高齢者施設への住み替え資金アドバイスをおこなう「高齢期のお金を考える会」などを主宰。著書・監修書は、「ラクに楽しくお金を貯めている私の『貯金簿』」(ぱる出版)ほか、60冊を超える。

(記事提供元:サムライト株式会社、画像提供元:ピクスタ株式会社)

  • *記事内の情報は、本記事執筆時点の情報に基づく内容となります。

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