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掲載日:2023年9月1日

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ライフプラン表はお金を有意義に使うための心強い味方!作り方や活用方法を紹介します

ライフプラン表はお金を有意義に使うための心強い味方!作り方や活用方法を紹介します

ライフプランとは、人生の計画を立てることです。「お金を有意義に使いたい」「将来の不安を軽減したい」といったときは、ライフプラン表の作成がおすすめです。ライフプラン表があることで、お金が必要になるタイミングや、やりたいことの優先順位が整理できます。

本稿では、ライフプラン表とは何か、ライフプラン表を作るメリット、ライフプラン表の作り方、ライフプラン表を作るポイント、ライフプラン表の活用方法を解説します。

ライフプラン表とは

ライフプラン表を作成することで、長期的なお金の動きをシミュレーションできます。まずは、ライフプランとライフプラン表の定義を見ていきましょう。

そもそもライフプランとは

ライフプランとは、人生設計のことです。結婚や出産、子どもの進学、転職や退職などの人生に関わる大きなイベントをライフイベントと呼び、それぞれには出費が伴います。ライフプランやライフイベントが定まっていないと、漠然とした資金計画しか立てられません。

結婚や出産など、予定通りに進まないこともありますが、できるだけ具体的なライフプランを考えることで、将来的に必要となる資金の見通しが立てられます。

ライフプラン表は「人生の設計書」

ライフプラン表とは、ライフイベントや家計の収支などを表に落とし込んだものです。表にすることで生活設計やお金の動きが詳細に見えてきます。ライフプラン表の作成は、経済面を含め、人生における優先順位の整理にも役立ちます。ライフプラン表に正解はありません。「自分がどんな人生を歩みたいのか」を考えることで、自分に合ったライフプラン表を作ることができます。

記事イメージ

【年間1,000件以上の家計相談からみえた!】20代・30代・40代のライフプランと人生が変わる資産形成術

ライフプランニングは日本語にすると「人生設計」で、長い人生の中で、いつ、どのようなライフイベントがあり、お金がいくら発生するのかを考えていくことになります。

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ライフプラン表を作るメリット

ここでは、ライフプラン表を作るメリットを5つ紹介します。

お金が必要になるタイミングを把握できる

ライフプラン表を作ることで、人生においてお金が必要となるタイミングを長期的・網羅的に把握できます。例えば、子どもの進学と自宅のリフォームのタイミングが重なると、出費がかさみ負担が大きくなってしまうなど、支出のタイミングをずらすことができます。

ライフプラン表によって人生の計画を俯瞰し、大きな出費のタイミングが分かれば、計画的にお金を用意することも可能です。10年後に300万円が必要だと把握できれば、毎年30万円ずつ積み立てていくこともできるでしょう。金銭的な余裕が生まれるタイミングが分かれば、マイホームの購入や転職といった大きな決断もしやすくなります。

家計の問題点を発見できる

ライフプラン表を作ることで、毎年の貯蓄額と収支のバランスが具体的な数字として見えてきます。毎年のおおよその貯蓄額が推定できると、家計の問題点が発見しやすくなります。「収入に対して貯蓄が少ない」「子どもの成長につれて貯蓄額が減っている」などの問題点が洗い出せると、収支の見直しや対策が立てやすくなります。

家計状況を家族に共有できる

ライフプラン表は、家計のキャッシュフローの客観的な把握に役立ちます。「お金の流れ」を意味するキャッシュフローの可視化によって、家計における収入と支出への理解が深まります。家計の状況を家族で共有することで、協力しながら節約や貯蓄に取り組みやすくなるでしょう。

お金の不安を軽減できる

お金に関する不安は多くの人が抱えています。漠然とした不安で悩んでいるのであれば、ライフプラン表を作ることで軽減できるかもしれません。

ライフプラン表は、ライフイベントごとにかかる支出額が明確になるので、中長期的な視点で必要なお金を把握できます。「資金が足りているか」「足りていない場合は何年後までにいくら必要か」など、具体的な課題として落とし込むことで、計画的な資金の準備がしやすくなります。

理想の人生を具体的にイメージできる

ライフプラン表によって人生の目標が整理されます。キャッシュフローから使える金額が分かり、やりたいことの優先順位を具体的に決められるので、目標に向かって取り組むことができます。

将来的に資金の余裕が生まれることが分かれば、夢実現のための経済的なリスクも取りやすくなるでしょう。ライフプランを具体的に書き出すことにより、理想や目標について前向きな思考が生まれやすくなります。

ライフプラン表を作る手順

ライフプラン表は、キャッシュフローを把握して計画的に備えるために役立ちますが、お金だけにとらわれず、広い視野で作成することが大切です。ここからは、ライフプラン表を作る手順を3つのステップで解説します。

人生の目標や理想の暮らし方を考える

はじめに、人生の目標や理想の暮らし方などを考えます。「自分が何に幸せを感じるのか」「どんな環境で生活をしたいのか」などを考えることで、具体的なライフプランが見えてきます(ライフデザイン)。人生の目標や理想の暮らし方の例は以下の通りです。

  • マイホームの購入
  • アーリーリタイア(早期退職)
  • 転職や起業
  • 結婚の有無
  • 子どもの有無
  • 出産後の働き方

ライフプラン表は人生の設計図ですが、はじめの段階では「できる」「できない」という視点を重視する必要はありません。実現可能性ではなく、自分はどんな人生を歩みたいのか考えていきましょう。

自分や家族の年齢推移の表を作成

次に、自分や家族の年齢推移を表にします。人生の目標や理想の暮らし方を反映したライフデザインをもとに、年齢に伴って予想されるライフイベントを表に落とし込んでいきます。一覧表にすることで大きな資金が必要になる年が俯瞰でき、長期的な計画が立てやすくなります。

主なライフイベント

ライフイベントには、結婚や出産、子どもの進学、転勤や引っ越し、マイホームやマイカーの購入、退職やセカンドライフの開始などがあります。その中でも、特に大きな支出が子どもの教育資金、住宅資金、老後資金です。これらは、人生の三大資金といわれており、大きな割合を占めます。

キャッシュフロー表を作成

キャッシュフロー表とは、長期的なお金の動きを可視化したものです。支出、収入、貯蓄残高の3つの項目を反映させて、長期的な推移を把握します。キャッシュフロー表とライフイベント表を併せて見ることで、自分の考えたライフプランが実現可能なのか、不可能な場合はどのくらい資金が足りないのか確認できます。

キャッシュフロー表の支出

キャッシュフロー表の支出として主なものは次の通りです。

  • ライフイベントに必要な出費
  • 生活費
  • 固定費
  • 臨時の出費

生活費には食費・水道光熱費・通信費・日用品費、固定費には家賃・保険料などが含まれます。臨時の出費は冠婚葬祭のほか、医療費や家電の買替費用などがあります。

キャッシュフロー表の収入

キャッシュフロー表の収入として主なものは次の通りです。

  • 毎月の給料
  • ボーナス
  • 退職金
  • 年金

額面ではなく実際に使える金額(手取り金額)を書き込みます。

キャッシュフロー表の貯蓄残高

キャッシュフロー表の収入と支出から貯蓄残高が計算できます。

2022年の収入が800万円、支出が600万円であれば、年間の貯蓄金額は200万円です。翌年以降も、収入から支出を引いた貯蓄可能額を算出します。2023年の収入が900万円、支出が600万円、貯蓄可能額が300万円であれば、2022年以降の累計貯蓄金額は500万円になります。

ライフプラン表を作るときのポイント

作成のポイントを知っておくと、将来の生活設計に役立つライフプラン表に仕上がります。ライフプラン表を作るための3つのポイントを見ていきましょう。

記載する予算はおおまかに

将来的に必要となる金額を正確に把握することは難しいため、予算については細かい数字にこだわらず、おおまかに金額を予想します。ライフプラン表は後から修正可能なので、まずはざっくりと金額を書き出すことがポイントです。おおまかな予算から逆算して、いつ頃までにどの程度の金額を貯めておくべきか計画を立てましょう。

定期的に軌道修正する

ライフプラン表は、完成後も定期的に見返して修正することが重要です。修正するタイミングはライフイベントの後や、ライフデザインやライフスタイルに変化があった場合など、臨機応変に行います。ライフプラン表の確認を習慣づけて、定期的に軌道修正することで、現実と目標とのズレを軽減できます。

日々の家計簿をつける

ライフプラン表の作成では、生活費などの支出を把握していることが必要です。正確な数値を知るためには、日頃から家計簿をつけておくことが欠かせません。家計簿に残しておくことで、ライフプラン表に現実的な数字を反映できます。また、家計簿で日々の支出を管理することは節約意識の向上にもつながります。

ライフプラン表の作り方でサポートが必要なら

ライフプラン表の作り方に悩んだときは、FPに相談したり、ツールを活用したりすることで、スムーズに作成できます。

FPに相談する

ライフプラン表の作成にあたっては、FP(ファイナンシャルプランナー)のアドバイスを受けるのもおすすめです。お金の専門家に相談することで、ライフプラン表の精度は向上します。資産運用や保険見直しなど専門的なアドバイスを踏まえて、目標や夢の実現のためにすべきことを整理します。専門家への相談は銀行の店舗でも行えます。

シミュレーションツールを活用する

シミュレーションツールを活用することで、自分に合ったライフプラン表を作成しやすくなります。みずほ銀行では、一人ひとりに適したマネープランを組み立てられるように、『ライフデザイン・ナビゲーション』という無料のツールを用意しています。

「ライフデザイン」「マネープラン」「状況の変化を把握」の機能を利用することで、数十年先までの資産状況を具体的にシミュレーションすることが可能です。

ライフプラン表のテンプレートを活用する

ライフプラン表のテンプレートはいくつか提供されています。例えば、Microsoftの公式サイトでは「ライフ マネー プラン シート」というExcelのテンプレートをダウンロード可能です。

日本FP協会の公式サイトでは、「家計の収支確認表」や「家計のバランスシート」「ライフイベント表」「家計のキャッシュフロー表」など、家計をチェックするためのツールが用意されています。テンプレートを利用することで、手間やコストをかけずにライフプラン表の作成ができます。

ライフプラン表の活用方法

ライフプラン表は、作成した後、どのように活用するかが大切です。最後に、ライフプラン表の活用方法を4つ紹介します。

必要資金のために働き方を変える

ライフプラン表によって、目標実現のための必要資金が具体的に分かります。資金が不足している場合は、働き方を変えることで不足分を補うことも1つの方法です。転職でキャリアアップをめざしたり、副業を始めたりすることで収入を増やせます。テレワーク・フレックス勤務・時短勤務など、多様化する働き方の中から自分に合った方法を見つけましょう。

支出を抑えるために節約に努める

資金が不足している場合は、「支出を抑える」といった選択肢もあります。働きすぎて心身に不調をきたしては、目標の実現は困難となるため、節約に努めるのも有効な手段です。節約ですべての支出を抑えるのではなく、優先順位を決めてメリハリあるお金の使い方を心掛けましょう。ライフプラン表があることで、節約のゴールが明確に見えるため、モチベーションも維持しやすくなります。

資産運用のきっかけにする

収入や支出を変えず、資産運用によって貯蓄を増やすアプローチもあります。資産運用として、株式投資・投資信託・不動産投資などがあります。資産運用の初心者なら少額から始められる「iDeCo」や「つみたてNISA」もおすすめです。

iDeCo

iDeCo(イデコ)は、確定拠出年金法によって実施される私的年金の制度です。自分で決めた金額を積み立てていくことで、老後に備えることができます。税制の優遇を受けながら資産を形成できますが、原則として60歳まで引き出すことができません。

つみたてNISA

つみたてNISA(ニーサ)は、投資から得た利益が非課税となる制度で年間40万円まで投資信託を購入できます。少額から投資ができるため、初心者でも利用しやすく、長期・積立・分散投資によって資産を形成できます。iDeCoと同様に節税できますが、元本割れのリスクもあります。

保険加入を検討する

ライフプラン表の収入や支出、貯蓄残高などは、あくまで予想に基づきます。人生では予期せぬ事態が起こることも多いため、ライフプラン表通りに進まないことも珍しくありません。収入の減少や支出の増加など、不測の事態に備えるなら、生命保険・医療保険・損害保険の加入を検討することも1つの方法です。

まとめ

ライフプラン表を作成することで、お金が必要なタイミングが把握でき、将来の不安を軽減できます。人生の目標や理想の暮らしを考えながら、具体的なライフプランを立てていきますが、すべてが思い通りに進むわけではありません。

ライフスタイルに変化があった場合は、軌道修正を行うことで、現実と目標のズレを補整できます。
資金が不足しそうなときは、メリハリのある節約や資産運用を行い、計画的に貯蓄を増やしていきましょう。

(記事提供元:株式会社WACUL)

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