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カードローンの最低返済額はいくら?決まり方や利息を抑える方法も解説

掲載日:2025年9月10日

カードローンの最低返済額はいくら?決まり方や利息を抑える方法も解説

カードローンの最低返済額とは、「毎月返済しなければならない最小の返済額」です。最低返済額の仕組みを正しく理解していれば、無理のない返済計画を立てやすくなり、返済が長期化するリスクを回避しやすくなります。

本記事では、カードローンの最低返済額の仕組みや決まり方を解説します。また、最低返済額だけを返済し続けた場合の総返済額への影響や、負担額を抑えて返済するポイントも併せて紹介します。

カードローンの最低返済額(約定返済額)はいくら?

カードローンの最低返済額とは、契約で決められた「毎月返済しなければならない最小の返済額」を指し、「ミニマムペイメント」と呼ばれることもあります。

カードローンでお金を借りた後は、毎月1回(または決められた周期ごとに1回)、契約で決められた金額を返済する必要があります(約定返済)。一般的には、契約で決められた金額(約定返済額)=最低返済額となります。

最低返済額はカードローンによって異なりますが、月々1,000円~2,000円程度から設定されていることが多い傾向です。

関連記事「カードローンの約定返済とは?任意返済との違いや計画的な返済のコツを解説

カードローンの主な返済方式は2つ

同じ金額を借り入れても、金融機関ごとに最低返済額が異なる場合があります。金融機関によって、採用している返済方式や最低返済額の下限等に違いがあるためです。

主な返済方式として、以下の2つが挙げられます。

  • 残高スライド方式
  • 元利定額返済方式

それぞれの概要を以下で解説します。

「残高スライド方式」の最低返済額は借入残高に応じて決まる

残高スライド方式は、多くのカードローンで採用されている返済方式で、借入残高に応じて毎月の最低返済額が変動する仕組みです。借入残高が10万円超から20万円以下なら4,000円、20万円超から30万円以下なら6,000円というように、借入残高に応じて最低返済額が決まります。

そのため、残高スライド方式では、借入残高が増えると最低返済額も段階的に大きくなり、返済が進んで借入残高が減ると最低返済額も小さくなります。

「元利定額返済方式」の最低返済額は利用限度額に応じて決まる

元利定額返済方式とは、借入残高に関わらず、毎月一定額を返済する方式です。「元利定額」とは、元金と利息を合わせた金額が一定であることを指します。

借入残高が増えても最低返済額が変わらないため、毎月の負担額を抑えやすく、家計管理がしやすい傾向があります。ただし、借入残高が増えると返済が長期化しやすい点には注意が必要です。

カードローンで最低返済額だけを返済し続けるとどうなる?

カードローンを借入後、毎月「最低返済額」をきちんと返済していれば、契約上問題はありません。

ただし、借入残高や借入金利によっては、最低返済額だけでは元金が減りにくくなり、完済までに時間がかかるうえ、支払う利息も増える可能性があります。

この章では、最低返済額だけを返済し続けた場合に考えられる主な影響を解説します。

返済が長期化する可能性がある

最低返済額だけを返済し続けた場合、より多くの金額を返済した場合と比べて、返済が長期化する可能性が高くなります。これは、一般的に、毎月の返済額の多くが利息の支払いに充てられ、元金が減りにくくなるためです。

特に返済方法が「残高スライド方式」の場合、借入当初は借入残高が大きいため、多くの利息が発生します。最低返済額だけの返済では、元金に充てられる割合が少なく、返済の長期化につながります。

返済が長期化すると、毎月の固定費としての負担が長く続くため、想定外の出費に対応しにくくなるほか、貯蓄に回せる金額が減る可能性があります。

利息の負担額が大きくなる可能性がある

カードローンの利息は、1日ごとに発生する仕組みです。そのため、返済が長期化すると、支払う利息の総額は増えます。利息の計算式は以下の通りです。

利息=借入残高×金利(年率)÷365日×借入日数
(うるう年は366日で割って計算します。)

無理のない範囲で、約定返済とは別に任意返済で多く返済することが重要です。

関連記事「利息とは?利子・金利との違いと計算方法を分かりやすく解説

カードローンで最低返済額の返済ができないとどうなる?

カードローンで最低返済額の返済ができないとどうなる?

カードローンで最低返済額の返済が遅れると、以下のような影響が生じる可能性があります。

  • 遅延損害金が発生する
  • 金融機関から連絡が入る
  • 新たな借入ができなくなる
  • 信用情報に遅延の情報が登録される
  • 一括返済を求められる

返済が遅れた場合、遅延した日数に応じて遅延損害金を支払わなければなりません。一般的に、通常の適用金利よりも高い遅延損害金利率が適用されるため、本来支払うべき利息よりも負担額が大きくなります。

また、遅延が一定期間続くと、信用情報に登録される可能性があります。信用情報とは、ローンやクレジットカードの取引事実を登録したもので、各種審査の際に照会されます。遅延の情報が登録されていると、ローンやクレジットカードの審査に影響する可能性があります。

遅延が長引くと、一括返済を求められる可能性もあるため、返済が難しいと分かった時点で金融機関に相談することが大切です。

関連記事「カードローンを返済しないとどうなる?延滞のリスクや防止対策を解説

カードローンで負担額を抑えて返済する方法

毎月決められた最低返済額だけを返済していれば、月々の支出は抑えられますが、結果的に総返済額が大きくなる場合があります。以下のポイントを意識し、負担額を抑えながら計画的に返済を行いましょう。

  • 返済シミュレーションを利用する
  • ATM手数料や振込手数料がかからない方法で返済する
  • 余裕のある月は任意返済(臨時返済)を行う

返済シミュレーションを利用する

借入の際は、事前に返済シミュレーションを利用し、無理のない返済計画を立てましょう。

返済シミュレーションでは、金利や借入額等を入力すると、毎月の返済額や利息の負担額、返済期間等が自動で試算されます。

返済シミュレーションを利用し、最低返済額だけを返済した場合と多めに返済した場合で、利息や返済期間がどう変わるかを比較すれば、無理のない範囲で返済額を増やす計画を立てやすくなり、返済期間の短縮につながります。

また、いつ完済できるかを把握することで、家計全体の見通しも立てやすくなります。

ただし、返済シミュレーションで算出される結果は、あくまでも参考値として捉えましょう。

ATM手数料や振込手数料がかからない方法で返済する

カードローンの借入・返済方法はいくつかあり、中にはATM手数料や振込手数料がかかるケースもあります。1回あたりの手数料が少額でも、借入・返済のたびに手数料が発生すると、実質的な負担額を増やす原因となります。

少しでも負担額を抑えるためには、手数料無料の借入・返済方法を活用することが重要です。

関連記事「カードローンの返済方法は主に3つ!方式を理解して賢く利用しよう

余裕のある月は任意返済(臨時返済)を行う

カードローンでは、毎月の約定返済とは別に、都合の良いタイミングで任意返済を行えます。

任意返済によって借入残高が減ると、支払う利息も少なくなります。また、元金の減りも早くなるため、返済期間を短縮できる可能性があり、総返済額の軽減にもつながります。

ただし、任意返済を行った月も、毎月の約定返済は別途必要です。最低返済額の返済が難しくならないように手もとの資金を残し、無理のない範囲で任意返済を行いましょう。

関連記事「カードローンの繰上返済とは?メリットや具体的な返済方法を解説

みずほ銀行カードローンの最低返済額は2,000円

みずほ銀行カードローンの最低返済額は毎月2,000円からで、無理のないご返済が可能です。毎月の最低返済額は、ご利用限度額と前月10日(銀行休業日の場合は翌営業日)の借入残高によって決まります。

また、毎月の約定返済に加えて、いつでも「みずほダイレクト(アプリ・ブラウザ版)」や「ATM」から任意返済が可能です。みずほダイレクトを利用すれば、パソコンやスマートフォンから24時間返済でき、手数料もかかりません。

さらに、みずほダイレクトでは、いつでも借入残高やご返済明細等を確認できるため、計画的なカードローンの利用に役立ちます。負担額を抑えて計画的に返済したい方は、ぜひみずほ銀行カードローンをご検討ください。

みずほ銀行カードローンはこちら

まとめ

カードローンの最低返済額は、契約で決められた「毎月返済が必要な最小の返済額」です。

最低返済額が少ないと、毎月の負担額を抑えられる一方で、返済期間が長期化する可能性があります。約定返済に加えて、無理のない範囲で任意返済を行い、返済期間の短縮や総返済額の軽減につなげましょう。

  • *ご利用いただける方:ご契約時の年齢が満20歳以上満66歳未満の方で、安定した収入があり、みずほ銀行指定の保証会社である株式会社オリエントコーポレーション(以下オリコ)またはアイフル株式会社(以下アイフル)の保証を受けることができる方
  • *カードローンのお申込に際してはみずほ銀行およびみずほ銀行指定の保証会社であるオリコまたはアイフルの審査があります。審査の結果によっては、カードローンご利用のご希望に沿えない場合があります。
  • *カード種類は「キャッシュカード兼用型」となります。「キャッシュカード兼用型」には自動貸越機能が付与されます。
  • *みずほ銀行、オリコまたはアイフルより申込内容の確認のため、ご本人さまやお勤め先にお電話を差しあげる場合があります。申込時間により、ご連絡が翌日以降(土・日曜日、祝日の場合は翌営業日以降)になる場合があります。なお、ご連絡がとれなかった場合はお申込を取り下げさせていただく場合もあります。
  • *お申込の時間帯により、申込後のお手続きのご連絡が翌日以降(土・日曜日、祝日の場合は翌営業日以降)になる場合があります。
  • *審査結果の最短当日回答は、みずほ銀行の普通預金口座をお持ちの方に限ります。
  • *お申込の際に、パソコンまたは携帯電話のメールアドレスが必要です。必要書類のご登録や審査結果、ご契約内容のご連絡はメールのみとなります。メールアドレスの誤登録にはご留意ください。
  • *みずほ銀行のドメイン(@clpf.mizuhobank.co.jp)からのメールを受信できるよう設定してください。
  • *メールサービス提供会社が、迷惑メールに関する対応の厳格化を進めているため、お申込時にご登録いただいたメールアドレスにご連絡メールが届かない可能性がございます。ご留意ください。
  • *お客さまとのお取引の内容、状況等に応じて、過去にご確認させていただいた、お客さまの氏名・住所・生年月日や、お取引の目的等を、再度ご確認させていただく場合がございます。また、その際に各種書面等のご提示をお願いする場合がございます。
    確認にご協力いただけない場合は、カードローンを含めるすべてのお取引が制限される可能性がございますのでご留意ください。

推奨環境

お申込や申込後のお手続きの際は、各ブラウザの最新バージョンを推奨します。

デバイス 対応ブラウザ

iOS(モバイル)

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Android(モバイル)

Google Chrome

Windows

Google Chrome
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macOS

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  • *上表は動作保証をするものではありません。推奨環境でも使用する機種やブラウザによってはご利用いただけない場合や正しく表示されない場合があります。

普通預金口座の開設におけるご注意事項

  • *2021年1月18日 月曜日より、普通預金口座は通帳を発行しない「みずほe-口座」での開設となります。(詳しくはこちら
  • *口座開設後、「キャッシュカード」は「簡易書留」「転送不要」にてお送りします。

お受取に際し、以下の事項にご留意ください

  • *マンションやアパート等の集合住宅にお住まいのお客さまへ

本人確認書類に部屋番号まで記載があることをご確認ください。本人確認書類に部屋番号まで記載がない場合は、記載のある本人確認書類をご用意のうえ、お申し込みください。

  • *「転居・転送サービス」をご利用中のお客さまへ

「転送不要」の郵便物は、「転居・転送サービス」をご利用中の場合でも配達されません。転居されている場合は、現在お住まいの住所の記載がある本人確認書類をご用意のうえ、お申し込みください。

  • *表札が出ていない場合、配達されないことがあります。
  • *本人確認書類のお名前にある旧字体・異体字でお申し込みされた場合は、新字体のお名前での口座開設となりますので、あらかじめご了承ください。
  • *本人確認書類はみずほ銀行が申込内容を確認した時点で有効なものに限ります。有効期限等にご注意ください。
  • *年末年始・ゴールデンウィーク等、銀行休業日の関係で通常よりお手続きに日数を要する場合がありますのであらかじめご了承ください。
  • *そのほかにもご利用にあたってのご注意事項があります。お申込の前に必ずご確認ください。

全国銀行協会の全国銀行個人信用情報センターにおいて、2019年3月29日 金曜日より「貸付自粛制度」がスタートしました。
詳しくは貸付自粛制度のご案内よりご確認ください。
ギャンブル等依存症に関する注意事項や、対処に困った場合の相談窓口はこちらから

監修者情報

監修者情報

内山貴博(うちやま・たかひろ)

  • ファイナンシャルプランナー

大学卒業後、証券会社で5年半勤務。その後FPとして独立。日本人のお金に対する知識向上に寄与すべく、相談業務やセミナー、執筆等を行っている。
日本証券業協会主催イベントや金融庁主催シンポジウムで講師等を担当。2018年にはFPの役割について探求した論文を執筆。

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