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カードローンの繰上返済とは?メリットや具体的な返済方法を解説

掲載日:2025年2月28日

カードローンの繰上返済とは?メリットや具体的な返済方法を解説

カードローンの返済には、毎月決められた日に決められた金額を返済する約定返済と、任意のタイミングで返済を実施する任意返済があります。任意返済は義務ではありませんが、実施すると利息を減らせたり、返済期間が短くなったりするケースもあります。

繰上返済は任意返済の一つです。実施方法やメリット、また、具体的なやり方をご紹介します。

繰上返済とは?

繰上返済とは、毎月の約定返済以外のタイミングで任意の金額を返済することです。約定返済だけで返済するよりも早く借入残高が減るため、利息を減らせることがあります。

繰上返済は、任意の金額を任意のタイミングで返済することから、「任意返済」と呼ばれる場合があります。カードローン会社によって呼び方が変わるため、ご利用中のカードローンで確認しておきましょう。

繰上返済と約定返済の違い

繰上返済と約定返済では、実施する時期と返済金額が異なります。

繰上返済はカードローン利用者が自由にタイミングを決めて実施しますが、約定返済はあらかじめ決まったタイミングで実施する返済です。例えば、カードローン会社によって「毎月20日」のように約定返済日が定められている場合や、カードローン利用者が契約時に約定返済日を決めている場合があります。

また、繰上返済は任意の金額を返済しますが、約定返済は既定の金額を返済します。約定返済額はカードローン会社によって異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。借入残高に応じた最低返済額が約定返済額になることや、契約時にカードローン利用者が決めた金額が約定返済額になるケースもあります。

繰上返済と全額返済の違い

繰上返済と全額返済は、返済する金額が異なります。なお、全額返済は一括返済と呼ばれることもあります。

繰上返済は、借入残高の範囲内でカードローン利用者が自由に定めた金額を返済することです。借入残高の一部だけ、あるいは借入残高の全額を返済することもあります。

一方、全額返済は、利息を含め、借入残高を全額返済することです。全額返済を実施した後は、新たに借入をしない限り、返済する必要はありません。

ただし、いつでも自由に実施できる繰上返済とは異なり、全額返済は返済日当日の利息を確認してから実施するため、その場で実施できないこともあります。

全額返済の方法は、カードローン会社によって異なります。利息や借入残高を残さず返済するためにも、カードローン会社に問い合わせてから実施してください。

繰上返済を実施するメリット

繰上返済には、次のメリットがあります。

  • 利息を軽減できる
  • 返済期間を短縮できる

それぞれのメリットをご紹介します。

利息を軽減できる

一般的にカードローンの利息は、以下の計算式で求めます。

利息=借入残高×金利(年率)÷365日×借入日数

金利やお借入日数が変わらない場合、利息は借入残高に比例します。そのため、繰上返済により借入残高が減ると、その分、利息も軽減します。余裕があるときは繰上返済を実施して、利息を減らしましょう。

ただし、繰上返済を実施しても、当初の予定よりも借入日数が長引いてしまうと、利息が減らない可能性があります。利息軽減効果のある繰上返済を実現するためにも、借入日数を長引かせないように注意が必要です。また、返済期間を短縮するように計画を立て直すと、より利息を軽減しやすくなります。

利息軽減効果を高めるなら、繰上返済のタイミングにも注目してください。借入直後の早いタイミングで実施すると、借入残高が減った状態で利息が計算されるため、利息もより軽減されやすくなります。

返済期間を短縮できる

繰上返済により借入残高が減ると、返済期間を短縮できることがあります。返済期間が短縮されると、早期に全額返済が可能です。ローンを抱えていることが精神的な負担となることもあるため、できれば早めに返済を終えるようにしましょう。

また、借入残高と金利が同じ条件なら、利息は借入日数(=返済期間)に比例します。つまり、返済期間の短縮によっても、利息の軽減が可能です。ローンの負担額を減らしたい方も、返済期間を短縮するように返済の計画を立てましょう。

ただし、借入残高によって約定返済額が決まるカードローンもあるため、注意が必要です。繰上返済により借入残高が減ったことで約定返済額が減り、かえって返済期間が長引いてしまうかもしれません。

カードローンの会員ページや専用アプリ等でこまめに約定返済額を確認し、少ないと思われるときは繰上返済を繰り返し実施して、返済期間が長引かないように調整してください。

繰上返済のやり方

繰上返済のやり方

繰上返済のやり方はカードローン会社によって異なります。繰上返済を実施する前に、確認しておきましょう。

一般的なやり方としては、次の方法が挙げられます。

  • ATMで返済する
  • インターネットバンキングで返済する

それぞれの方法をご紹介します。

ATMで返済する

ATMの利用可能な時間帯なら、いつでも好きなタイミングで繰上返済が可能です。カードローン用のカードや、キャッシュカード兼用型のカードをATMに挿入し、返済の手続きをしてください。

1円単位での返済が可能なカードローンでも、ATMが硬貨に対応していないときは1,000円単位での返済になります。硬貨を使って返済する場合は、ATMが対応しているか確認してから繰上返済をしてください。

ATMの利用手数料がかかると、削減できる利息よりも手数料の方が大きくなることがあります。手数料がかからないATMを選んで返済をするようにしましょう。一般的にカードローン会社の自社ATMは、手数料が発生しない傾向にあります。

また、繰上返済は、約定返済とは別に実施される点にも注意が必要です。例えば、約定返済が口座引き落としで実施されるカードローンで、今月の約定返済額が1万円の場合、約定返済日までに1万円以上の繰上返済を実施しても、約定返済日には予定通り1万円が口座から引き落とされます。無理なく返済するためにも、約定返済額とも照らし合わせて、繰上返済の金額を決めてください。

インターネットバンキングで返済する

インターネットバンキングを利用して、繰上返済できる場合もあります。インターネットバンキングなら、原則としてメンテナンス時間以外はいつでも返済が可能なため、好きなタイミングで実施できます。

また、1円単位で繰上返済できる点も、インターネットバンキングの特徴です。ATMとは異なり、硬貨に対応しているかどうかを確認する必要がないため、任意の金額を返済できます。

ただし、ATMと同様、手数料がかかる場合もある点に注意が必要です。インターネットバンキングに手数料がかかるか、また、どの程度かかるかはカードローン会社によって異なるため、確認しておきましょう。

繰上返済を実施するタイミング

繰上返済を実施するタイミングは、特に決まっていません。例えば、次のタイミングで検討してみてはいかがでしょうか。

  • 家計に余裕があるとき
  • ボーナスや臨時収入があったとき
  • 約定返済額が減ったとき

繰上返済の回数は決まっていません。こまめに実施して借入残高を減らしましょう。

ただし、繰上返済のたびに手数料がかかると、削減できる利息よりも手数料の方が多くなってしまう可能性があります。手数料のかからない方法やある程度まとまった金額を返済する等の返済方法を選ぶと良いでしょう。

手数料なしに繰上返済ができるみずほ銀行カードローン

繰上返済で少しでも返済金額を抑えたい場合は、手数料がかからない方法を選ぶことが大切です。

みずほ銀行カードローンでは、繰上返済を任意返済と呼称しています。みずほ銀行のインターネットバンキングであるみずほダイレクトでの返済なら、原則24時間いつでも任意返済ができ、手数料もかかりません。

繰上返済はみずほダイレクトまたはATMにて手続きが可能です。

また、みずほマイレージクラブに入会されており、月末時点にカードローンのご利用残高がある場合、翌々月の以下ATMの時間外手数料・利用手数料が無料になります。

  • みずほ銀行ATM0円
  • イーネットATM月3回まで0円

手数料の負担額を抑えたい方も、ぜひみずほ銀行カードローンをご検討ください。

まとめ

カードローンの返済方法には、毎月決められた約定返済や任意のタイミングで実施する任意返済、利息を含めて借入残高を全額返済する全額返済があります。

カードローンの繰上返済や全額返済を実施すると、利息を減らせる場合があります。返済手数料がかからない方法を選んだり、返済期間を短縮したりすると、より返済金額を抑えることが可能です。
ただし、任意返済をする場合、返済計画を立ててから、無理のない金額の返済をしてください。

  • *カードローンのお申込に際してはみずほ銀行およびみずほ銀行指定の保証会社である株式会社オリエントコーポレーション(以下オリコ)またはアイフル株式会社(以下アイフル)の審査があります。審査の結果によっては、ローンご利用のご希望に沿いかねる、またはご希望のご利用限度額をご選択されていても減額させていただく場合がありますので、ご了承ください。
  • *カード種類は「キャッシュカード兼用型」となります。
  • *「キャッシュカード兼用型」には自動貸越機能を付加させていただきます。
    自動貸越機能についてはこちら
  • *みずほ銀行、オリコまたはアイフルより申込内容の確認のため、ご入力いただいた電話番号にお電話を差しあげる場合があります。申込時間により、ご連絡が翌日以降(土・日曜日、祝日の場合は翌営業日以降)になる場合があります。 なお、ご連絡がとれなかった場合は、お申込を取り下げさせていただく場合もあります。
  • *お申込の時間等により、仮審査結果および必要書類登録用URLのご連絡が翌日以降(土・日曜日、祝日の場合は翌営業日以降)になる場合があります。
  • *審査結果の最短当日回答は、みずほ銀行の口座をお持ちの方に限ります。
  • *スマートフォンをご利用の場合、標準で設定されているブラウザをご使用のうえ、申込をお願いいたします。
  • *インターネットでお申し込みいただく場合は、パソコンもしくは携帯電話のメールアドレスが必要です。メールアドレスをお持ちでない場合は以下の【みずほ銀行カードローン専用ダイヤル】にて電話でのお申込も可能です。
  • *メールアドレスの誤入力等により、仮審査結果のご連絡がメールで届かない場合は、大変お手数ですが以下の【みずほ銀行カードローン専用ダイヤル】までお電話ください。審査結果や必要書類ご登録のご案内、ご契約内容等のご連絡はメールのみとなりますので、メールアドレスの登録内容を必ずご確認ください。
  • *申込に必要な手続きをみずほ銀行からメールでご案内します。みずほ銀行のドメイン(@p.onet.orico.co.jp、@e-mail.mizuhobank.co.jp)からのメールを受信できるよう設定してください。
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    確認にご協力いただけない場合は、カードローンを含めるすべてのお取引が制限される可能性がございますのでご留意ください。
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詳しくは貸付自粛制度のご案内よりご確認ください。

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監修者情報

監修者情報

内山貴博(うちやま・たかひろ)

  • ファイナンシャルプランナー

大学卒業後、証券会社で5年半勤務。その後FPとして独立。日本人のお金に対する知識向上に寄与すべく、相談業務やセミナー、執筆等を行っている。
日本証券業協会主催イベントや金融庁主催シンポジウムで講師等を担当。2018年にはFPの役割について探求した論文を執筆。

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