カードローンで10万円を借りるには?審査なしの方法や当日借入のポイントも解説
掲載日:2025年9月10日

目次
カードローンは、借入・返済の自由度が高く、少額を借りたいときに便利なサービスです。10万円程度のお金が必要な場合、カードローンを利用すれば最短当日で借りられる可能性があります。
本記事では、10万円を借りたいときにカードローンが役立つ理由や借入条件、金利・利息の仕組みについて解説します。審査なしで10万円を借りる方法や避けるべき行為も紹介するので、お借入をご検討の方はぜひご覧ください。
当日中に10万円を借りたいときはカードローンが便利
カードローンは、銀行や消費者金融等の金融機関が提供する個人向けローンです。
あらかじめ設定された利用限度額の範囲内であれば、インターネットやATM等を利用して必要なときに借入ができます。また、多くのカードローンは申込から契約まで来店不要で手続きでき、金融機関によっては最短当日の借入も可能です。
利便性・柔軟性が高く、「急に10万円が必要になった」「スムーズに借り入れたい」等のニーズに合った借入方法です。
10万円の少額借入でも審査なしで利用できるカードローンはない
借入金額に関わらず、カードローンを利用する際は必ず審査が実施されます。
各金融機関は、法律により健全な運営が義務付けられており、申込者の返済能力を超える貸し付けは行いません。また、カードローンの審査は、利用者の保護や金融機関としてのリスク管理の観点からも重要な役割を担っています。
「審査なし」のカードローンがあれば違法であるため、利用してはいけません。
カードローンで10万円を借りるための条件
カードローンで10万円を借りるための主な条件は、以下の通りです。
- 年齢条件を満たしている
- 安定かつ継続的な収入がある
- 保証会社による保証を受けられる
多くの金融機関では、満20歳以上の方が申込の対象です。18歳・19歳でも申し込めるカードローンもありますが、一部の金融機関に限られます。
また、カードローンを利用するためには、一般的に安定かつ継続した収入が必要です。そのため、専業主婦(主夫)や無職の方は原則として利用できません。
加えて、銀行系カードローンでは、保証会社による保証が必要となることが一般的です。
カードローンの審査に通過して当日中に10万円を借りるポイント
カードローンで10万円を借りるためには、申込条件を満たしたうえで審査を通過する必要があります。
また、金融機関によっては、申込当日に10万円を借り入れられる可能性がありますが、最短当日のお借入に対応しているカードローンでも、審査や書類の提出状況等によっては時間がかかるケースがあります。
カードローンの審査を受けて、当日中に10万円を借りたい方は、以下のポイントを押さえましょう。
- 必要書類をそろえておく
- 平日早めの時間帯に申し込む
- 正確な情報で申し込む
- 短期間に複数のカードローンを申し込まない
関連記事「カードローンの審査内容は?必要な理由や通らない場合の対処法を解説」
必要書類をそろえておく
カードローンの申込では、本人確認書類や収入証明書類(必要な場合のみ)の提出が必要です。本人確認書類や収入証明書類の例として、主に以下の書類が挙げられます。
本人確認書類の例 |
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収入証明書類の例 |
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本人確認書類の例 |
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収入証明書類の例 |
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金融機関によって提出できる書類が異なるため、あらかじめ確認しておき、スムーズに提出できるよう余裕をもって準備しましょう。
また、提出書類に不備があると審査が長引く原因となるため、画像が鮮明かどうか、有効期限内かどうかを確認のうえ提出しましょう。
関連記事「カードローンの必要書類は主に2つ!収入証明書類が必要なケースや提出方法も紹介」
平日早めの時間帯に申し込む
多くのカードローンでは、24時間申込が可能ですが、審査は所定の時間内に実施されるため、申込の時間帯によっては翌営業日の受け付けとなる場合があります。また、金融機関によっては休日に審査業務を行っていないため、土・日曜日、祝日・振替休日の申込は翌営業日扱いとなることがあります。
申込の混雑状況や不備等により審査に時間がかかることも考えられるため、急ぐ方はなるべく平日早めの時間帯に申し込みましょう。
正確な情報で申し込む
カードローンを申し込む際は、住所や電話番号、勤務先情報、年収等、様々な項目を申告する必要があります。入力ミス等がないかよく確認し、正確な情報で申し込みましょう。
申告内容と提出書類の内容が一致していない等の不備があると、申込者への確認等が必要となり、審査に時間がかかったり、結果に影響したりする可能性があります。
また、事実とは異なる勤務先の申告や年収の水増し等の「虚偽の申告」は、審査に通過できない原因となるため、必ず正しい情報をご申告ください。
短期間に複数のカードローンを申し込まない
カードローンの申込履歴は、信用情報として約6ヵ月間登録され、信用情報機関を通じて他の金融機関に共有されます。
短期間に複数のカードローンを申し込むと、お金に困っている、あるいは複数の借入により返済不能となるリスクがあるとみなされる可能性があります。
カードローンで10万円を借りる際の金利・利息の仕組みは?

カードローンの金利は、「年2.0%~14.0%」というように一定の幅を設けて設定されており、審査で個別に決定されます。
一般的に、利用限度額が高くなるほど金利は低くなる傾向があります。利息制限法により、借入金額に応じて上限金利が定められているためです。
借入金額 | 上限金利 |
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10万円未満 |
年20.0% |
10万円以上100万円未満 |
年18.0% |
100万円以上 |
年15.0% |
(2025年7月31日現在)
金利を比較する際は上限金利を確認することが大切です。また、借入の際は金利だけでなく、利息の仕組みも理解しておきましょう。
支払う利息の額は、借入残高・金利・借入日数によって決まります。
利息=借入残高×金利(年率)÷365日×借入日数
(うるう年は366日で割って計算します。)
関連記事「カードローンの金利とは?利息との違いや計算方法を分かりやすく解説」
借入前に返済シミュレーションの活用を
10万円を借り入れる際は、事前に返済シミュレーションを利用して計画を立てましょう。
返済シミュレーションは、借入金額や金利等を入力すると、利息の負担額や返済期間等を試算できる機能です。毎月の返済額が収入に見合っているか、支払う利息の負担額はいくらになるか等を把握するのに役立ちます。
また、金利や返済期間等の条件を変えて比較できるため、自分にとって無理のない返済計画を立てやすくなります。ただし、返済シミュレーションで算出される結果は、あくまでも参考値として捉えましょう。
みずほ銀行カードローン「返済金額シミュレーション」はこちら
審査なしで10万円を借りる方法
金融機関からお金を借りる際には、基本的に審査が必要です。しかし、担保がある場合や、身近な方に相談できる場合等、状況によっては審査なしで借り入れられる可能性があります。
検討できる主な方法は以下の通りです。
- クレジットカードのキャッシングを利用する
- 総合口座の当座貸越を利用する
- 生命保険の契約者貸付制度を利用する
- 質屋を利用する
- 家族や友人から借りる
クレジットカードのキャッシングを利用する
キャッシングとは、クレジットカードを利用して借入ができるサービスです。クレジットカードに「キャッシング枠」を設定すると、その利用限度額の範囲内で繰り返し借入が可能です。
既にキャッシング枠が設定されていれば、追加の審査が不要なため、「少額を今すぐ借りたい」という場面に適しています。
ただし、キャッシング枠が設定されていない場合は、申込と審査が必要です。また、クレジットカードのキャッシングは、カードローンと比較して金利が高めに設定されている場合があります。
関連記事「クレジットカードのキャッシングとカードローンの違いを解説!審査や利用限度額は?」
総合口座の当座貸越を利用する
銀行で総合口座を開設している方は、当座貸越で10万円を借り入れられる可能性があります。
総合口座とは、普通預金や定期預金等がセットになった口座です。当座貸越では、総合口座の定期預金を担保として、普通預金残高が不足した際に自動で融資を受けられます。
「自動借入」や「自動貸越サービス」等と呼ばれる場合もあり、名称は金融機関によって異なります。
一般的に、総合口座に担保となる定期預金があれば、個別の申込や審査は不要です。そのため、今すぐ借り入れたい場合にも適しています。
みずほ銀行の総合口座では、担保定期預金の合計額の90%、または200万円のうちいずれか少ない金額を限度に、当座貸越がご利用いただけます。
生命保険の契約者貸付制度を利用する
生命保険の契約者貸付とは、解約した際に払い戻されるお金(解約返戻金)の一定範囲内で、保険会社から借入ができる制度です。
解約返戻金を担保とするため、審査なしで利用でき、金利も比較的低く設定されています。
保険会社や商品、契約の状態等によって借入可能額が異なるため、10万円の借入ができるかどうかは、保険会社に確認しましょう。また、契約年数が短い場合や保険の種類によっては、契約者貸付制度を利用できないケースもあります。
質屋を利用する
質屋に品物を預け、その査定額の一定範囲内でお金を借りる方法もあります(質入れ)。期日までに返済すると品物が返却され、返済できない場合は所有権が質屋に移る仕組みです。
担保として預けられる品物には以下のようなものがあります。
- 時計
- 貴金属
- 宝石
- ブランドバッグ
- ブランド財布
- カメラ
- スマートフォン
品物を担保とするため、審査は不要ですが、査定額を超える借入はできません。査定額は買い取りの相場や品物の状態等に左右されます。
また、質屋の質料(利息)は一般的なローンの金利と比べて高く設定されています。今すぐ現金を用意したい場合に役立つ方法ですが、利用は慎重に検討する必要があります。
家族や友人から借りる
家族や友人からお金を借りる場合は、審査を受ける必要がなく、相手(貸し手)の都合によっては当日の借入が可能です。また、金融機関からの借入に比べて、より柔軟な条件で返済できる可能性があります。
一方で、個人間でのお金の貸し借りはトラブルの原因となりやすく、信頼関係に影響を及ぼすケースも少なくありません。お金を借りる際は、口約束ではなく借用書を作成し、貸し借りの事実や返済日、利息の有無等を書面で残しましょう。
公的融資制度で10万円を借りる方法
基本的に、無職の方が金融機関から借り入れることは難しいですが、国や自治体等が実施する公的融資制度を利用できる可能性があります。
公的融資制度でも審査が実施されますが、低所得者や高齢者等を対象に融資を行っており、金融機関とは異なる基準で判断されます。
例えば、緊急かつ一時的に生活の維持が難しい場合、生活福祉資金貸付制度の「緊急小口資金」を利用すれば、10万円を無利子で借り入れられる可能性があります。
他にも様々な公的融資制度があるため、利用できる制度があるか調べてみましょう。ただし、公的融資制度を利用するためには、一定の要件を満たす必要があります。
10万円が必要でも避けるべき行為
たとえ10万円が必要で、頼れる先がない状態でも、以下の手段は利用すべきではありません。
- 「審査なし」と謳う業者からの借入
- SNSの個人間融資
- クレジットカードの現金化
誤った方法を選んでしまうと、経済状況の悪化やトラブルに巻き込まれる可能性も高くなります。
「審査なし」と謳う業者からの借入
「審査なし」を謳う業者は違法業者にあたるため、絶対に利用してはいけません。
貸し付けを行う際は、貸金業者として登録を受ける必要がありますが、中には登録を受けずに高金利で貸し付けたり、違法な取立てを行ったりする業者が存在します。
違法業者の典型的な手口として、数万円程度の少額を短期間だけ貸し付けるケースが多く見られます。少額だからといって安易に利用してしまうと、法外な利息により返済が困難になる可能性が高いため、勧誘に惑わされないよう十分に注意しましょう。
借入をする際は、金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」で貸金業登録の有無を検索し、確認できない場合は関わってはいけません。
SNSの個人間融資
お金が必要でも、SNS等で見かける「個人間の貸し借り」を謳った勧誘には関わらないようにしましょう。
個人間融資を利用すると、個人情報の悪用や詐欺被害等のトラブルに巻き込まれる可能性があります。また、個人になりすました業者が違法な融資を行っているケースも存在します。
クレジットカードの現金化
クレジットカードの現金化とは、ショッピング枠を換金目的で利用する行為です。
ショッピング枠は、商品やサービスを後払いするための枠であり、カード会社は換金目的での利用を認めていません。利用が判明すると規約違反となり、一括返済や強制解約等の措置を取られる可能性があります。
また、現金化でお金を工面しても、クレジットカードの支払日が到来すると利用代金を支払わなければなりません。クレジットカードでお金を借りるときは、ショッピング枠ではなく、キャッシング枠を利用しましょう。
みずほ銀行カードローンはご利用限度額10~800万円
みずほ銀行カードローンは、パソコンやスマートフォンから24時間お申込が可能なカードローンです。インターネットで手続きが完結するため、来店いただく必要がありません。みずほ銀行に普通預金口座をお持ちの場合、最短当日でお借り入れいただけます。
また、ご希望の利用限度額が50万円以下の方は、本人確認書類のみでのお申込が可能です。ご契約後は、必要なタイミングで、みずほダイレクト(アプリ・ブラウザ版)からのお借入やお手持ちのキャッシュカードを使ってのお引き出しが可能となります。
利用限度額は10~800万円(10万円単位)の範囲で審査によって決まり、利用限度額の範囲内で借入・返済が可能なため、必要な金額だけお借り入れいただけます。
一時的にお金が足りず、10万円のお借入が必要な方は、ぜひみずほ銀行カードローンをご検討ください。
まとめ
カードローンは借入までが比較的スムーズで、借入・返済の自由度が高く、10万円程度の少額借入に適した方法です。審査は必須ですが、金融機関によっては当日中に10万円を借り入れられる可能性があります。
また、審査なしで10万円を借りる方法もいくつか存在します。
ただし、どうしてもお金が必要なときも、違法業者からの借入等、誤った方法を利用してはいけません。また、金額や借入方法に関わらず、お金を借りる際はしっかり返済計画を立ててから利用しましょう。
カードローンのお申込は
こちら
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- *ご利用いただける方:ご契約時の年齢が満20歳以上満66歳未満の方で、安定した収入があり、みずほ銀行指定の保証会社である株式会社オリエントコーポレーション(以下オリコ)またはアイフル株式会社(以下アイフル)の保証を受けることができる方
- *カードローンのお申込に際してはみずほ銀行およびみずほ銀行指定の保証会社であるオリコまたはアイフルの審査があります。審査の結果によっては、カードローンご利用のご希望に沿えない場合があります。
- *カード種類は「キャッシュカード兼用型」となります。「キャッシュカード兼用型」には自動貸越機能が付与されます。
- *みずほ銀行、オリコまたはアイフルより申込内容の確認のため、ご本人さまやお勤め先にお電話を差しあげる場合があります。申込時間により、ご連絡が翌日以降(土・日曜日、祝日の場合は翌営業日以降)になる場合があります。なお、ご連絡がとれなかった場合はお申込を取り下げさせていただく場合もあります。
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- *審査結果の最短当日回答は、みずほ銀行の普通預金口座をお持ちの方に限ります。
- *お申込の際に、パソコンまたは携帯電話のメールアドレスが必要です。必要書類のご登録や審査結果、ご契約内容のご連絡はメールのみとなります。メールアドレスの誤登録にはご留意ください。
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推奨環境
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デバイス 対応ブラウザ iOS(モバイル)
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全国銀行協会の全国銀行個人信用情報センターにおいて、2019年3月29日 金曜日より「貸付自粛制度」がスタートしました。
詳しくは貸付自粛制度のご案内よりご確認ください。
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監修者情報

内山貴博(うちやま・たかひろ)
- ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、証券会社で5年半勤務。その後FPとして独立。日本人のお金に対する知識向上に寄与すべく、相談業務やセミナー、執筆等を行っている。
日本証券業協会主催イベントや金融庁主催シンポジウムで講師等を担当。2018年にはFPの役割について探求した論文を執筆。