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クレジットカードのキャッシングとカードローンの違いを解説!審査や利用限度額は?

掲載日:2023年9月29日

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クレジットカードのキャッシングとカードローンは、どちらも担保・保証人なしでお金を借り入れできるサービスです。

キャッシングはクレジットカードに付帯する機能のひとつであるのに対し、カードローンは借入に特化しています。

本記事では、クレジットカードのキャッシングとカードローンの特徴と違いを解説します。どちらを選ぶべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

クレジットカードのキャッシングとカードローンの特徴

クレジットカードのキャッシングとカードローンは、どちらもカード等を使ってお金を借りられるキャッシングサービスのひとつです。

担保・保証人なしで利用でき、利用限度額の範囲内であれば繰り返し借入ができます。また、原則として使い道が自由なので、幅広い使途に充てることが可能です。ただし、事業性資金には充てられません。

クレジットカードのキャッシングとカードローンの特徴を、以下でそれぞれ解説します。

クレジットカードのキャッシングの特徴

クレジットカードは、商品やサービスを後払いで購入できる「ショッピング機能」の他に、「キャッシング機能」が付帯しています。

ショッピング機能 商品・サービスを購入した際にその支払いを後払いにできる機能
キャッシング機能 現金を借りられる機能

キャッシング機能では、クレジットカードを利用して現金を借りられます。クレジットカードにキャッシング枠を設定することで、その利用限度額の範囲で繰り返し借入ができます。

お持ちのクレジットカードにキャッシング枠が設定済みで、枠が空いている場合は、新たな手続きなくすぐにATMや振込での借入が可能です。一方、キャッシング枠を設定していない場合は、別途申込と審査が必要なため、日数がかかるケースがあります。

クレジットカードによっては、海外でもキャッシングが可能です。海外に設定されているATMで現地通貨を引き出せるので、事前に両替しておく必要がありません。また、現地でまとまった現金を持ち歩かなくて良いため安心です。

カードローンの特徴

カードローンは、契約時に決められた利用限度額の範囲で借入ができる個人向けのローンです。消費者金融や信販会社、銀行等が提供しています。

専用のローンカードや銀行のキャッシュカード、スマートフォンアプリ等を利用し、繰り返し借入が可能です。

多くの場合、ウェブから24時間申し込みでき、契約まで来店の必要はありません。また、申込から借入までの日数が短く、スムーズに融資を受けられる傾向があります。

クレジットカードのキャッシングとカードローンの違い

クレジットカードのキャッシングとカードローンは、利用限度額の範囲で繰り返し借入ができる点は共通していますが、同じサービスではありません。

キャッシングは、クレジットカードに付帯する機能のひとつであり、カード1枚でショッピングにも利用できます。一方、カードローンは借入に特化したサービスです。主な違いを以下にまとめたので、参考にしてください。

項目 クレジットカードのキャッシング カードローン
金利 カードローンより高くなる場合がある キャッシングより低くなる場合がある
利用限度額 低め 高め
借入までの日数 最短即日 最短即日
借入方法
  • ATM
  • 振込等
  • ATM
  • 振込等
返済方式
  • 一括返済
  • リボ払い
  • 約定返済
  • 任意返済
返済手段
  • 口座引き落とし
  • ATM等
  • 口座引き落とし
  • ATM
  • インターネットバンキング等
年会費 有料の場合がある 無料

クレジットカードのキャッシングとカードローンの金利と利用限度額について

カードローンの金利は、クレジットカードのキャッシングより低くなる場合があります。ただし、金利はクレジットカードやカードローンによって異なり、また利用者によっても違いがあるため一概には言えません。

なお、カードローンは金利の幅が大きく、利用限度額が大きくなるほど低金利になるのが一般的です。

カードローンの利用限度額は、クレジットカードのキャッシングと比べて高めに設定されています。一般的なクレジットカードのキャッシングが最高100万円程度であるのに対し、カードローンは最高800万円程度です。

ただし、実際の利用限度額は審査によって決まるため、カードローンを選んでも希望した金額を借り入れできるとは限りません。

クレジットカードのキャッシングとカードローンの借入までの日数について

クレジットカードのキャッシングとカードローンは、いずれも最短即日融資に対応しています。

キャッシングの場合、お持ちのクレジットカードにキャッシング枠が設定されていれば、新たな手続きが必要ないためすぐに借り入れできます。キャッシング枠が未設定の場合は数日~1週間以上かかるケースもあるのでご注意ください。

一方、カードローンの場合は、申込から借入まで最短即日で行える金融機関もあります。

クレジットカードのキャッシングとカードローンの審査について

クレジットカードのキャッシングやカードローンに申し込むと、必ず審査が実施されます。審査基準や内容は公表されておらず、明確に把握することはできません。また、審査基準はクレジットカード会社やカードローンを提供する金融機関によって異なります。

ただし、いずれも利用すれば返済が必要となるため、滞りなく返済できるかどうかが重要となる点は共通しています。つまり、クレジットカードのキャッシングとカードローンで審査項目が大きく異なるわけではありません。

審査でみられるのは、主に以下の2つです。

  • 属性情報(職業や年収等)
  • 信用情報(クレジットカードやローンの利用状況)

上記の情報等をもとに、融資できるかどうかが総合的に判断されます。

それぞれ審査基準が異なるため、クレジットカードのキャッシングとカードローンの両方に申し込んでも、一方の審査にしか通過できない場合もあります。

ただし、カードローン(消費者金融や信販会社)とクレジットカードのキャッシングはどちらも総量規制の対象であるため、年収の3分の1を超える借入がある場合は審査に通過できません。

総量規制とは、消費者金融や信販会社等の貸金業者からの借入を原則として年収の3分の1までとするルールです。

なお、銀行のカードローンは総量規制の対象ではありませんが、ほとんどの銀行が自主的に上限額を設けています。

クレジットカードのキャッシングとカードローンの借入方法について

クレジットカードのキャッシングとカードローンは、どちらも銀行・コンビニのATMや振込で借入ができます。カードローンは、借入方法の選択肢が多い傾向があります。

どちらを利用する際もATM利用手数料がかかる場合があるため、事前に調べておきましょう。

また、クレジットカードのキャッシングを利用する場合は、キャッシング枠がショッピング枠に含まれているかも確認しておくと安心です。

ショッピング枠にキャッシング枠が含まれているクレジットカードでは、借入をするとその分利用できるショッピング枠が少なくなります。ショッピング・キャッシングの両方を利用する場合は、ショッピング枠を含めた合計の利用限度額を把握しておきましょう。

クレジットカードのキャッシングとカードローンの返済方法について

クレジットカードのキャッシングの返済方式は、一括返済またはリボ払い(リボルビング払い)が一般的です。

一括返済 元金と利息を一度に返済する方法
リボ払い 元金と利息をあわせた一定額を返済する方法

主な返済手段は、口座引き落としやATMです。クレジットカードによっては、ショッピング枠の利用代金と合算して引き落とされる場合もあります。また、余裕があるときは繰上返済も可能です。

一方、カードローンは、一般的に毎月の約定返済となります。主な返済手段は、口座引き落とし、ATM、インターネットバンキング等です。

毎月1回の決められた「約定返済」に加えて、余裕があるときはいつでも任意返済(繰上返済・一括返済)が行えます。

クレジットカードのキャッシングとカードローンの年会費について

カードローンは、一般的に入会金や年会費がかかりません。そのため、いざというときに備えて契約だけ済ませておくことも可能です。

一方、キャッシングの場合はクレジットカードの年会費がかかるケースがあります。ただし、年会費が無料のクレジットカードを選べばコストはかかりません。

クレジットカードのキャッシングとカードローンの使い分け方は?

クレジットカードのキャッシングとカードローンの使い分け方は?

クレジットカードのキャッシング、カードローンが向いているのは、それぞれ以下のようなケースです。

クレジットカードのキャッシングが向いているケース
  • 少額を今すぐ借りたい(キャッシング枠を設定済みの場合)
  • 頻繁に借り入れする予定がない
  • 海外でキャッシングを利用したい
カードローンが向いているケース
  • まとまった金額を借りたい
  • 繰り返し借り入れしたい
  • 返済負担を抑えたい

キャッシングは、お持ちのクレジットカードにキャッシング枠が設定されていればすぐに借入ができるため、早急にお金が必要な場面に適しています。ただし、キャッシング枠が設定されていない場合は、カードローンを選んだ方が早く借り入れできる可能性があります。

また、クレジットカードのキャッシングは海外でも利用可能です。そのため、海外に行く機会が多い方にも向いています。

一方、カードローンはキャッシングと比べて利用限度額に幅があるため、まとまった金額を借りたい方、繰り返し借り入れしたい方向けです。

また、クレジットカードのキャッシングよりも金利が低くなる場合があるため、返済負担を抑えたい方にも適しています。

みずほ銀行カードローンは24時間お申込が可能なカードローン

みずほ銀行カードローンは、24時間いつでもお申込でき、来店不要でご契約が可能なカードローンです。

みずほ銀行カードローンの金利は、年2.0%~14.0%です。さらに、ご契約時にみずほ銀行の住宅ローンをご利用いただいている場合は、金利が年0.5%引き下げられます。

みずほ銀行カードローンでは、「かんたん10秒診断」や返済シミュレーションも提供しています。お申込の前にぜひご活用ください。

まとめ

クレジットカードのキャッシングとカードローンは、どちらも担保・保証人なしで現金を借りられるサービスです。利用限度額の範囲で繰り返し借り入れできる点は共通していますが、金利や利用限度額、借入方法・返済方法等に違いもあります。

まとまった金額を借りたいときや繰り返し借り入れしたい方は、カードローンが向いています。一方、お持ちのクレジットカードにキャッシング枠が設定されており、少額をすぐに借りたい方はキャッシングが便利です。

両者の違いを理解し、自分に合った方法で計画的に利用しましょう。

  • *カードローンのお申込に際してはみずほ銀行およびみずほ銀行指定の保証会社である株式会社オリエントコーポレーション(以下オリコ)またはアイフル株式会社(以下アイフル)の審査があります。審査の結果によっては、ローンご利用のご希望に沿いかねる、またはご希望のご利用限度額をご選択されていても減額させていただく場合がありますので、ご了承ください。
  • *カード種類は「キャッシュカード兼用型」となります。
  • *「キャッシュカード兼用型」には自動貸越機能を付加させていただきます。
    自動貸越機能についてはこちら
  • *みずほ銀行、オリコまたはアイフルより申込内容の確認のため、ご入力いただいた電話番号にお電話を差しあげる場合があります。申込時間により、ご連絡が翌日以降(土・日曜日、祝日の場合は翌営業日以降)になる場合があります。 なお、ご連絡がとれなかった場合は、お申込を取り下げさせていただく場合もあります。
  • *お申込の時間等により、仮審査結果および必要書類登録用URLのご連絡が翌日以降(土・日曜日、祝日の場合は翌営業日以降)になる場合があります。
  • *審査結果の最短当日回答は、みずほ銀行の口座をお持ちの方に限ります。
  • *スマートフォンをご利用の場合、標準で設定されているブラウザをご使用のうえ、申込をお願いいたします。
  • *インターネットでお申し込みいただく場合は、パソコンもしくは携帯電話のメールアドレスが必要です。メールアドレスをお持ちでない場合は以下の【みずほ銀行カードローン専用ダイヤル】にて電話でのお申込も可能です。
  • *メールアドレスの誤入力等により、仮審査結果のご連絡がメールで届かない場合は、大変お手数ですが以下の【みずほ銀行カードローン専用ダイヤル】までお電話ください。審査結果や必要書類ご登録のご案内、ご契約内容等のご連絡はメールのみとなりますので、メールアドレスの登録内容を必ずご確認ください。
  • *申込に必要な手続きをみずほ銀行からメールでご案内します。みずほ銀行のドメイン(@p.onet.orico.co.jp、@e-mail.mizuhobank.co.jp)からのメールを受信できるよう設定してください。
  • *申込の際にフリーメールアドレスをご登録の場合、昨今、フリーメールサービス提供各社が、迷惑メールに関する対応の厳格化を進めているため、ご連絡メールが届かない可能性がございます。ご留意ください。
  • *カードローン口座開設後、ご契約内容を通知いたします。
  • *お客さまとのお取引の内容、状況等に応じて、過去にご確認させていただいた、お客さまの氏名・住所・生年月日や、お取引の目的等を、再度ご確認させていただく場合がございます。また、その際に各種書面等のご提示をお願いする場合がございます。
    確認にご協力いただけない場合は、カードローンを含めるすべてのお取引が制限される可能性がございますのでご留意ください。
  • *ご利用いただける方:
    ご契約時の年齢が満20歳以上満66歳未満の方で、安定した収入があり、みずほ銀行指定の保証会社であるオリコまたはアイフルの保証を受けることができる方
  • *「必要書類登録用URL」は、みずほ銀行委託先より送信いたしますのであらかじめご了承ください。
  • *個人番号(マイナンバー)のお届けにご協力をお願いいたします。(任意)
    法令に基づき、口座開設をされるお客さまへ個人番号のお届けをお願いしております。「個人番号(マイナンバー)お届けのお願い」をご確認のうえ、お届けにご協力いただけるお客さまは、「みずほ口座開設&手続きアプリ」にてお手続きをお願いします。
    なお、すでに個人番号をお届けいただいているお客さまは、都度のお届けは不要です。

普通預金口座の開設におけるご注意事項

  • *2021年1月18日 月曜日より、普通預金口座は通帳を発行しない「みずほe-口座」での開設となります。(詳しくはこちら
  • *口座開設後、「キャッシュカード」は「簡易書留」「転送不要」にてお送りします。

お受取に際し、以下の事項にご留意ください

  • *マンションやアパート等の集合住宅にお住まいのお客さまへ

本人確認書類に部屋番号まで記載があることをご確認ください。本人確認書類に部屋番号まで記載がない場合は、記載のある本人確認書類をご用意のうえ、お申し込みください。

  • *「転居・転送サービス」をご利用中のお客さまへ

「転送不要」の郵便物は、「転居・転送サービス」をご利用中の場合でも配達されません。転居されている場合は、現在お住まいの住所の記載がある本人確認書類をご用意のうえ、お申し込みください。

  • *表札が出ていない場合、配達されないことがあります。
  • *本人確認書類のお名前にある旧字体・異体字でお申し込みされた場合は、新字体のお名前での口座開設となりますので、あらかじめご了承ください。
  • *本人確認書類はみずほ銀行が申込内容を確認した時点で有効なものに限ります。有効期限等にご注意ください。
  • *年末年始・ゴールデンウィーク等、銀行休業日の関係で通常よりお手続きに日数を要する場合がありますのであらかじめご了承ください。
  • *そのほかにもご利用にあたってのご注意事項があります。お申込の前に必ずご確認ください。

全国銀行協会の全国銀行個人信用情報センターにおいて、2019年3月29日より「貸付自粛制度」がスタートしました。

詳しくは貸付自粛制度のご案内よりご確認ください。

ギャンブル等依存症に関する注意事項や、対処に困った場合の相談窓口はこちらから

監修者情報

監修者情報

内山貴博
(うちやま・たかひろ)

大学卒業後、証券会社の本社で社長室、証券業務部、企画グループで5年半勤務。その後FPとして独立。金融リテラシーが低く、資産運用に保守的と言われる日本人のお金に対する知識向上に寄与すべく、相談業務やセミナー、執筆等を行っている。
日本証券業協会主催「投資の日」イベントや金融庁主催シンポジウムで講師等を担当。
2018年に日本人の金融リテラシー向上のためのFPの役割について探求した論文を執筆。

大学卒業後、証券会社の本社で社長室、証券業務部、企画グループで5年半勤務。その後FPとして独立。金融リテラシーが低く、資産運用に保守的と言われる日本人のお金に対する知識向上に寄与すべく、相談業務やセミナー、執筆等を行っている。
日本証券業協会主催「投資の日」イベントや金融庁主催シンポジウムで講師等を担当。
2018年に日本人の金融リテラシー向上のためのFPの役割について探求した論文を執筆。

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