カードローンの申込手順とは?手続きの流れや借入・返済方法も解説
掲載日:2025年3月26日

目次
カードローンは、インターネットや電話等で申込ができ、契約後はお金が必要なタイミングで借入ができる便利なサービスです。申込方法や手続きの流れを知っていれば、スムーズな借入や計画的な返済につながります。
本記事では、カードローンの申込から契約までの流れ、借入・返済方法を解説します。カードローンの利用が初めてで不安な方や、手続き方法や必要書類等の不明点がある方は、ぜひ参考にしてください。
カードローンの申込から借入までの流れ
カードローンは、銀行や消費者金融等が提供しているローンです。金融機関によっては、最短即日の借入が可能なため、予定外の出費等で急にお金が必要な場面で役立ちます。
カードローンの申込から借入までの一般的な流れは以下の通りです。
- 1.申込
- 2.必要書類の提出
- 3.審査
- 4.契約
- 5.借入
1. 申込
金融機関によって異なりますが、カードローンは一般的にインターネットや電話、店舗等で申し込めます。中でもインターネットは、時間や場所を問わずに申込ができるため、忙しい方でも手続きしやすくおすすめです。
各金融機関の入力フォームに従い、入力項目を入力しましょう。よくある入力項目の例は、以下の通りです。
- 氏名
- 生年月日
- 性別
- 住所
- 住居の形態
- 電話番号
- 居住年数
- 家族構成
- 勤務先情報
- 雇用形態
- 勤続年数
- 利用目的
- 他社の借入状況等
上記は一例であり、実際の入力項目は金融機関によって異なります。申込内容に不備があると審査が長引く場合があるため、間違いがないかよく確認してから申し込みましょう。
2. 必要書類の提出
カードローンを契約するためには、本人確認書類の提出が必要です。また、収入証明書類の提出を求められる場合もあります。
必要書類の提出方法にはインターネットや郵送、FAX等があり、金融機関によって異なります。インターネット提出は、スマートフォンで撮影した画像をアップロードする等の方法で提出できるため手軽です。
提出する書類の種類や契約方法によっても提出方法が異なる場合があるため、詳しくは金融機関に確認しましょう。
3. 審査
必要書類の提出後、金融機関や保証会社による審査が実施されます。審査は各金融機関が独自の基準で行っており、その基準は非公開です。
審査の途中で、金融機関や保証会社から確認等の連絡が入る場合があります。連絡が取れないと審査を進められないため、出られなかった場合は必ず折り返しましょう。
詳しい審査内容は公開されていませんが、審査の過程で行われる手続きとして「信用情報の照会」と「在籍確認」が挙げられます。
信用情報の照会
信用情報とは、ローンやクレジットカード等の取引事実(申込内容や契約内容、返済状況等)を登録した個人情報です。
カードローンの申込を受けた金融機関は、信用情報機関に照会して申込者の信用情報を確認します。
カードローンを利用するためには、「貸したお金をきちんと返済できる」という「信用」が必要です。信用情報は、申込者の信用を判断するための重要な要素の一つとなります。
在籍確認
在籍確認とは、申込者本人による申込であること、申込者が申告した通りの勤務先に勤めていることを確認する手続きです。主に、勤務先に電話をかける等の方法で実施されます。
在籍確認が取れないと審査が完了しないため、申込の際は所属する部署につながる電話番号を正確に申告しましょう。
なお、在籍確認を行う際はプライバシーの配慮が徹底されるため、第三者に要件を話される心配はありません。
関連記事「カードローン申込時の在籍確認とは?スムーズに完了するためのポイントと注意点を解説」
4. 契約
審査が完了すると、Eメールや電話等で審査結果が通知され、通過した方は契約手続きに進みます。金融機関によって異なりますが、早ければ申し込んだ当日中に審査が完了し、契約手続きもインターネット上で完結できます。
契約の際は、契約内容(適用金利や利用限度額等)を確認したうえで手続きしましょう。
5. 借入
契約後、ローンカードを受け取ります。ただし、金融機関によってはキャッシュカードで借入ができる場合や、カードの発行なしで利用できる場合があります。
契約時の郵送物の有無も金融機関によって異なるため、心配な方は確認しましょう。
契約完了後は、審査で決定された利用限度額の範囲で必要に応じて借入が可能です。
カードローンの必要書類は「本人確認書類」と「収入証明書類」

カードローンの申込に必要な書類は、大きく「本人確認書類」と「収入証明書類」の2種類です。本人確認書類は氏名や住所、生年月日が分かる書類のことで、運転免許証やマイナンバーカード等が該当します。
また、収入証明書類は、本人の年収が分かる書類です。源泉徴収票や住民税決定通知書等が挙げられます。なお、収入証明書類は不要なケースもあります。
カードローンの借入方法
カードローンの契約後は、必要なタイミングで借入ができます。主な借入方法は以下の通りです。
- インターネットでの借入
- ATMでの借入
インターネットでの借入
インターネットでの借入は、時間や場所を問わず手続きができるため便利です。また、契約後、カードが届くのを待たずに借入ができます。
システムメンテナンス等で利用できない時間帯もあるため、事前に確認しましょう。
ATMでの借入
ATMでの借入は、今すぐ現金を用意したい場合に役立つ借入方法です。
ただし、ATMの種類や時間帯等によっては、ATM利用手数料がかかる場合があります。借入を繰り返すと手数料の負担額が大きくなるため、手数料無料の借入方法も活用しましょう。
カードローンの返済方法
カードローンで借入をした後は、一般的に翌月や翌々月ごろに返済が始まります。ただし、返済が始まるタイミングは金融機関によって異なるため、各金融機関に確認しましょう。
カードローンの返済方式には、「約定返済」と「任意返済」があります。
約定返済
約定返済とは、カードローンの契約で決められた返済日に、決められた金額を返済することです。一般的に、約定返済は毎月1回、自動引き落とし等によって行います。
自動引き落としとは、返済日に普通預金口座から自動で引き落とされる返済方法です。口座に残高があれば、自動的に返済が完了するため、返済手続きの手間がかかりません。
関連記事「カードローンの約定返済とは?任意返済との違いや計画的な返済のコツを解説」
任意返済
任意返済とは、毎月の約定返済に加えて追加で返済することです。任意返済の方法にはATMでの返済、インターネットでの返済等があり、金融機関によって異なります。
ATM利用手数料や振込手数料がかかる場合があるため、任意返済を行う前に確認しましょう。
また、任意返済を行った場合も毎月の約定返済は必要なため、無理のない範囲で返済することが大切です。
みずほ銀行カードローンは24時間お申込可能・WEBで完結
みずほ銀行カードローンは、パソコンやスマートフォンから24時間お申し込みでき、必要書類の提出もインターネットで手続きが可能です。申込から契約までインターネットで完結できるため、スムーズにお借り入れいただけます。
ご契約後は、みずほダイレクトから24時間お借入ができるほか、お手持ちのキャッシュカードでのお借入も可能です。
みずほ銀行の普通預金口座をお持ちでない方も、カードローンのお申込と同時に口座開設ができるため、手間なくお手続きいただけます。
みずほ銀行カードローンでは、最短当日のお借入も可能です*。スムーズにお借入したい方は、ぜひみずほ銀行カードローンをご検討ください。
- *審査結果の最短当日回答は、みずほ銀行の口座をお持ちの方に限ります。
まとめ
カードローンは、インターネット等での申込後、審査を経て契約が完了すれば、必要なタイミングで借入ができます。来店不要でインターネットで完結できるカードローンなら、手続きに手間がかかりません。
借入・返済方法も複数用意されているため、急な出費に備えたい方はカードローンをうまく活用しましょう。
カードローンは、無理のない返済計画を立てたうえでご利用ください。
カードローンのお申込は
こちら
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- *カードローンのお申込に際してはみずほ銀行およびみずほ銀行指定の保証会社である株式会社オリエントコーポレーション(以下オリコ)またはアイフル株式会社(以下アイフル)の審査があります。審査の結果によっては、ローンご利用のご希望に沿いかねる、またはご希望のご利用限度額をご選択されていても減額させていただく場合がありますので、ご了承ください。
- *カード種類は「キャッシュカード兼用型」となります。
- *「キャッシュカード兼用型」には自動貸越機能を付加させていただきます。
自動貸越機能についてはこちら - *みずほ銀行、オリコまたはアイフルより申込内容の確認のため、ご入力いただいた電話番号にお電話を差しあげる場合があります。申込時間により、ご連絡が翌日以降(土・日曜日、祝日の場合は翌営業日以降)になる場合があります。 なお、ご連絡がとれなかった場合は、お申込を取り下げさせていただく場合もあります。
- *お申込の時間等により、仮審査結果および必要書類登録用URLのご連絡が翌日以降(土・日曜日、祝日の場合は翌営業日以降)になる場合があります。
- *審査結果の最短当日回答は、みずほ銀行の口座をお持ちの方に限ります。
- *スマートフォンをご利用の場合、標準で設定されているブラウザをご使用のうえ、申込をお願いいたします。
- *インターネットでお申し込みいただく場合は、パソコンもしくは携帯電話のメールアドレスが必要です。メールアドレスをお持ちでない場合は以下の【みずほ銀行カードローン専用ダイヤル】にて電話でのお申込も可能です。
- *メールアドレスの誤入力等により、仮審査結果のご連絡がメールで届かない場合は、大変お手数ですが以下の【みずほ銀行カードローン専用ダイヤル】までお電話ください。審査結果や必要書類ご登録のご案内、ご契約内容等のご連絡はメールのみとなりますので、メールアドレスの登録内容を必ずご確認ください。
- *申込に必要な手続きをみずほ銀行からメールでご案内します。みずほ銀行のドメイン(@p.onet.orico.co.jp、@e-mail.mizuhobank.co.jp)からのメールを受信できるよう設定してください。
- *申込の際にフリーメールアドレスをご登録の場合、昨今、フリーメールサービス提供各社が、迷惑メールに関する対応の厳格化を進めているため、ご連絡メールが届かない可能性がございます。ご留意ください。
- *カードローン口座開設後、ご契約内容を通知いたします。
- *お客さまとのお取引の内容、状況等に応じて、過去にご確認させていただいた、お客さまの氏名・住所・生年月日や、お取引の目的等を、再度ご確認させていただく場合がございます。また、その際に各種書面等のご提示をお願いする場合がございます。
確認にご協力いただけない場合は、カードローンを含めるすべてのお取引が制限される可能性がございますのでご留意ください。 - *ご利用いただける方:
ご契約時の年齢が満20歳以上満66歳未満の方で、安定した収入があり、みずほ銀行指定の保証会社であるオリコまたはアイフルの保証を受けることができる方 - *「必要書類登録用URL」は、みずほ銀行委託先より送信いたしますのであらかじめご了承ください。
- *個人番号(マイナンバー)のお届けにご協力をお願いいたします。(任意)
法令に基づき、口座開設をされるお客さまへ個人番号のお届けをお願いしております。「個人番号(マイナンバー)お届けのお願い」をご確認のうえ、お届けにご協力いただけるお客さまは、「みずほ口座開設&手続きアプリ」にてお手続きをお願いします。
なお、すでに個人番号をお届けいただいているお客さまは、都度のお届けは不要です。
普通預金口座の開設におけるご注意事項
- *2021年1月18日 月曜日より、普通預金口座は通帳を発行しない「みずほe-口座」での開設となります。(詳しくはこちら)
- *口座開設後、「キャッシュカード」は「簡易書留」「転送不要」にてお送りします。
お受取に際し、以下の事項にご留意ください
- *マンションやアパート等の集合住宅にお住まいのお客さまへ
本人確認書類に部屋番号まで記載があることをご確認ください。本人確認書類に部屋番号まで記載がない場合は、記載のある本人確認書類をご用意のうえ、お申し込みください。
- *「転居・転送サービス」をご利用中のお客さまへ
「転送不要」の郵便物は、「転居・転送サービス」をご利用中の場合でも配達されません。転居されている場合は、現在お住まいの住所の記載がある本人確認書類をご用意のうえ、お申し込みください。
- *表札が出ていない場合、配達されないことがあります。
- *本人確認書類のお名前にある旧字体・異体字でお申し込みされた場合は、新字体のお名前での口座開設となりますので、あらかじめご了承ください。
- *本人確認書類はみずほ銀行が申込内容を確認した時点で有効なものに限ります。有効期限等にご注意ください。
- *年末年始・ゴールデンウィーク等、銀行休業日の関係で通常よりお手続きに日数を要する場合がありますのであらかじめご了承ください。
- *そのほかにもご利用にあたってのご注意事項があります。お申込の前に必ずご確認ください。
全国銀行協会の全国銀行個人信用情報センターにおいて、2019年3月29日より「貸付自粛制度」がスタートしました。
詳しくは貸付自粛制度のご案内よりご確認ください。
ギャンブル等依存症に関する注意事項や、対処に困った場合の相談窓口はこちらから
監修者情報

内山貴博(うちやま・たかひろ)
- ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、証券会社で5年半勤務。その後FPとして独立。日本人のお金に対する知識向上に寄与すべく、相談業務やセミナー、執筆等を行っている。
日本証券業協会主催イベントや金融庁主催シンポジウムで講師等を担当。2018年にはFPの役割について探求した論文を執筆。