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キャッシングの金利・利息はいくら?計算方法を分かりやすく紹介

掲載日:2024年10月30日

キャッシングの金利・利息はいくら?計算方法を分かりやすく紹介

キャッシングとは、必要なときに手軽にお金を借り入れられる便利なサービスです。しかし、キャッシングを利用する際には、返済時に必要になる金利や利息の理解は欠かせません。

本記事では、キャッシングの金利と利息の計算方法を分かりやすく解説し、適切な計画を立てるための情報をご紹介します。正しい知識を持ち、賢くキャッシングを利用しましょう。

キャッシングの種類は2つに分けられる

キャッシングとは、お金を借りるサービス全般を指しますが、種類は主に「カードローン」と「クレジットカードのキャッシング枠」の2つに分けられます。それぞれのサービスには特徴があり、金融機関によっても異なる条件が設定されています。

以下2つのキャッシングサービスの特徴と違いや、メリットとデメリットを解説します。

  • カードローン
  • クレジットカードのキャッシング枠

①カードローン

カードローンは、銀行やクレジットカード会社、信販会社、消費者金融等の金融機関が提供する個人向けの融資サービスをさします。これらのサービスは、借入専用のカードを用いるため、「カードローン」と呼ばれています。

利用者は、カードを使って簡単に借入ができる仕組みになっており、借入額の管理や返済も、基本的にはカードを通じて行います。

現在は、カードローンが進化し、スマートフォンやパソコン等を利用したウェブでの借入サービスも提供されています。ATMはもちろん、ご自宅や外出先からインターネットに接続するデバイスで、手軽に融資の手続きができるようになりました。

また、お手持ちのキャッシュカードに後からカードローン機能を追加できる銀行カードローンもあり、キャッシング利用開始までのハードルも下げられています。

一般的に、カードローンはクレジットカードのキャッシング枠に比べて金利が低めに設定される傾向があります。カードローンは特に高額の借入に向いており、長期間の返済を見込んだプランが豊富です。

②クレジットカードのキャッシング

クレジットカードは、買い物等に利用するショッピング機能とは別に、キャッシング機能が付帯している物があります。キャッシング機能付きの場合、利用限度額に「キャッシング枠」が設けられています。

クレジットカードのキャッシング機能は、クレジットカードを使って現金を借り入れられるサービスで、クレジットカードの利用者にとって便利な資金調達の方法です。

既にクレジットカードにキャッシング枠が設定されている場合は、新たな手続きは不要です。手持ちの現金が不足している場合や急な支出が必要な際に、簡単にお金を借りられます。

利用者は、あらかじめ設定されたキャッシング枠の範囲で、クレジットカードを使ってコンビニや銀行のATMで必要な金額を借り入れられます。

クレジットカードのキャッシング枠は手軽に利用できる反面、金利が高く設定されていることが多いです。キャッシング枠の設定額や利用条件、金利や手数料は金融機関によって異なるため、利用する前に確認し、自分に合ったサービスを選びましょう。

キャッシングの金利と利息の違い

キャッシングを利用する際の「金利」と「利息」は、似ているようで異なる概念です。

金利は、借りたお金に対してどれくらいの割合で利息を支払うかを示す年率(%)で表されます。例えば、年利5%の金利が設定されている場合、1年間で借りた金額の5%分が利息としてかかります。

一方、利息は実際に支払う金額そのものです。これは、借りた金額(元金)に金利を掛けて算出します。例えば、元金が10万円で金利が年率5%の場合、1年間で支払う利息は5,000円になります。

利息は円単位で表されるため、具体的な支払額を把握するためには、金利を使って計算する必要があります。この違いを理解しておくと、キャッシングのコストをよりよく把握し、賢く利用できるでしょう。

金利・利息は金融機関や借入額によって異なる

金利・利息は金融機関や借入額によって異なる

キャッシングの金利と利息は、金融機関や借入額によって異なります。同じ金額を借りる場合でも、選ぶ金融機関によって利息の額が変わるため、借入条件をよく見て比較しましょう。

また、各金融機関の金利と利息をチェックする際に、覚えておくと役立つ項目が2つあります。

  • 金利は利用限度額が大きいと低くなる傾向にある
  • 金利の上限は法律で定められている

詳しく確認しましょう。

金利は利用限度額が大きいと低くなる傾向にある

キャッシングの金利は、申込情報に基づいて審査が行われ、最終的に決定される利用限度額によって決定される仕組みです。

通常は、利用限度額が大きいほど、金利が低く設定される傾向があります。

みずほ銀行カードローンを例にご紹介します。

<例:みずほ銀行カードローンの金利*1>

利用限度額 金利

10万円以上100万円未満

年14.0%

100万円以上200万円未満

年12.0%

200万円以上300万円未満

年9.0%

300万円以上400万円未満

年7.0%

400万円以上500万円未満

年6.0%

500万円以上600万円未満

年5.0%

600万円以上800万円未満

年4.5%

800万円

年2.0%

利用限度額 金利

10万円以上100万円未満

年14.0%

100万円以上200万円未満

年12.0%

200万円以上300万円未満

年9.0%

300万円以上400万円未満

年7.0%

400万円以上500万円未満

年6.0%

500万円以上600万円未満

年5.0%

600万円以上800万円未満

年4.5%

800万円

年2.0%

また、みずほ銀行住宅ローンをご利用の方に関しては、上記の基準金利より年0.5%引き下げられます。

さらに、みずほ銀行カードローンでは、利用限度額の増額に伴い金利が低くなる仕組みも採用しています。返済能力が認められる信頼できる方に対して、より有利な条件を提供しています。

  • *1お借入金利はご利用限度額に応じて異なります。

金利の上限は法律で定められている

キャッシングの金利は、利息制限法によって上限が定められています。利息制限法は、利用者を過剰な利息負担から守るために設けられており、上限金利は、借入金額に応じて年15%~20%の範囲で設定されています。

<利息制限法により定められている上限金利>

借入金額 上限金利

10万円未満

年20.0%

10万円以上100万円未満

年18.0%

100万円以上

年15.0%

借入金額 上限金利

10万円未満

年20.0%

10万円以上100万円未満

年18.0%

100万円以上

年15.0%

みずほ銀行等の金融機関もこの法律に従って金利を設定しているため、キャッシングを利用する際は、安心して契約できます。

キャッシングの金利・利息を抑える方法は2つ

キャッシングの金利や利息は金融機関によって設定されていますが、これらのコストを抑える方法は存在します。金利や利息を低く抑えられると、返済負担が軽減され、計画的な借入が可能になります。

キャッシングの金利・利息を抑えるための具体的な方法を2つご紹介します。

  • 任意(繰上)返済を行う
  • 利用限度額をあげる

任意(繰上)返済を行う

任意(繰上)返済とは、通常の返済額に加えて追加で返済を行い、借入金額を予定よりも早く減らす方法です。余裕があるときに追加で返済をすると、元本を減らすことができます。

ご利用残高を早く減少させると、結果として利息額も抑えることが可能です。利息は利用残高に基づいて計算されるため、元本が減れば減るほど、支払う利息も少なくなります。

任意(繰上)返済は単に元本を早く減らすだけでなく、借入の総コストを抑えるための有効な方法です。自己資金の余裕があるときに計画的に任意(繰上)返済を行うと、長期的に見た際の利息負担を軽減し、お得に返済できます。

利用限度額をあげる

キャッシングの利用限度額をあげることも、金利や利息を抑えるための有効な手段です。

通常、キャッシングの金利は利用限度額が大きくなるほど低く設定される傾向があります。利用限度額が大きくなると、金融機関はより安定した収益を見込めるため、その分利用者にやや有利な条件で借入を行えるようにしています。

契約時に設定される利用限度額は、審査に基づいて決まりますが、契約後にも増額申請が可能です。増額申請が認められると、利用限度額が大きく設定されるとともに、金利条件が改善されるケースがあります。

ご自身の返済能力や利用状況に応じて適切なタイミングで利用限度額の増額を検討し、計画的にキャッシングを利用しましょう。

まとめ

キャッシングには、主に「カードローン」と「クレジットカードのキャッシング」の2種類があります。金利や利息は金融機関や借入額によって異なり、借入条件も様々です。

例えば、みずほ銀行カードローンはご利用限度額に応じて、年2.0%から年14.0%の金利が設定されます。住宅ローンをご利用中のお客さまはそこからの引き下げが適用できる等、便利な使い方が可能です。

さらに、みずほ銀行ではお手持ちのキャッシュカードにカードローン機能の追加もできます。

キャッシングの選択肢や条件をよく理解し、自分のニーズに合った最適な方法を選んだうえで計画的に利用しましょう。

  • *お借入金利はご利用限度額に応じて異なります。
  • *カードローンのお申込に際してはみずほ銀行およびみずほ銀行指定の保証会社である株式会社オリエントコーポレーション(以下オリコ)またはアイフル株式会社(以下アイフル)の審査があります。審査の結果によっては、ローンご利用のご希望に沿いかねる、またはご希望のご利用限度額をご選択されていても減額させていただく場合がありますので、ご了承ください。
  • *カード種類は「キャッシュカード兼用型」となります。
  • *「キャッシュカード兼用型」には自動貸越機能を付加させていただきます。
    自動貸越機能についてはこちら
  • *みずほ銀行、オリコまたはアイフルより申込内容の確認のため、ご入力いただいた電話番号にお電話を差しあげる場合があります。申込時間により、ご連絡が翌日以降(土・日曜日、祝日の場合は翌営業日以降)になる場合があります。 なお、ご連絡がとれなかった場合は、お申込を取り下げさせていただく場合もあります。
  • *お申込の時間等により、仮審査結果および必要書類登録用URLのご連絡が翌日以降(土・日曜日、祝日の場合は翌営業日以降)になる場合があります。
  • *審査結果の最短当日回答は、みずほ銀行の口座をお持ちの方に限ります。
  • *スマートフォンをご利用の場合、標準で設定されているブラウザをご使用のうえ、申込をお願いいたします。
  • *インターネットでお申し込みいただく場合は、パソコンもしくは携帯電話のメールアドレスが必要です。メールアドレスをお持ちでない場合は以下の【みずほ銀行カードローン専用ダイヤル】にて電話でのお申込も可能です。
  • *メールアドレスの誤入力等により、仮審査結果のご連絡がメールで届かない場合は、大変お手数ですが以下の【みずほ銀行カードローン専用ダイヤル】までお電話ください。審査結果や必要書類ご登録のご案内、ご契約内容等のご連絡はメールのみとなりますので、メールアドレスの登録内容を必ずご確認ください。
  • *申込に必要な手続きをみずほ銀行からメールでご案内します。みずほ銀行のドメイン(@p.onet.orico.co.jp、@e-mail.mizuhobank.co.jp)からのメールを受信できるよう設定してください。
  • *申込の際にフリーメールアドレスをご登録の場合、昨今、フリーメールサービス提供各社が、迷惑メールに関する対応の厳格化を進めているため、ご連絡メールが届かない可能性がございます。ご留意ください。
  • *カードローン口座開設後、ご契約内容を通知いたします。
  • *お客さまとのお取引の内容、状況等に応じて、過去にご確認させていただいた、お客さまの氏名・住所・生年月日や、お取引の目的等を、再度ご確認させていただく場合がございます。また、その際に各種書面等のご提示をお願いする場合がございます。
    確認にご協力いただけない場合は、カードローンを含めるすべてのお取引が制限される可能性がございますのでご留意ください。
  • *ご利用いただける方:
    ご契約時の年齢が満20歳以上満66歳未満の方で、安定した収入があり、みずほ銀行指定の保証会社であるオリコまたはアイフルの保証を受けることができる方
  • *「必要書類登録用URL」は、みずほ銀行委託先より送信いたしますのであらかじめご了承ください。
  • *個人番号(マイナンバー)のお届けにご協力をお願いいたします。(任意)
    法令に基づき、口座開設をされるお客さまへ個人番号のお届けをお願いしております。「個人番号(マイナンバー)お届けのお願い」をご確認のうえ、お届けにご協力いただけるお客さまは、「みずほ口座開設&手続きアプリ」にてお手続きをお願いします。
    なお、すでに個人番号をお届けいただいているお客さまは、都度のお届けは不要です。

普通預金口座の開設におけるご注意事項

  • *2021年1月18日 月曜日より、普通預金口座は通帳を発行しない「みずほe-口座」での開設となります。(詳しくはこちら
  • *口座開設後、「キャッシュカード」は「簡易書留」「転送不要」にてお送りします。

お受取に際し、以下の事項にご留意ください

  • *マンションやアパート等の集合住宅にお住まいのお客さまへ

本人確認書類に部屋番号まで記載があることをご確認ください。本人確認書類に部屋番号まで記載がない場合は、記載のある本人確認書類をご用意のうえ、お申し込みください。

  • *「転居・転送サービス」をご利用中のお客さまへ

「転送不要」の郵便物は、「転居・転送サービス」をご利用中の場合でも配達されません。転居されている場合は、現在お住まいの住所の記載がある本人確認書類をご用意のうえ、お申し込みください。

  • *表札が出ていない場合、配達されないことがあります。
  • *本人確認書類のお名前にある旧字体・異体字でお申し込みされた場合は、新字体のお名前での口座開設となりますので、あらかじめご了承ください。
  • *本人確認書類はみずほ銀行が申込内容を確認した時点で有効なものに限ります。有効期限等にご注意ください。
  • *年末年始・ゴールデンウィーク等、銀行休業日の関係で通常よりお手続きに日数を要する場合がありますのであらかじめご了承ください。
  • *そのほかにもご利用にあたってのご注意事項があります。お申込の前に必ずご確認ください。

全国銀行協会の全国銀行個人信用情報センターにおいて、2019年3月29日より「貸付自粛制度」がスタートしました。

詳しくは貸付自粛制度のご案内よりご確認ください。

ギャンブル等依存症に関する注意事項や、対処に困った場合の相談窓口はこちらから

監修者情報

監修者情報

内山貴博(うちやま・たかひろ)

  • ファイナンシャルプランナー

大学卒業後、証券会社で5年半勤務。その後FPとして独立。日本人のお金に対する知識向上に寄与すべく、相談業務やセミナー、執筆等を行っている。
日本証券業協会主催イベントや金融庁主催シンポジウムで講師等を担当。2018年にはFPの役割について探求した論文を執筆。

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