Visaカード等のキャッシング枠とカードローンの違いは?国際ブランドについても解説
掲載日:2024年12月30日(2026年3月13日更新)
目次
- *本記事は、株式会社みずほ銀行が提供しています。
- *記事の制作にあたっては、外部の協力会社に一部業務を委託しています。監修者は、情報の正確性・公平性の観点から監修を行っており、特定の商品やサービスをおすすめするものではありません。
「クレジットカードのキャッシング枠」と「カードローン」は、どちらも現金を借り入れできるサービスです。どちらも比較的手軽に利用でき、急な出費にも対応しやすいでしょう。
しかし、仕組みが似ているために、両者の違いが分かりづらく、どちらが自分に向いている借入方法なのか判断に悩む方もいるかもしれません。
また、クレジットカードの券面には、カードローンの券面にはない「Visa」や「Mastercard」等のマークが付いている場合が多く、こうしたマークの有無が何に関係しているのか知りたい方も多いのではないでしょうか。
本記事では、クレジットカードのキャッシング枠とカードローンの特徴や違いを詳しく解説します。「Visa」等のマークの意味等も分かりやすく紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
クレジットカードとは
クレジットカードは、商品やサービスの代金をカード会社が一時的に立て替える「ポストペイ(後払い)」によるキャッシュレス決済です。
手もとにある金額以上の買い物が可能で、実際にお金を支払う前に商品を受け取れます。他にも、現金を持ち歩かなくても良い、支払回数や支払いのタイミングを自分で選べる等の特徴があります。
ただし、手もとの現金以上に買い物ができる、支払方法によっては手数料の負担が増えるといった理由から、使い方には注意が必要です。
例えば、分割払いやリボ払いは、支払いを複数回に分けて返済し、毎月の返済負担額を減らすことができる支払方法です。しかし、支払期間が延びるため手数料(利息)が発生し、支払総額は増加します。これらの注意点を意識して利用しましょう。
また、最近はスマートフォンを活用し、カードレスで使えるクレジットカードも増えています。
しかし、デジタルであってもなくても、券面の表記事項は同じで、国際ブランドのマーク、カード番号、有効期限、利用者名等を表記するのが一般的です。中には、不正利用防止の目的からカード番号や有効期限等を表記しないものもあります。
クレジットカードとカードローンの違いを理解するために、クレジットカードの「国際ブランド」と「利用枠」の概念も理解しておくと良いでしょう。
「Visa」や「Mastercard」等は国際ブランドのシンボルマーク
前述の通り、クレジットカードの券面には、「Visa」や「Mastercard」等のマークが記載されています。
これらのマークは「国際ブランド」の種類を示すシンボルで、カード1枚につき一つの国際ブランドが設定されるのが一般的です。
- 国際ブランド:ライセンス契約を結んだクレジットカードの発行会社や銀行へ自社のネットワークを提供し、世界中でカード決済できる機能を提供している
世界には、「Visa」、「Mastercard」、「American Express」、日本発の「JCB」等を中心とする主要7ブランドをはじめ、様々な国際ブランドが流通しています。
国際ブランドの提供する決済機能やネットワークにより、クレジットカードは世界中の店舗やオンラインショップで使えます。ただし、国際ブランドはそれぞれの加盟店で使えるため、利用できる場所が異なる可能性もあります。
「ショッピング枠」と「キャッシング枠」の違い
クレジットカードには、主に「ショッピング枠」と「キャッシング枠」の2つの利用限度額を合わせた「総枠」が設定されています。
- ショッピング枠:買い物やサービスの支払いに利用できる利用限度額
- キャッシング枠:クレジットカードを使って現金を借り入れる際の利用限度額
- 総枠:クレジットカード1枚当たりの利用限度額
例えば、総枠100万円、ショッピング枠100万円(うち20万円利用)、キャッシング枠10万円(うち2万円利用)とすると、次のようになります。
- 総枠(利用限度額)100万円
-
利用残高22万円(支払前の利用額)
(内訳:ショッピング枠20万円利用、キャッシング枠2万円利用) -
利用可能額78万円
- 総枠(利用限度額)100万円
-
利用残高22万円(支払前の利用額)
(内訳:ショッピング枠20万円利用、キャッシング枠2万円利用) -
利用可能額78万円
上記のクレジットカードは1回のお買い物で100万円まで使えます。総枠100万円からショッピング枠とキャッシング枠の利用額を合算した22万円を引いた、78万円が利用可能額となります。ただし、総枠が100万円であるため、ショッピング枠で100万円をすべて使い切るとキャッシング枠が利用できません。逆に、キャッシング枠10万円を使い切ると、ショッピング枠は90万円までしか使えなくなります。
キャッシング枠はクレジットカードのサービスとして提供されているため、どのカードにも必ず付帯されているわけではありません。クレジットカードの申込時やカードの発行後に、キャッシング枠の申込をすると付帯されます。
また、どのタイミングにせよ、キャッシング枠の付帯や利用限度額は審査で決まるため、希望通りになるとは限りません。
保有するクレジットカードのキャッシング枠の有無や利用限度額は、会員向けの情報サイト等で確認できます。
カードローンとは
カードローンは、金融機関等が提供する個人向けのローン商品です。クレジットカードは買い物と現金借入に利用できますが、カードローンは現金の借入を専門としています。
利用限度額はクレジットカードのキャッシング枠に比べて大きく設けられており、金利は低めに設定されていることが多いです。
カードローンは、契約時に決定した利用限度額内であれば、繰り返し利用できる点が大きな特徴です。
返済方法には、約定返済(やくじょうへんさい)と任意返済の2パターンがあります。
- 約定返済:カードローン会社との契約で定められた毎月の「約定返済日」に「約定返済額」を返済する方法
- 任意返済:毎月の約定返済とは別に、ご自身のご都合の良いタイミングで利用中のカードローン会社へ追加で返済する方法
手もとの資金に余裕があるタイミングで任意返済を利用すると、効率的に元本を減らせ、早期の完済につながります。
クレジットカードのキャッシング枠とカードローンの違い
クレジットカードのキャッシング枠とカードローンには、主に次のような共通点があります。
- 契約済であればいつでも利用できる
- 利用限度額内であれば繰り返し何度でも利用できる
- 無担保・無保証人で借入ができる
- 使い道を問われない
一方で、傾向について次のような細かな違いもあります。
| 比較項目 | クレジットカードのキャッシング枠 | カードローン |
|---|---|---|
| 提供元 | クレジットカード会社や信販会社 |
銀行や消費者金融 |
| 審査 | クレジットカードの新規申込時に実施 |
契約時に実施 |
| 借入までの日数 | カードに付帯していれば当日の借入が可能、付帯していなければ申込・審査後に借入が可能(当日~翌営業日) |
契約済なら審査不要で当日の借入が可能、新規申込の場合は審査後に最短当日の借入が可能 |
| 借入方法 |
|
|
| 利用限度額 | 数十万円~百万円ほど |
最大で数百万円まで |
| 適用金利 | 年15.0%〜18.0% |
年1.5%〜18.0% |
| 返済方式 |
|
|
| 年会費 | 必要な場合あり |
不要 |
| 提供元 | |
|---|---|
| クレジットカードのキャッシング枠 | クレジットカード会社や信販会社 |
| カードローン | 銀行や消費者金融 |
| 審査 | |
| クレジットカードのキャッシング枠 | クレジットカードの新規申込時に実施 |
| カードローン | 契約時に実施 |
| 借入までの日数 | |
| クレジットカードのキャッシング枠 | カードに付帯していれば当日の借入が可能、付帯していなければ申込・審査後に借入が可能(当日~翌営業日) |
| カードローン | 契約済なら審査不要で当日の借入が可能、新規申込の場合は審査後に最短当日の借入が可能 |
| 借入方法 | |
| クレジットカードのキャッシング枠 |
|
| カードローン |
|
| 利用限度額 | |
| クレジットカードのキャッシング枠 | 数十万円~百万円ほど |
| カードローン | 最大で数百万円まで |
| 適用金利 | |
| クレジットカードのキャッシング枠 | 年15.0%〜18.0% |
| カードローン | 年1.5%〜18.0% |
| 返済方式 | |
| クレジットカードのキャッシング枠 |
|
| カードローン |
|
| 年会費 | |
| クレジットカードのキャッシング枠 | 必要な場合あり |
| カードローン | 不要 |
クレジットカードのキャッシング枠とカードローンはどちらも「お金を借りる」仕組みのため、利用後は返済が必要となります。無理なく返済するには、状況や目的に応じて使い分けることが大切です。
クレジットカードのキャッシング枠とカードローン、どちらが良い?
クレジットカードのキャッシング枠とカードローンは、どちらも急な資金調達が必要な場合に便利なサービスです。どちらが適しているかは、利用者のニーズによって異なります。
関連記事:「カードローンとキャッシング枠どっちがいい?金利や利用限度額の違いを解説」
クレジットカードのキャッシング枠がおすすめの方
クレジットカードのキャッシング枠は、次のような方に適した選択肢です。
- キャッシング枠を付帯したクレジットカードを持っている
- 少額のお金を急いで用意したい
- 短期間で返済するめどが立っている
- 海外での借入にも利用したい
キャッシング枠を付帯したクレジットカードを持っていれば、申込の手間なくATM等で簡単に現金を引き出せるため、急な支出にも素早く対応できます。ショッピング枠とキャッシング枠を1枚のカードで管理できるため、使いすぎの防止にも役立つでしょう。
また、クレジットカードは海外旅行時にも便利です。「Visa」等の国際ブランドとの連携により、海外のATMから現地通貨を引き出せるため、海外をよく訪れる方にもおすすめです。
ただし、クレジットカードのキャッシング枠はカードローンと比べると金利が高めに設定される傾向があり、長期の借入になるとそれだけ返済額が高くなります。そのため、短期間で返済するめどが立っている方に適しているといえるでしょう。
また、ショッピング枠の利用残高によっては、必要な金額の借入ができない可能性もあります。
カードローンがおすすめの方
カードローンは、次のような方に適しています。
- ある程度まとまったお金の準備にも備えておきたい
- 自分のペースで返済したい
- 金利の負担をできるだけ抑えたい
- クレジットカードを持っていない
カードローンの利用限度額は審査によって決まるため、希望通りにならない場合もあります。しかし、クレジットカードのサービスの一環であるキャッシング枠とは異なり、借入を目的としたローン商品であるため、設定される利用限度額はキャッシング枠より高めです。
例えば、旅行費用や結婚式の準備、医療費等、予期せぬ大きな支出が発生した際には、カードローンを利用すればすぐに現金を調達できるでしょう。もちろん、利用限度額の範囲内であれば、少額の借入も可能です。
カードローンは計画的に返済したい方にも向いています。毎月の約定返済をコツコツ続けたり、任意返済によって返済額の増額や追加返済を行ったりと、金利の負担を軽減しながら返済を進められるでしょう。
クレジットカードを持っていない、またはクレジットカードを利用したくない方にもカードローンは便利な選択肢となるでしょう。
みずほ銀行カードローンの利用限度額は10万円~800万円
みずほ銀行カードローンは、みずほ銀行が提供する個人向けの借入サービスで、利用限度額は10万円から800万円まで、審査結果に基づいて決まります。また、お借入金利はご利用限度額に応じて異なります。
| ご利用限度額 | お借入金利 |
|---|---|
|
10万円以上 100万円未満 |
年14.0% |
|
100万円以上 200万円未満 |
年12.5% |
|
200万円以上 300万円未満 |
年9.5% |
|
300万円以上 400万円未満 |
年7.5% |
|
400万円以上 500万円未満 |
年6.5% |
|
500万円以上 600万円未満 |
年5.5% |
|
600万円以上 800万円未満 |
年4.5% |
|
800万円 |
年2.0% |
(2026年3月13日現在)
さらに、みずほ銀行普通預金口座を持っている方はもちろん、普通預金口座を持っていない方も、24時間いつでも来店不要でお申込が可能です。
みずほ銀行カードローンは、便利で柔軟なサービスを提供しており、借入の手続きも簡単に行えます。
まとめ
クレジットカードのキャッシング枠とカードローンは、いずれも資金を調達したいときに便利な手段です。目的は同じでもそれぞれの特徴に違いがあるため、自分の状況に合わせて使い分けると良いでしょう。
ただし、どちらを利用しても利息が発生するため、無理のない返済計画を立て、返済負担を軽減することも大切です。
お金を借りる方法をお探しの方には、みずほ銀行カードローンもおすすめです。
みずほ銀行カードローンはご利用限度額に応じて、年2.0%~14.0%の金利が設定されます*1。また、みずほ銀行の住宅ローンを契約中の方はカードローン金利が基準金利より年0.5%引き下げられます*2。返済方法も柔軟に対応しているので、便利な使い方が可能です。
インターネットからいつでも簡単に申込ができ、審査も最短当日に実施されるため、すぐに資金を調達したい場合にも役立ちます*3。銀行に行く時間が取れない方も、ぜひこの機会にチェックしてみてください。
- *1)お借入金利はご利用限度額に応じて異なります。
- *2)本カードローンのご契約店で住宅ローンをご利用いただいている場合に限ります。
- *3)審査結果の最短当日回答は、みずほ銀行の普通預金口座をお持ちの方に限ります。
カードローンのお申込は
こちら
-
- *ご利用いただける方:ご契約時の年齢が満20歳以上満66歳未満の方で、安定した収入があり、みずほ銀行指定の保証会社である株式会社オリエントコーポレーション(以下オリコ)またはアイフル株式会社(以下アイフル)の保証を受けることができる方
- *カードローンのお申込に際してはみずほ銀行およびみずほ銀行指定の保証会社であるオリコまたはアイフルの審査があります。審査の結果によっては、カードローンご利用のご希望に沿えない場合があります。
- *カード種類は「キャッシュカード兼用型」となります。「キャッシュカード兼用型」には自動貸越機能が付与されます。
- *みずほ銀行、オリコまたはアイフルより申込内容の確認のため、ご本人さまやお勤め先にお電話を差しあげる場合があります。申込時間により、ご連絡が翌日以降(土・日曜日、祝日の場合は翌営業日以降)になる場合があります。なお、ご連絡がとれなかった場合はお申込を取り下げさせていただく場合もあります。
- *お申込の時間帯により、申込後のお手続きのご連絡が翌日以降(土・日曜日、祝日の場合は翌営業日以降)になる場合があります。
- *審査結果の最短当日回答は、みずほ銀行の普通預金口座をお持ちの方に限ります。
- *お申込の際に、パソコンまたは携帯電話のメールアドレスが必要です。必要書類のご登録や審査結果、ご契約内容のご連絡はメールのみとなります。メールアドレスの誤登録にはご留意ください。
- *みずほ銀行のドメイン(@clpf.mizuhobank.co.jp)からのメールを受信できるよう設定してください。
- *メールサービス提供会社が、迷惑メールに関する対応の厳格化を進めているため、お申込時にご登録いただいたメールアドレスにご連絡メールが届かない可能性がございます。ご留意ください。
- *お客さまとのお取引の内容、状況等に応じて、過去にご確認させていただいた、お客さまの氏名・住所・生年月日や、お取引の目的等を、再度ご確認させていただく場合がございます。また、その際に各種書面等のご提示をお願いする場合がございます。
確認にご協力いただけない場合は、カードローンを含めるすべてのお取引が制限される可能性がございますのでご留意ください。
推奨環境
お申込や申込後のお手続きの際は、各ブラウザの最新バージョンを推奨します。
デバイス 対応ブラウザ iOS(モバイル)
Apple Safari
Android(モバイル)
Google Chrome
Windows
Google Chrome
Microsoft Edge
Mozilla FirefoxmacOS
Google Chrome
Apple Safari
Mozilla Firefox- *上表は動作保証をするものではありません。推奨環境でも使用する機種やブラウザによってはご利用いただけない場合や正しく表示されない場合があります。
普通預金口座の開設におけるご注意事項
- *2021年1月18日 月曜日より、普通預金口座は通帳を発行しない「みずほe-口座」での開設となります。(詳しくはこちら)
- *口座開設後、「キャッシュカード」は「簡易書類」「転送不要」にてお送りします。
お受取に際し、以下の事項にご留意ください
- *マンションやアパート等の集合住宅にお住まいのお客さまへ
本人確認書類に部屋番号まで記載があることをご確認ください。本人確認書類に部屋番号まで記載がない場合は、記載のある本人確認書類をご用意のうえ、お申し込みください。
- *「転居・転送サービス」をご利用中のお客さまへ
「転送不要」の郵便物は、「転居・転送サービス」をご利用中の場合でも配達されません。転居されている場合は、現在お住まいの住所の記載がある本人確認書類をご用意のうえ、お申し込みください。
- *表札が出ていない場合、配達されないことがあります。
- *本人確認書類のお名前にある旧字体・異体字でお申し込みされた場合は、新字体のお名前での口座開設となりますので、あらかじめご了承ください。
- *本人確認書類はみずほ銀行が申込内容を確認した時点で有効なものに限ります。有効期限等にご注意ください。
- *年末年始・ゴールデンウィーク等、銀行休業日の関係で通常よりお手続きに日数を要する場合がありますのであらかじめご了承ください。
- *その他にもご利用にあたってのご注意事項があります。お申込の前に必ずご確認ください。
全国銀行協会の全国銀行個人信用情報センターにおいて、2019年3月29日より「貸付自粛制度」がスタートしました。
詳しくは貸付自粛制度のご案内よりご確認ください。
ギャンブル等依存症に関する注意事項や、対処に困った場合の相談窓口はこちらから
監修者情報
内山貴博(うちやま・たかひろ)
- ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、証券会社で5年半勤務。その後FPとして独立。日本人のお金に対する知識向上に寄与すべく、相談業務やセミナー、執筆等を行っている。
日本証券業協会主催イベントや金融庁主催シンポジウムで講師等を担当。2018年にはFPの役割について探求した論文を執筆。