無職でもクレジットカードは作れる?可能なケースや審査に通るためのポイントを解説
公開日:2026年6月12日
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無職でもクレジットカードを作ることは可能です。専業主婦(主夫)や学生、年金受給者等、配偶者や保護者に安定かつ継続した収入がある場合や、預貯金がある場合は審査に通る可能性があります。
ただし、安定かつ継続した収入がある方と比べると審査で不利になりやすいため、申込時にいくつかのポイントを押さえることが大切です。
本記事では、無職でもクレジットカードを作れる主なケースや、審査に通るためのコツを解説します。
無職でもクレジットカードは作れる?
無職でも、カード会社の申込資格を満たしていればクレジットカードの発行は可能です。実際に、無職でも申込自体はできると案内しているカード会社もあります。
クレジットカードは後払いの仕組みのため、カード会社は審査で申込者の支払能力を確認します。この点で、安定収入がある会社員等と比べると、無職は審査で不利になる可能性があります。
とはいえ、「配偶者や保護者に収入がある」「預貯金がある」等、支払能力を示せる事情があれば審査通過の可能性は十分あります。審査基準はカード会社やカードごとに異なるため、自分の状況に合うカードを選ぶことが重要です。
無職でもクレジットカードを作れるケース
「無職」といっても、専業主婦(主夫)や学生、年金受給者等立場はさまざまで、審査で重視されるポイントも異なります。
ここでは、無職でもクレジットカードを作れる可能性が比較的高い5つのケースを解説します。
専業主婦(主夫)の場合
専業主婦(主夫)は、本人に収入がなくても、配偶者に安定かつ継続した収入があればクレジットカードを作れる可能性があります。
審査では、配偶者の収入を含めた世帯年収で支払能力を判断する考え方があり、生計を共にする配偶者の返済能力が審査通過のポイントになります。
ただし、申込条件に「本人の安定した継続収入」等と記載されているカードは作れません。申し込む前に申込条件を確認し、収入要件のないカードを選ぶ必要があります。
学生の場合
学生向けカードでは、満18歳以上の大学生や専門学生等を対象に、アルバイト収入がなくても申し込みできる場合があります。
高校生は原則として申し込みできません。ただし、一部のカードでは卒業予定年の1月以降であれば申込可能なケースもあるため、申込条件をよく確認することが大切です。
年金受給者の場合
年金受給者は、年金収入が安定かつ継続した収入とみなされるため、クレジットカードを作れる可能性が比較的高いといえます。
年金は国から定期的に支給される収入のため、カード会社から返済能力があると判断されやすいとされています。
また、申込フォームの職業欄に「年金受給者」の選択肢があるカードは、年金受給者の申し込みを想定しているため、審査通過の可能性がより高まります。
預貯金がある場合
預貯金や資産がある場合、支払能力を判断する材料として考慮されることがあります。例えば、退職したばかりで現在は無職でも、一定の預貯金があれば申告内容として評価材料になり得ます。
カード会社によっては申込時に預貯金額を入力する欄を設けているため、該当する場合は正確に記入することが重要です。
ただし、預貯金が多くても、申込条件に「安定した継続収入」が必要と明記されているカードは審査通過が難しい点に注意が必要です。
家族カードの場合
家族カードは、本会員の家族向けに発行される追加カードです。発行条件はカード会社によって異なりますが、本人に収入がなくても申し込める場合があります。
対象は、本会員と生計を共にする配偶者・親・子ども等が一般的ですが、年齢要件や対象範囲はカード会社によって異なります。
家族カードの利用代金は本会員にまとめて請求されるため家計管理がしやすく、年会費も無料のケースが多い点も特徴です。
無職でもクレジットカードの審査に通るためのポイント
無職の方がクレジットカードの審査を通過するには、申込時にいくつかの工夫が必要です。
ここでは、審査通過の可能性を高めるための4つのポイントを解説します。
キャッシング枠は0円で申し込む
キャッシングとは、クレジットカードを利用してATM等から現金を借り入れできる機能で、ショッピング(買い物の支払い)とは別の枠として扱われます。
申込時にキャッシング枠を設定すると審査項目が増える場合があるため、無職の方は0円に設定して申し込む方法もあります。
キャッシング機能はカード発行後に必要に応じて追加申込できるため、まずはカード本体の審査通過を優先しましょう。
短期間に複数のカードへ申し込まない
クレジットカードの申込履歴は信用情報機関に約6ヵ月間記録されます。短期間に複数のカードへ申し込むと、この履歴が残るため審査で不利になり得ます。
同時期に何社にも申し込んだ記録があると、金銭的に困窮していると判断され、支払遅延のリスクが高いとみなされる可能性があります。
審査に不安があっても申込先は1社に絞り、もし審査落ちした場合は申込履歴が消える半年後を目安に再度申し込むのがよいでしょう。
クレジットヒストリーを良好に保つ
クレジットヒストリー(クレヒス)とは、クレジットカードやローンの利用履歴のことです。審査では、この履歴を基に申込者の信用度が判断されます。
過去に支払いの延滞や強制解約があると信用情報に傷がつき、無職かどうかにかかわらず審査通過が困難になります。
普段から支払期日を守って確実に返済し、良好な支払履歴を積み重ねることが審査通過のポイントです。
申込情報は正確に記入する
申込フォームに入力する情報は、正確かつ正直に記載する必要があります。入力ミスがあると確認作業が発生し、審査に時間がかかることがあります。
無職であるにもかかわらず職業や収入を偽ると虚偽申告にあたり、発覚した場合は審査落ちだけでなく、審査を通過した後でも会員資格が取り消されるケースがあります。
虚偽申告は信用情報にも悪影響を及ぼすため、審査が不安でも現状をありのまま申告することが大切です。
無職でクレジットカードに申し込む際の職業欄の書き方
クレジットカード申込時の職業欄では、現在の就業状況を正直に選択する必要があります。
カード会社によっては「専業主婦(主夫)」「学生」「年金受給者」等の選択肢が用意されています。該当する項目がある場合は、そちらを選びましょう。
該当する選択肢がない場合は、「無職」または「お勤めされていない方」を選択します。預貯金がある場合は、預貯金額の欄があれば正確に入力しましょう。
クレジットカード選びで迷ったら「みずほ楽天カード」がおすすめ
クレジットカードを検討する際には、審査の有無や申し込みから利用開始までの流れを把握しておくことが安心につながります。
みずほ楽天カードはオンラインで申し込みが可能で、所定の入会審査を経てカードが発行されます。
審査結果やカードが手もとに届くまでの日数は申込内容や状況によって異なりますが、一般的なクレジットカードと同様の流れで進みます。
学生や初めてクレジットカードを申し込む方も対象となっており、利用可能枠や支払方法は審査結果に応じて設定されます。
事前に流れを理解しておくことで、安心して申し込みを検討しやすくなります。
まとめ
無職の方でも、条件次第でクレジットカードを作れる可能性があります。まずは自分の状況(配偶者・保護者の収入、年金収入、預貯金の有無等)を正しく把握することが重要です。
申込時には、正直に情報を記入し、キャッシング枠を0円にする、多重申込を避ける、クレヒスを良好に保つといった審査通過のポイントを押さえて手続きを進めましょう。
自分に合ったクレジットカードを選び、計画的に利用することで、便利なキャッシュレス生活を実現できます。
監修者情報
内山貴博(うちやま たかひろ)
- 1級FP技能士・CFP
大学卒業後、証券会社の本社で社長室、証券業務部、企画グループで5年半勤務。その後FPとして独立。金融リテラシーが低く、資産運用に保守的と言われる日本人のお金に対する知識向上に寄与すべく、相談業務やセミナー、執筆等を行っている。
日本証券業協会主催「投資の日」イベントや金融庁主催シンポジウムで講師等を担当。
2018年に日本人の金融リテラシー向上のためのFPの役割について探求した論文を執筆。