カードローン返済が終わらない!返済期間を短縮するコツや残高確認方法を解説
掲載日:2025年11月10日
目次
カードローンの返済がいつまでも終わらないと感じるときは、返済や借り方の見直しが必要かもしれません。例えば、約定返済額が少ないときや頻繁に借入をしているときは、返済がなかなか終わらないように感じやすくなります。
本記事では、カードローンの返済が終わらないと感じるときに実施したい対策や返済のコツ、現状把握の方法を紹介します。また、返済期間を短縮しやすいカードローンの選び方も紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
カードローン返済が終わらないことってあるの?
カードローンは、借入残高に合わせて約定返済額や返済期間が調整されるローンです。返済中に追加借入を行うと返済期間が延長される可能性があり、何度も追加借入を行うことで、「いつまで経っても返済が終わらない」という状況に陥るかもしれません。
一般的にカードローンは契約期間が1~5年程度に設定されています。通常は契約期間が到来すると自動更新されるため、返済期間が契約期間よりも長くなることは珍しくありません。しかし、次のような事情が生じたときは、契約期間の更新が行われない可能性があります。
- 一定の年齢に達した
- カードローンの返済を延滞した
契約期間が更新されないときは、新たな借入ができず、借入残高の返済のみ継続することになります。借入残高と利息を全額返済すると、カードローンの返済が終了し、同時に契約も終了します。
カードローン返済が長引く理由
借入時の想定と比べてカードローンの返済期間が長引いていると感じたときは、何らかの理由があると考えられます。よくある理由としては、次のものが挙げられます。
- 追加で借入をしているから
- 毎月の返済額が少ないから
各理由を説明します。どちらの理由にあてはまるのか、チェックしてみてください。
追加で借入をしているから
カードローンによる借入が最初の1回のみなら、返済に遅れない限り、最初に決まった返済期間で返済が完了します。しかし、追加で借入を行うと借入残高が増え、返済期間も新たに調整されて長引くことがあります。
カードローンを完済する前に借入を繰り返すことで、いつまで経っても返済が終わらないように感じるかもしれません。カードローンの返済に区切りをつけたいと考える方は、追加で借入を行うのをやめ、一度完済してから新たに借り入れるのも一つの方法です。
毎月の返済額が少ないから
毎月の返済額(約定返済額)が少なければ、借入残高が減りにくく、カードローンの返済も長引きます。返済に対する負担を感じにくいというメリットはあるものの、返済期間が長引いて利息も増えやすくなるため、注意が必要です。
また、金利が高いカードローンの場合、約定返済額の大半が利息の返済に充てられ、借入残高(元金)の返済が進んでいない可能性があります。この場合も返済期間が長引きやすくなるため、いつまで経っても返済が終わらないように感じるかもしれません。
カードローンの返済期間が長引くことで生じ得るデメリット
カードローンの返済期間が長引くことには、次のようなデメリットがあります。
- 利息が増える
- 返済計画を立て直す必要が生じる
- ストレスを感じることがある
それぞれどのようなデメリットなのか、具体的に見ていきましょう。
利息が増える
利息は、借入金額と金利、借入日数(=返済期間)から計算します。返済期間が長引くと利息が増え、返済総額も増えてしまいます。
また、返済総額が増えたことで家計が圧迫され、返済が滞り、遅延損害金が発生するといった悪循環が生じるかもしれません。
返済計画を立て直す必要が生じる
カードローンは利用限度額の範囲内なら、繰り返し追加で借入できるローンです。急な支出が生じたときに役立ちますが、ATMやアプリ等を使って簡単な手続きで借入ができることから、すぐに追加借入をしてしまうかもしれません。
追加借入により借入残高が増えたときは、返済期間や約定返済額が変わることもあります。返済期間や約定返済額が変わると、最初に借入をしたときとは予定が変わるため、返済計画の立て直しが不可欠です。
カードローンの返済期間や約定返済額が変わることで、住宅ローンや教育ローン等の他のローンの借入や返済にも影響が出る可能性があります。各社公式のウェブサイトに返済金額シミュレーションが公開されている場合は、活用して計画を立て直しましょう。
ストレスを感じることがある
「カードローン返済がいつまでも終わらない」と感じることは、ストレスにもなります。
カードローン以外にも借入がある場合なら、返済管理が複雑になり、さらに精神的負担が増すかもしれません。日々の生活や健康状態にも影響を及ぼす可能性があるため、返済を長引かせないことが大切です。
カードローン返済を短縮するコツ
カードローンの返済期間が長引くと、利息が増えるといった経済的なデメリットだけでなく、ストレスを感じる等の精神的なデメリットもあります。デメリットを回避するためにも、次の返済を短縮するコツを実践してみましょう。
- 借入残高を正確に把握する
- 借入は必要最低限にする
- 任意返済を行い、借入残高を減らす
- 約定返済額を増やす
各返済を短縮するコツを解説します。返済を進めていくためにチェックしてみてください。
借入残高を正確に把握する
カードローンを計画的に返済するためにも、こまめに返済期間や借入残高をチェックしておきましょう。「早く完済しよう」という気持ちになり、余裕があるときやATMに立ち寄ったとき等に返済するようになるかもしれません。
みずほ銀行カードローンでは、返済期間や借入残高をアプリやインターネットバンキング、銀行ATM、電話で確認できます。カードローン会社によって把握方法が異なるため、契約中のカードローン会社で調べておきましょう。
アプリ・インターネットバンキングで確認する
みずほ銀行カードローンでは、みずほダイレクトアプリやインターネットバンキングから借入残高を確認できます。返済期間は、利用限度額と借入残高、適用金利からシミュレーションして割り出しましょう。
銀行ATM・電話で確認する
みずほ銀行のATMで「カードローン」を選択し、「残高照会」をタッチすると、借入残高を確認できます。ただし、みずほ銀行のキャッシュカードやカードローンカードが必要です。適切なカードを持って、みずほ銀行のATMコーナーに行きましょう。
また、カードローン専用ダイヤルでも借入残高を確認できます。キャッシュカードやカードローンカードを準備してから問い合わせましょう。
借入は必要最低限にする
借入金額が増えると利息が増え、返済期間も長くなりがちです。借入は必要最低限の金額で行うようにしましょう。
もし多めに借りる必要が生じたときは、「今後3年間は追加借入を行わない」のように、ご自身でルールを作るのも追加借入を減らす一つの方法です。
任意返済を行い、借入残高を減らす
カードローン会社で定められた毎月の返済金額(約定返済額)だけでは借入残高が減りにくいと感じたときは、任意返済を実施してみてはいかがでしょうか。
任意返済とは、都合の良いタイミングで都合の良い金額を返済する仕組みです。任意返済した金額は借入残高(元金)に充当されることが一般的なため、効率的に借入残高を減らせます。
ただし、任意返済を行った月も約定返済は行われます。約定返済日に約定返済額が引き落とされることも踏まえて、無理のない範囲で任意返済の金額を決めましょう。また、任意返済は手数料がかかることがあります。何度も実施する場合は、手数料のかからない返済方法があるか確認しておきましょう。
約定返済額を増やす
約定返済額が増えれば、返済期間を短縮しやすくなります。カードローンによっては約定返済額を増やせることもあるので、無理のない範囲で増やしてみてはいかがでしょうか。
カードローンが約定返済額の増額に対応していない場合や、毎月多額の返済をする自信がない場合は、普段からこまめに任意返済を実施するように心掛けましょう。
返済期間を短縮しやすいカードローンの選び方
返済期間が長引くことにはデメリットが多いため、紹介したコツも参考にして返済期間の短縮を心掛けましょう。
また、返済期間を短縮しやすいカードローンを選ぶことも大切です。返済期間の短縮しやすさに注目したカードローンの選び方を紹介します。
返済方法の選択肢の多さと手数料の有無を確認する
毎月の返済額を増やして借入残高を減らすペースを早めれば、返済期間を短縮しやすくなります。思い立ったときに追加で返済できるよう、任意返済しやすいカードローンを選ぶようにしましょう。
例えば、返済方法の選択肢が多ければ、思い立ったときにすぐに任意返済がしやすくなります。カードローン会社のATMだけでなく、提携ATMも利用できるカードローンやインターネット経由で返済ができるカードローンなら、任意返済の機会が増えるかもしれません。
また、任意返済時にかかる手数料も確認しておきましょう。高額な手数料がかかると、早く借入残高を減らしても、カードローン会社への支払総額が増えてしまうことがあります。
金利の低いカードローンを選択する
金利の低いカードローンを選ぶことで、返済期間の短縮や利息の抑制につなげられる可能性があります。一般的に消費者金融系のカードローンに比べ、銀行系カードローンは金利が低いとされています。金利にこだわるときは、銀行系カードローンに注目してみましょう。
現在利用中のカードローンよりも低金利で借入ができる先が見つかったときは、借入先の変更も検討できます。また、複数の借入先があるときは、金利の低いローンでまとめて一本化する方法も検討してみましょう。
ローンを一本化することには、返済の煩雑化を解消する効果も期待できます。また、金利の低いローンでまとめれば、利息が減る分、支払総額が安くなり、結果として返済期間を短縮できる可能性もあります。
返済のしやすさで選ぶならみずほ銀行カードローン
返済しやすさに注目するなら、みずほ銀行カードローンがおすすめです。
みずほ銀行ATM以外にもコンビニATMを利用でき、みずほダイレクト(アプリ・ブラウザ版)からでも借入・返済ができる等の多様な方法をご利用いただけます。また、みずほダイレクト(アプリ・ブラウザ版)を利用すれば、お借入・ご返済時の手数料もかかりません。
早めに完済したいときは、ATMやみずほダイレクトアプリ、インターネットバンキングで借入残高を全額返済し、その後、電話もしくは店舗で利息を確認・精算すればいつでも完済が可能です。ご自身の返済プランに合わせて、柔軟に借入・返済できるのもみずほ銀行カードローンの特徴といえるでしょう。
また、みずほ銀行カードローンは、銀行系ならではの低金利(年2.0%~14.0%)のカードローンです*1 。住宅ローンをご契約中の場合は基準金利より年0.5%引き下げられ、年1.5~13.5%の金利が適用されます*2 。カードローンを初めて利用する方もぜひご検討ください。
- *1)お借入金利はご利用限度額に応じて異なります。
- *2)本カードローンのご契約店で住宅ローンをご利用いただいている場合に限ります。
まとめ
カードローンは計画的に利用すれば便利なローンです。利用限度額の範囲内なら繰り返し借入・返済ができるため、急な出費のときに借りたり、余裕があるときに多めに返済したりと、自由に利用プランを立てられます。
ただし、追加借入をしたときや約定返済額が少ないときには、返済期間が長期化し、返済がいつまで経っても終わらないように感じるかもしれません。こまめに返済期間や借入残高をチェックし、追加借入時はその都度プランを見直すことが大切です。
また、返済のしやすさや手数料、金利を確認して、ご自身に合ったカードローンを選ぶことも大切です。様々なカードローン会社が様々な特徴を持つカードローンを提供しています。ぜひ特徴を比較して、ご自身に合うカードローンを慎重に選んでください。
カードローンのお申込は
こちら
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- *ご利用いただける方:ご契約時の年齢が満20歳以上満66歳未満の方で、安定した収入があり、みずほ銀行指定の保証会社である株式会社オリエントコーポレーション(以下オリコ)またはアイフル株式会社(以下アイフル)の保証を受けることができる方
- *カードローンのお申込に際してはみずほ銀行およびみずほ銀行指定の保証会社であるオリコまたはアイフルの審査があります。審査の結果によっては、カードローンご利用のご希望に沿えない場合があります。
- *カード種類は「キャッシュカード兼用型」となります。「キャッシュカード兼用型」には自動貸越機能が付与されます。
- *みずほ銀行、オリコまたはアイフルより申込内容の確認のため、ご本人さまやお勤め先にお電話を差しあげる場合があります。申込時間により、ご連絡が翌日以降(土・日曜日、祝日の場合は翌営業日以降)になる場合があります。なお、ご連絡がとれなかった場合はお申込を取り下げさせていただく場合もあります。
- *お申込の時間帯により、申込後のお手続きのご連絡が翌日以降(土・日曜日、祝日の場合は翌営業日以降)になる場合があります。
- *審査結果の最短当日回答は、みずほ銀行の普通預金口座をお持ちの方に限ります。
- *お申込の際に、パソコンまたは携帯電話のメールアドレスが必要です。必要書類のご登録や審査結果、ご契約内容のご連絡はメールのみとなります。メールアドレスの誤登録にはご留意ください。
- *みずほ銀行のドメイン(@clpf.mizuhobank.co.jp)からのメールを受信できるよう設定してください。
- *メールサービス提供会社が、迷惑メールに関する対応の厳格化を進めているため、お申込時にご登録いただいたメールアドレスにご連絡メールが届かない可能性がございます。ご留意ください。
- *お客さまとのお取引の内容、状況等に応じて、過去にご確認させていただいた、お客さまの氏名・住所・生年月日や、お取引の目的等を、再度ご確認させていただく場合がございます。また、その際に各種書面等のご提示をお願いする場合がございます。
確認にご協力いただけない場合は、カードローンを含めるすべてのお取引が制限される可能性がございますのでご留意ください。
推奨環境
お申込や申込後のお手続きの際は、各ブラウザの最新バージョンを推奨します。
デバイス 対応ブラウザ iOS(モバイル)
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Google Chrome
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Mozilla Firefox- *上表は動作保証をするものではありません。推奨環境でも使用する機種やブラウザによってはご利用いただけない場合や正しく表示されない場合があります。
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- *2021年1月18日 月曜日より、普通預金口座は通帳を発行しない「みずほe-口座」での開設となります。(詳しくはこちら)
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全国銀行協会の全国銀行個人信用情報センターにおいて、2019年3月29日 金曜日より「貸付自粛制度」がスタートしました。
詳しくは貸付自粛制度のご案内よりご確認ください。
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監修者情報
内山貴博(うちやま・たかひろ)
- ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、証券会社で5年半勤務。その後FPとして独立。日本人のお金に対する知識向上に寄与すべく、相談業務やセミナー、執筆等を行っている。
日本証券業協会主催イベントや金融庁主催シンポジウムで講師等を担当。2018年にはFPの役割について探求した論文を執筆。