ページの先頭です
メニュー

メニュー

閉じる
本文の先頭です

カードローンの増額申請の方法は?申込や審査のポイント、注意点を解説

掲載日:2025年2月12日

カードローンの増額申請の方法は?申込や審査のポイント、注意点を解説

カードローンは利用限度額内で繰り返し借入・返済できるローンです。利便性の高さが特徴ですが、利用限度額が不足するときは必要なときに必要な金額を借りられないことがあります。

必要な金額を借りられないときは、利用限度額を増やす「増額」を検討してみましょう。申請方法や増額審査のポイント、注意点を解説します。また、利用限度額を増額するメリットも紹介します。

カードローンの利用限度額は増額できる

カードローンの利用限度額は、申込時の審査によって決まります。審査から時間が経過している場合は、申込時とは状況が変わっているかもしれません。

増額を申し込むことで、契約時とは異なる利用限度額が提示される可能性があります。利用限度額が不足するときは、増額審査への申込を検討してみましょう。

カードローンの増額申請の方法

増額には審査が必要です。増額審査への申込方法は、カードローンによって異なります。不明なときは、利用中のカードローン会社に問い合わせてください。

カードローンの増額審査のポイント

増額を申し込むと、審査が始まります。銀行カードローンでは、銀行による審査と保証会社による審査が実施されることが一般的です。

なお、審査内容や基準は、どのカードローン会社でも公開していません。そのため、同じ方が同じ条件で申し込んでも、カードローン会社によっては増額が認められることもあれば、増額できない、あるいは減額となる可能性もあります。

確認される可能性がある一般的なポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

申込条件を満たしていること

増額審査では、もともとのカードローンの申込条件を満たしていることも確認される可能性があります。

例えば、年齢条件を満たしているか、収入が安定しているか等をチェックされることがあるため、増額審査に申し込む前にカードローンの申込条件を満たしているか確認しておきましょう。

収入が条件を満たすこと

消費者金融カードローンでは、総量規制が適用されるため、年収の3分の1を超える金額の利用限度額を設定できません。既に利用限度額が年収の3分の1程度のときは、増額審査に申し込んでも利用限度額が増えない可能性があります。

銀行カードローンは総量規制の適用外ですが、各行で総量規制に準じた貸付規制を実施しているため、年収の3分の1を大きく超える利用限度額の設定は難しいかもしれません。現在の利用限度額が年収の3分の1に近いときは、増額審査に申し込んでも、増額が叶わない可能性があります。

返済能力が十分にあること

増額審査でも新規申込時の審査と同様、返済能力を確認されます。返済能力とは返済できる能力のことです。収入が増えても返済能力が増えるとは限らない点に注意しましょう。

例えば、カードローンに申し込んだ時点と比べて収入が増えたとしても、毎月のローン返済が増えている場合や扶養家族が増えた場合は、自由に使える金額が減っていると考えられます。そのようなケースでは、返済能力も低下していると判断されるかもしれません。

なお、金融機関ではローンやクレジットカードの審査時に、申込者の情報を信用情報機関に問い合わせます。信用情報機関では各個人の借入状況も管理しているため、金融機関は申請者の返済能力を判断する際に参考にします。

今までの借入・返済履歴に問題がないこと

カードローンをあまり利用していないケースや、返済が遅れがちといったケースでは、利用者とカードローン会社との間で信頼関係を構築できていない可能性があります。

反対に、カードローンを何度か利用し、なおかつ返済に遅れていないなら、信頼関係も構築できている可能性があると考えられます。申し込む前に、今までの借入・返済の状況を確認してみましょう。

カードローンの利用限度額を増額するメリット

利用限度額の増額により、カードローンがさらに使いやすくなることがあります。増額によって得られる代表的なメリットを紹介します。

高額な出費に対応できる

利用限度額が増額すれば、家具や家電といった高額な買い物をするときにもカードローンを利用しやすくなります。また、引越代やお子さまの授業料等、金額がかさみがちな出費にも、対応しやすくなります。

複数の用途に利用できる

高額な出費の予定がなくても、複数の用途でお金が必要になるケースがあります。利用限度額が増額すれば、支払が重なっても対応しやすくなるでしょう。

適用金利が下がることがある

カードローンによっては、利用限度額を基準に適用金利を設定しています。通常は利用限度額が増えれば適用される金利が下がるため、増額により低金利で利用できるようになるかもしれません。

例えば、みずほ銀行カードローンでは、以下のように借入金利を設定しています。

ご利用限度額 お借入金利

10万円以上100万円未満

年14.0%

100万円以上200万円未満

年12.0%

200万円以上300万円未満

年9.0%

300万円以上400万円未満

年7.0%

400万円以上500万円未満

年6.0%

500万円以上600万円未満

年5.0%

600万円以上800万円未満

年4.5%

800万円

年2.0%

(2025年1月15日現在)

ご利用限度額が50万円でお借入金利が年14.0%の方が、増額によりご利用限度額が100万円に増えると、年12.0%のお借入金利が適用されます。

また、カードローン契約時にみずほ銀行で住宅ローンをご利用いただいている方は、上記の基準金利から金利年0.5%引き下げいたします。

なお、利用限度額を基準に適用金利を設定していない場合でも、利息制限法により適用金利が引き下げられる可能性があります。利息制限法はすべてのローンにおいて適用される法律のため、ぜひチェックしておきましょう。

利息制限法による適用金利の基準

元本の額 上限金利

10万円未満

年20.0%

10万円以上100万円未満

年18.0%

100万円以上

年15.0%

(2025年1月15日現在)

例えば、利息制限法では、100万円以上の元本の額に対する適用金利は年15.0%以下と定められています。現在、年15.0%を超える金利が適用されている場合なら、増額により利用限度額が100万円を超えると、適用金利も引き下げられることになります。

カードローンの利用限度額を増額する際の注意点

カードローンの利用限度額を増額する際の注意点

カードローンの利用限度額を増額することにはメリットが多数ありますが、注意すべき点もいくつかあります。増額申請する前に考慮しておきたいポイントを紹介します。

利用限度額を増額できない可能性がある

カードローンの利用限度額を増額するときには、審査が必要です。審査に通過するとは限らないため、利用限度額を増額できないことも考えられます。

また、利用限度額の増額が可能でも、期待したような金額にならない可能性もあります。必要な金額を借りられない場合は、カードローン以外のローンや、他の金融機関への申込も検討する必要が生じるかもしれません。

カードローンの利用を制限される可能性がある

増額時の審査によっては、現在の利用限度額の基準を満たしていないと判断される可能性もあります。利用限度額が減額され、審査前よりも利用しにくくなってしまうかもしれません。

また、返済を延滞している場合や、収入や他社借入額等がカードローン契約時と著しく変わっている場合には、カードローンの利用を停止される可能性もあります。増額申請をするときは、本当に利用限度額を増額する必要があるのか吟味してから申し込むようにしましょう。

計画的に利用するのが難しくなることがある

増額審査に通過し、利用限度額が増えたとしても、問題がないわけではありません。利用限度額が増えると借りられる金額も増えるため、より一層計画的に利用することが求められます。

利用限度額が増えて返済管理が難しくなると、返済日までに返済できなくなったり、返済期間が長引いて利息が高くなったりする可能性もあります。現在よりも利用限度額が増えると計画的な利用が難しいと考えられるときは、増額を申し込まない方が良いでしょう。

みずほ銀行カードローンは増額申請が可能

無理なく計画的に利用できるのであれば、カードローンの利用限度額が増えることはメリットです。急な支出に備えられるだけでなく、出費が重なったときにもカードローン1枚で対応しやすくなります。

みずほ銀行カードローンは、みずほ銀行の窓口や電話で増額申請が可能です。また、インターネットでは24時間いつでも増額のお申し込みを受け付けています。ぜひご検討ください。

まとめ

カードローンの利用限度額を増額することには多くのメリットがあります。急な支出や支払が重なったときに対応しやすくなるだけでなく、適用金利が下がる可能性もあります。

ただし、利用限度額の増額には審査が必要です。現在の状況によっては希望通りに増額されなかったり、減額されたりする場合もあるため、注意が必要です。

カードローンは計画的に借入・返済することが大切です。必要に応じて増額申請を検討しましょう。

  • *カードローンのお申込に際してはみずほ銀行およびみずほ銀行指定の保証会社である株式会社オリエントコーポレーション(以下オリコ)またはアイフル株式会社(以下アイフル)の審査があります。審査の結果によっては、ローンご利用のご希望に沿いかねる、またはご希望のご利用限度額をご選択されていても減額させていただく場合がありますので、ご了承ください。
  • *カード種類は「キャッシュカード兼用型」となります。
  • *「キャッシュカード兼用型」には自動貸越機能を付加させていただきます。
    自動貸越機能についてはこちら
  • *みずほ銀行、オリコまたはアイフルより申込内容の確認のため、ご入力いただいた電話番号にお電話を差しあげる場合があります。申込時間により、ご連絡が翌日以降(土・日曜日、祝日の場合は翌営業日以降)になる場合があります。 なお、ご連絡がとれなかった場合は、お申込を取り下げさせていただく場合もあります。
  • *お申込の時間等により、仮審査結果および必要書類登録用URLのご連絡が翌日以降(土・日曜日、祝日の場合は翌営業日以降)になる場合があります。
  • *審査結果の最短当日回答は、みずほ銀行の口座をお持ちの方に限ります。
  • *スマートフォンをご利用の場合、標準で設定されているブラウザをご使用のうえ、申込をお願いいたします。
  • *インターネットでお申し込みいただく場合は、パソコンもしくは携帯電話のメールアドレスが必要です。メールアドレスをお持ちでない場合は以下の【みずほ銀行カードローン専用ダイヤル】にて電話でのお申込も可能です。
  • *メールアドレスの誤入力等により、仮審査結果のご連絡がメールで届かない場合は、大変お手数ですが以下の【みずほ銀行カードローン専用ダイヤル】までお電話ください。審査結果や必要書類ご登録のご案内、ご契約内容等のご連絡はメールのみとなりますので、メールアドレスの登録内容を必ずご確認ください。
  • *申込に必要な手続きをみずほ銀行からメールでご案内します。みずほ銀行のドメイン(@p.onet.orico.co.jp、@e-mail.mizuhobank.co.jp)からのメールを受信できるよう設定してください。
  • *申込の際にフリーメールアドレスをご登録の場合、昨今、フリーメールサービス提供各社が、迷惑メールに関する対応の厳格化を進めているため、ご連絡メールが届かない可能性がございます。ご留意ください。
  • *カードローン口座開設後、ご契約内容を通知いたします。
  • *お客さまとのお取引の内容、状況等に応じて、過去にご確認させていただいた、お客さまの氏名・住所・生年月日や、お取引の目的等を、再度ご確認させていただく場合がございます。また、その際に各種書面等のご提示をお願いする場合がございます。
    確認にご協力いただけない場合は、カードローンを含めるすべてのお取引が制限される可能性がございますのでご留意ください。
  • *ご利用いただける方:
    ご契約時の年齢が満20歳以上満66歳未満の方で、安定した収入があり、みずほ銀行指定の保証会社であるオリコまたはアイフルの保証を受けることができる方
  • *「必要書類登録用URL」は、みずほ銀行委託先より送信いたしますのであらかじめご了承ください。
  • *個人番号(マイナンバー)のお届けにご協力をお願いいたします。(任意)
    法令に基づき、口座開設をされるお客さまへ個人番号のお届けをお願いしております。「個人番号(マイナンバー)お届けのお願い」をご確認のうえ、お届けにご協力いただけるお客さまは、「みずほ口座開設&手続きアプリ」にてお手続きをお願いします。
    なお、すでに個人番号をお届けいただいているお客さまは、都度のお届けは不要です。

普通預金口座の開設におけるご注意事項

  • *2021年1月18日 月曜日より、普通預金口座は通帳を発行しない「みずほe-口座」での開設となります。(詳しくはこちら
  • *口座開設後、「キャッシュカード」は「簡易書留」「転送不要」にてお送りします。

お受取に際し、以下の事項にご留意ください

  • *マンションやアパート等の集合住宅にお住まいのお客さまへ

本人確認書類に部屋番号まで記載があることをご確認ください。本人確認書類に部屋番号まで記載がない場合は、記載のある本人確認書類をご用意のうえ、お申し込みください。

  • *「転居・転送サービス」をご利用中のお客さまへ

「転送不要」の郵便物は、「転居・転送サービス」をご利用中の場合でも配達されません。転居されている場合は、現在お住まいの住所の記載がある本人確認書類をご用意のうえ、お申し込みください。

  • *表札が出ていない場合、配達されないことがあります。
  • *本人確認書類のお名前にある旧字体・異体字でお申し込みされた場合は、新字体のお名前での口座開設となりますので、あらかじめご了承ください。
  • *本人確認書類はみずほ銀行が申込内容を確認した時点で有効なものに限ります。有効期限等にご注意ください。
  • *年末年始・ゴールデンウィーク等、銀行休業日の関係で通常よりお手続きに日数を要する場合がありますのであらかじめご了承ください。
  • *そのほかにもご利用にあたってのご注意事項があります。お申込の前に必ずご確認ください。

全国銀行協会の全国銀行個人信用情報センターにおいて、2019年3月29日より「貸付自粛制度」がスタートしました。

詳しくは貸付自粛制度のご案内よりご確認ください。

ギャンブル等依存症に関する注意事項や、対処に困った場合の相談窓口はこちらから

監修者情報

監修者情報

内山貴博(うちやま・たかひろ)

  • ファイナンシャルプランナー

大学卒業後、証券会社で5年半勤務。その後FPとして独立。日本人のお金に対する知識向上に寄与すべく、相談業務やセミナー、執筆等を行っている。
日本証券業協会主催イベントや金融庁主催シンポジウムで講師等を担当。2018年にはFPの役割について探求した論文を執筆。

他の人が次に読んでいる記事

カードローンを金利年18.0%で借りたときの利息は?計算方法や抑えるコツも紹介

カードローンを金利年18.0%で借りたときの利息は?計算方法や抑えるコツも紹介

即日融資が可能なおすすめカードローンとは?借入や審査の時間を短縮する方法も紹介

即日融資が可能なおすすめカードローンとは?借入や審査の時間を短縮する方法も紹介

カードローンの審査内容は?必要な理由や通らない場合の対処法を解説

カードローンの審査内容は?必要な理由や通らない場合の対処法を解説

ページの先頭へ