ページの先頭です
メニュー

メニュー

閉じる
本文の先頭です

キャッシングにかかる手数料・利息とは?抑える方法やシミュレーションも紹介

掲載日:2024年11月29日

キャッシングにかかる手数料・利息とは?抑える方法やシミュレーションも紹介

クレジットカードのキャッシングで借入・返済する際、ATM利用手数料や振込手数料がかかる場合があります。また、借りたお金の返済に加えて利息の支払が必要です。

本記事では、クレジットカードのキャッシングを利用する際にかかる手数料・利息を解説します。

利息の計算方法や手数料・利息を抑えるポイントも紹介するので、負担を抑えて借り入れしたい方はぜひ参考にしてください。

キャッシングとは

キャッシングとは、一般的にクレジットカードを使って現金を借り入れできるサービスを指します。契約時に決められた利用限度額の範囲で、繰り返し借入ができる仕組みです。

キャッシングは、原則として利用目的に制限がなく、振込やATM等を利用して必要なときに借り入れできるため、お持ちのクレジットカードにキャッシング枠を設定しておくと便利です。

なお、広い意味では、カードローン等も含め、現金を借りるサービスや行為全般を「キャッシング」と呼ぶことがあります。

キャッシングにかかる手数料とは

クレジットカードのキャッシングを利用すると、借入時や返済時に手数料がかかる場合があります。主な手数料は以下の2種類です。

  • ATM利用手数料
  • 振込手数料

なお、返済が指定の口座から自動的に引き落とされる口座振替の場合には、一般的に振替手数料はかかりません。

ATM利用手数料

金融機関やコンビニのATMを利用して借入や返済を行う際に、ATM利用手数料がかかる場合があります。

一般的なATM利用手数料は、利用金額に応じて110円~220円程度です。多くの場合、クレジットカードの利用代金と合わせて請求されます。

利用金額 ATM利用手数料*

1万円以下

110円

1万円超

220円

  • *金額はすべて消費税等を含みます。

ATM利用手数料は、クレジットカードや曜日・時間帯等によって異なる場合があるため、詳しくはクレジットカード会社のウェブサイト等で確認しましょう。

一部のクレジットカードでは、指定のATMで手数料が無料になる場合もあります。

なお、海外キャッシングを利用できる場合もありますが、ATM利用手数料がかかる可能性があります。海外キャッシングの利用を考えている方は、事前に確認しましょう。

振込手数料

一部のクレジットカードは、振込での返済に対応していますが、その際の振込手数料は一般的に利用者が負担します。

振込手数料は、金融機関や同行宛・他行宛、振込金額等によって異なります。利用している金融機関のウェブサイト等でご確認ください。

なお、多くの場合、借入時は振込手数料がかかりません。

キャッシングにかかる利息

クレジットカードのキャッシングを利用する際は、手数料だけでなく、借りたお金に対して発生する「利息」も理解しておく必要があります。

  • 借入に対する「利息」
  • 返済の遅延に対して発生する「遅延損害金」

借入に対する「利息」

クレジットカードのキャッシングを利用すると、手数料とは別に「利息」がかかります。

利息とは、借りたお金に対する利用料として支払うお金のことです。クレジットカードのキャッシングに関わらず、お金を借りたときは、元金(借りたお金)に加えて利息を支払わなければなりません。

借りたお金に対する利息の割合を「金利(利率)」といいます。クレジットカード会社やクレジットカードの種類によって異なりますが、一般的な金利の相場は年15.0%~年18.0%程度です。

ただし、「利息制限法」によって上限が決められているため、年20.0%を超えることはありません。

借入金額 上限金利

10万円未満

年20.0%

10万円以上100万円未満

年18.0%

100万円以上

年15.0%

返済の遅延に対して発生する「遅延損害金」

クレジットカードのキャッシングの返済に遅れると、「遅延損害金」が発生します。

遅延損害金とは、返済日の翌日から返済が完了する日まで発生する利息(損害金)です。遅延した日数に応じてかかるため、返済が遅れるほど負担が重くなります。

遅延損害金の金利は金融機関やクレジットカード会社によって異なりますが、多くの場合、通常の借入金利よりも高く設定されています。キャッシングを利用する前にクレジットカードの会員規約等で確認しましょう。

なお、遅延損害金の金利は、利息制限法によって年20.0%が上限と決まっています。

キャッシングの利息を計算する方法

キャッシングの利息を計算する方法

お金を借りた際の利息は、金利、利用金額、利用日数に応じて決まります。利用金額が少ないほど、または早く返済するほど支払う利息の額が少なくなる仕組みです。

クレジットカードのキャッシングで借り入れして、「1回払い」と「リボ払い」で返済した際の利息の計算方法をそれぞれ解説します。

1回払い

1回払いは、利用残高を一括で返済する方法です。キャッシングで借り入れし、1回払いで返済した場合の利息は、以下の計算式で求められます。

利息 = 利用残高 × 年利率 ÷ 365日* × 利用日数「借入日の翌日から返済日までの日数」

例えば、4月10日に5万円を金利年18.0%で借り入れし、5月10日に1回払いした場合の利息は、次のように計算できます。

50,000円 × 年18.0% ÷ 365日* × 30日間 = 739円

  • *うるう年は366日で計算

リボ払い

リボ払い(リボルビング払い)は、毎月の返済額がほぼ一定になる返済方法です。毎月の返済額は、利用残高に応じて決まります。

クレジットカード会社によっても異なりますが、リボ払いで返済する場合は「前回返済日の翌日(初回は借入日の翌日)から返済日までの日数」を利用日数として利息を計算するのが一般的です。

利息 = 利用残高 × 年利率 ÷ 365日* × 利用日数「前回返済日の翌日から返済日までの日数」

リボ払いでは、返済のたびに利用残高が少なくなるため、返済が進むにつれて利息の負担が減っていきます。

例えば、10万円の利用残高があり、最初の返済で元金1万円を返済した場合、2回目の返済では9万円(10万円 – 1万円)に対して利息がかかります。

  • *うるう年は366日で計算

キャッシングの手数料・利息を抑えるポイント

クレジットカードのキャッシングを利用すると、借りたお金の返済に加えて、手数料や利息がかかります。実質的な返済の負担が大きくなるため、なるべく手数料・利息を抑えて上手に利用しましょう。

以下のキャッシングの手数料や利息を抑えるポイントを解説します。

  • 手数料無料の借入・返済方法を利用する
  • 繰上返済を活用する
  • 必要な金額だけ借りる
  • 返済に遅れない

手数料無料の借入・返済方法を利用する

クレジットカードのキャッシングで借入・返済する際は、なるべく手数料無料の方法を選びましょう。

例えば、借入時は多くの場合、振込を利用すれば手数料がかかりません。申込から振込までの時間はクレジットカードや金融機関、申込の時間帯等によって異なるため、急ぐ方は注意しましょう。

また、インターネットバンキングによる返済に対応しているクレジットカードなら、手数料無料で返済できる場合があります。

クレジットカードのキャッシングは、利用限度額の範囲で繰り返し借入ができる仕組みです。1回あたりの手数料が少額でも、こまめに利用していると負担が大きくなるため、ある程度まとまった金額で借入・返済する等、工夫して手数料を抑えましょう。

繰上返済を活用する

クレジットカードのキャッシングでは、毎月の決められた返済とは別に追加で返済する、または決められた返済額よりも多く返済する「繰上返済(任意返済)」が行えます。

繰上返済を行えば、利用残高(元金)が早く減り、返済期間を短縮できるため、利息の額を抑えることが可能です。

繰上返済はご自身のタイミングで利用できますが、こまめに返済する場合はなるべく手数料がかからない方法を選びましょう。また、ある程度まとまった金額を繰上返済すれば、ATM利用手数料や振込手数料がかかる回数を減らせます。

なお、資金に余裕があるなら、利息を含めた利用残高すべてをまとめて返済も可能です。

必要な金額だけ借りる

クレジットカードのキャッシングは、利用限度額の範囲で繰り返し借入ができるため、追加でお金が必要になったときに便利ですが、借入金額が増えると利息額も大きくなります。

利用限度額に余裕があっても、必要以上に借り入れてしまわないように注意が必要です。キャッシングを利用する際は、こまめにインターネットやアプリ等で借入状況を確認して利用残高等を把握しましょう。

返済に遅れない

キャッシングの返済に遅れると、遅れた日数に応じて遅延損害金を支払わなければなりません。

返済の負担が重くなるだけでなく、キャッシングが利用できなくなったり、今後のクレジットカードやローンの審査に影響を与えたりする可能性もあるため、返済の遅延には十分に注意しましょう。

返済に遅れないためにできる対策例は、以下の通りです。

  • こまめに利用状況を確認する
  • スマートフォンのリマインダー機能を利用して返済日の通知が届くようにする
  • 自動送金サービスを利用して入金忘れを防ぐ

自動送金サービスとは、一定の金額をあらかじめ指定した振込先に自動で振り込むサービスです。一度登録すれば毎月自動で振り込まれるため、うっかり入金忘れによる返済遅れを防止できます。

銀行カードローンでもキャッシングが可能

手数料の負担を抑えてキャッシングを利用したい方は、銀行カードローンの利用もご検討ください。

カードローンは、クレジットカードのキャッシングと同様に原則として使い道に制限がなく、決められた利用限度額の範囲内で繰り返し借入が可能です。

カードローンでは、複数の借入・返済方法が用意されている場合が多く、手数料無料で借入・返済できる場合があります。また、金融機関によって異なりますが、銀行カードローンの金利はクレジットカードのキャッシングと比べて低く設定される場合があります。

入会金や年会費もかからないため、いざというときに備えて契約しておくと便利です。

みずほ銀行カードローンは手数料無料で借入・返済が可能

みずほ銀行カードローンは、みずほダイレクトを利用すれば原則24時間、手数料無料でお借入・ご返済が可能なカードローンです。また、全国の提携コンビニATMがATM手数料0円でご利用いただけます*1

また、みずほ銀行カードローンは、年2.0%~14.0%と安心してご利用いただける金利です*2。上限金利が年14.0%なので、クレジットカードのキャッシングよりも低金利でお借り入れいただける可能性があります。

さらに、みずほ銀行で住宅ローンをご契約中のお客さまは金利年1.5%~13.5%でのお借入が可能です。

みずほ銀行カードローンは、インターネットからのお申込で最短当日に審査結果を通知できます*3。お急ぎの方もぜひご検討ください。

  • *1みずほマイレージクラブに入会されており、月末時点にカードローンのご利用残高がある場合、翌々月の以下ATMの時間外手数料・利用手数料が無料になります。
    • みずほ銀行ATM0円
    • イーネットATM月3回まで0円
  • *2お借入金利はご利用限度額に応じて異なります。
  • *3審査結果の最短当日回答は、みずほ銀行の口座をお持ちの方に限ります。

まとめ

クレジットカードのキャッシングを利用する際、ATM利用手数料や振込手数料がかかる場合があります。借入・返済のたびに発生するため、なるべく手数料のかからない方法を選びましょう。

また、お金を借りると手数料とは別に利息が発生します。借入金額や返済期間に応じて負担が大きくなるため、必要な金額だけを計画的に借り入れることが大切です。

手数料を抑えてお借り入れしたい方は、カードローンの利用もご検討ください。みずほ銀行カードローンは、みずほダイレクトを利用すれば原則24時間、手数料無料でお借入・ご返済が可能です。

クレジットカードのキャッシングやカードローンを利用する際は、事前に返済シミュレーションを行い、返済日はしっかり守りましょう。

  • *カードローンのお申込に際してはみずほ銀行およびみずほ銀行指定の保証会社である株式会社オリエントコーポレーション(以下オリコ)またはアイフル株式会社(以下アイフル)の審査があります。審査の結果によっては、ローンご利用のご希望に沿いかねる、またはご希望のご利用限度額をご選択されていても減額させていただく場合がありますので、ご了承ください。
  • *カード種類は「キャッシュカード兼用型」となります。
  • *「キャッシュカード兼用型」には自動貸越機能を付加させていただきます。
    自動貸越機能についてはこちら
  • *みずほ銀行、オリコまたはアイフルより申込内容の確認のため、ご入力いただいた電話番号にお電話を差しあげる場合があります。申込時間により、ご連絡が翌日以降(土・日曜日、祝日の場合は翌営業日以降)になる場合があります。 なお、ご連絡がとれなかった場合は、お申込を取り下げさせていただく場合もあります。
  • *お申込の時間等により、仮審査結果および必要書類登録用URLのご連絡が翌日以降(土・日曜日、祝日の場合は翌営業日以降)になる場合があります。
  • *審査結果の最短当日回答は、みずほ銀行の口座をお持ちの方に限ります。
  • *スマートフォンをご利用の場合、標準で設定されているブラウザをご使用のうえ、申込をお願いいたします。
  • *インターネットでお申し込みいただく場合は、パソコンもしくは携帯電話のメールアドレスが必要です。メールアドレスをお持ちでない場合は以下の【みずほ銀行カードローン専用ダイヤル】にて電話でのお申込も可能です。
  • *メールアドレスの誤入力等により、仮審査結果のご連絡がメールで届かない場合は、大変お手数ですが以下の【みずほ銀行カードローン専用ダイヤル】までお電話ください。審査結果や必要書類ご登録のご案内、ご契約内容等のご連絡はメールのみとなりますので、メールアドレスの登録内容を必ずご確認ください。
  • *申込に必要な手続きをみずほ銀行からメールでご案内します。みずほ銀行のドメイン(@p.onet.orico.co.jp、@e-mail.mizuhobank.co.jp)からのメールを受信できるよう設定してください。
  • *申込の際にフリーメールアドレスをご登録の場合、昨今、フリーメールサービス提供各社が、迷惑メールに関する対応の厳格化を進めているため、ご連絡メールが届かない可能性がございます。ご留意ください。
  • *カードローン口座開設後、ご契約内容を通知いたします。
  • *お客さまとのお取引の内容、状況等に応じて、過去にご確認させていただいた、お客さまの氏名・住所・生年月日や、お取引の目的等を、再度ご確認させていただく場合がございます。また、その際に各種書面等のご提示をお願いする場合がございます。
    確認にご協力いただけない場合は、カードローンを含めるすべてのお取引が制限される可能性がございますのでご留意ください。
  • *ご利用いただける方:
    ご契約時の年齢が満20歳以上満66歳未満の方で、安定した収入があり、みずほ銀行指定の保証会社であるオリコまたはアイフルの保証を受けることができる方
  • *「必要書類登録用URL」は、みずほ銀行委託先より送信いたしますのであらかじめご了承ください。
  • *個人番号(マイナンバー)のお届けにご協力をお願いいたします。(任意)
    法令に基づき、口座開設をされるお客さまへ個人番号のお届けをお願いしております。「個人番号(マイナンバー)お届けのお願い」をご確認のうえ、お届けにご協力いただけるお客さまは、「みずほ口座開設&手続きアプリ」にてお手続きをお願いします。
    なお、すでに個人番号をお届けいただいているお客さまは、都度のお届けは不要です。

普通預金口座の開設におけるご注意事項

  • *2021年1月18日 月曜日より、普通預金口座は通帳を発行しない「みずほe-口座」での開設となります。(詳しくはこちら
  • *口座開設後、「キャッシュカード」は「簡易書留」「転送不要」にてお送りします。

お受取に際し、以下の事項にご留意ください

  • *マンションやアパート等の集合住宅にお住まいのお客さまへ

本人確認書類に部屋番号まで記載があることをご確認ください。本人確認書類に部屋番号まで記載がない場合は、記載のある本人確認書類をご用意のうえ、お申し込みください。

  • *「転居・転送サービス」をご利用中のお客さまへ

「転送不要」の郵便物は、「転居・転送サービス」をご利用中の場合でも配達されません。転居されている場合は、現在お住まいの住所の記載がある本人確認書類をご用意のうえ、お申し込みください。

  • *表札が出ていない場合、配達されないことがあります。
  • *本人確認書類のお名前にある旧字体・異体字でお申し込みされた場合は、新字体のお名前での口座開設となりますので、あらかじめご了承ください。
  • *本人確認書類はみずほ銀行が申込内容を確認した時点で有効なものに限ります。有効期限等にご注意ください。
  • *年末年始・ゴールデンウィーク等、銀行休業日の関係で通常よりお手続きに日数を要する場合がありますのであらかじめご了承ください。
  • *そのほかにもご利用にあたってのご注意事項があります。お申込の前に必ずご確認ください。

全国銀行協会の全国銀行個人信用情報センターにおいて、2019年3月29日より「貸付自粛制度」がスタートしました。

詳しくは貸付自粛制度のご案内よりご確認ください。

ギャンブル等依存症に関する注意事項や、対処に困った場合の相談窓口はこちらから

監修者情報

監修者情報

内山貴博(うちやま・たかひろ)

  • ファイナンシャルプランナー

大学卒業後、証券会社で5年半勤務。その後FPとして独立。日本人のお金に対する知識向上に寄与すべく、相談業務やセミナー、執筆等を行っている。
日本証券業協会主催イベントや金融庁主催シンポジウムで講師等を担当。2018年にはFPの役割について探求した論文を執筆。

他の人が次に読んでいる記事

生活費を節約するには?電気代等固定費の節約術から成功のコツまで解説

生活費を節約するには?電気代等固定費の節約術から成功のコツまで解説

無職でもお金の借入方法はある?ニートや失業中でも借りられる手段を解説

無職でもお金の借入方法はある?ニートや失業中でも借りられる手段を解説

フリーローンとは?カードローンとの違いやメリット、注意点を解説

フリーローンとは?カードローンとの違いやメリット、注意点を解説

ページの先頭へ