借金返済にはコツがある?効率よくお金を返すためのポイントを分かりやすく解説
掲載日:2024年9月2日
借金がある場合、収入の一部を返済に充当しなければなりません。毎月の支払いが家計の負担となるため、完済を早めたいと考えてもなかなかうまくいかない方も多いはずです。一方で、素早く返済を終える方もいます。どのような違いが、借金を完済するまでのスピードの差につながるのでしょうか。
実は、借金返済にはコツがあります。効率の良い借金の減らし方を知っていれば、返済が楽になる可能性が高まります。
本記事では、借金返済のコツを解説します。また、返済が困難な場合の対処法も紹介するので、参考にしてください。
借金返済方法の種類
カードローン等で借り入れたお金を返済する方式として、「約定返済」と「任意返済」の2種類があります。まずはそれぞれの方式を詳しく解説します。
約定返済
約定返済とは、契約で決められた返済額を毎月の返済日に返済する方式をいいます。
返済日は、最初から決まっている会社もあれば、選択できる会社もあります。給料日等の都合で、どうしても特定の希望日に返済したい場合は、事前に確認しておくと良いでしょう。
任意返済
約定返済で返済するお金とは別に、追加で返済する方式を任意返済といいます。任意返済は、繰上返済と呼ばれる場合もあります。
利用者の任意のタイミングで任意の金額を返済でき、任意返済した金額は全額が元金に充当されます。
ただし、任意返済を行っても毎月の約定返済は免除されません。契約で決められた金額分は通常どおり返済が必要です。資金に余裕が出た場合に任意返済を検討する方が多いと思われますが、余剰分をすべて任意返済に使ってしまわないよう注意しましょう。
借金を完済するコツ
借金を上手に完済するためのコツとして覚えておきたいのが、以下の4点です。
- 利息・借金総額・債務状況等を把握し、借金返済計画を立てる
- 固定費の見直し・収入アップで家計を改善する
- 借金の任意返済を利用する
- 金利の安い借り入れ先での借り換えローンやおまとめローンを利用する
それぞれのコツを解説します。
利息・借金総額・債務状況等を把握し、借金返済計画を立てる
借金をする際は、収入に応じた現実的な返済計画を立ててください。借金総額・債務状況等を把握し、利息を含めた計算で具体的な返済シミュレーションを行うことが大切です。
また、返済する際の手段も注意したいポイントです。例えば、カードローンの返済はATMや口座振り替えの他、銀行振り込みが選択できる場合もありますが、銀行振り込みでの返済には振り込み手数料がかかるケースも考えられます。
ただし、振り込み手数料は必ずしも発生するとは限らず、金融機関によっては無料になる条件が設定されている場合もあります。自身の場合の条件を確認して、少しでも負担を減らしましょう。
固定費の見直し・収入アップで家計を改善する
家計の状態を改善して借金の返済に回すお金を増やせば、完済が早まります。支出内容を洗い出し、収支のバランスを把握するところから始めましょう。
支出の見直しは、削減しやすい固定費から考えるのがおすすめです。通信費や保険のプラン変更・サブスクリプションサービスの解約等が比較的取り組みやすい項目でしょう。
返済のためのお金が足りない場合は、副業等で収入を増やすことも視野に入れてください。ただし、会社によっては副業が禁止されている場合もあるため、就業規則は事前に確認すると良いでしょう。
借金の任意返済(繰上返済)を利用する
手元資金に余裕がある場合は任意返済(繰上返済)を検討しましょう。任意返済した金額は全額が元金に充当され、効率よく借金を減らせます。
また、複数の借り入れ先がある場合は、残高が多く金利の高い借金を優先して返済すると効率はさらに高まります。
借り入れ先変更(低金利での借り換え)・おまとめローンを利用する
同じ元金の借金でも、金利が違えば返済額も変わります。金利は常に意識し、金利の低い借り入れ先があれば、借り換えやおまとめローンも視野に入れてみましょう。
「おまとめローン」という名称ではないものの、おまとめローンに準じた借り入れサービスを提供している業者はあります。
ただし、複数の借金を一本化して返済期間が長引けば、総支払い額が増える可能性も考えられます。必ず返済シミュレーションを行い、本当にまとめる方法が最善かどうか、十分に検討しましょう。
借金返済が難しい場合の注意点
借金の返済が困難な場合の注意点として、以下の3点が挙げられます。
- 違法な手段で現金を手に入れない
- 違法な業者から借金をしない
- 借金の債務整理を相談する
詳しく見ていきましょう。
違法な手段で現金を手に入れない
お金が必要であっても、違法な手段で手に入れるのはやめましょう。闇バイト等の犯罪行為には関わってはいけません。
また、クレジットカードの現金化は規約違反です。犯罪集団や悪徳業者が現金化を謳っている場合が多く、個人情報の流出や詐欺等の被害に遭うケースもあるため関わらないようにしてください。
ギャンブルでお金を増やそうとするのもおすすめできません。手元にある資金を大事にして、確実な返済計画を考えましょう。
違法な業者から借金をしない
法律上、財務局または都道府県の登録を受けずに貸金業を営んではなりませんが、中には無登録でお金を貸す違法な闇金業者も存在します。
闇金業者を利用すると、法律で定められている利率以上の高い金利で返済が困難になる他、脅迫まがいの違法な取り立てでトラブルに発展するケースも考えられます。
「個人間融資」「ブラックリストでも融資可」「借金ではない」等の悪質な謳い文句には注意しましょう。
利用を検討している業者が登録業者であるかどうか不安な場合は、金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」で検索するか、財務局または都道府県に確認してください。
返済のために借金を重ねる行為は多重債務に陥る可能性が高いため、避けましょう。返済が難しく自力で解決できそうにない場合は、後述の債務整理を検討してください。
借金の債務整理を相談する
借金の返済ができないまま放置していると、利息や延滞金がかさみ返済額が増えてしまいます。また、財産を差し押さえられる可能性も考えられます。
返済が困難な場合は、「法テラス」や金融庁の「多重債務相談窓口」等の窓口へ早めに相談しましょう。借金を返しきれず自分で解決できない方には、「債務整理」という方法があります。債務整理の手続きは、弁護士や司法書士に依頼できます。
債務整理には「任意整理」「特定調停」「個人版民事再生」「自己破産」の4種類の方法があります。専門家と相談のうえ、自分に合った方法を検討しましょう。
みずほ銀行カードローンの返済額は月々2,000円から
みずほ銀行カードローンでは、毎月のご利用残高に応じた返済額が自動で引き落とされるため、返済の手間がかからず返済忘れも防止できます。お借入のご利用残高によっては月々最低2,000円から返済可能です。
任意返済は、ATMまたはみずほダイレクトから自由なタイミングで手続きできます。みずほダイレクトなら原則24時間、場所を問わず返済でき、月末にご利用残高があればコンビニ(イーネット)ATMの手数料も月3回まで無料になります。
みずほ銀行カードローンは、パソコンやスマートフォンで24時間お申込可能で、来店や郵送不要で手続き可能です。
実際に申し込んで審査を受ける前にお借入可能か診断できる「かんたん10秒診断」や、毎月の返済額や返済期間を試算できる返済シミュレーションも用意しているので、ぜひご活用ください。
なお、金利は審査により決まるご利用限度額に応じた利率となるため、お客さまによって異なります。
カードローンは借り過ぎに注意して、計画的にご利用ください。
まとめ
借金を効率よく返済するコツは「返済計画」「家計改善」「任意返済」「借り換えやおまとめローンの利用」の4点です。
返済が難しい場合でも、闇バイトや違法な業者からの借金はやめましょう。
返済が困難になり自分で解決できないと感じた場合は、専門家や公的な相談窓口に早めに相談して、債務整理も検討しましょう。
カードローンのお申込は
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自動貸越機能についてはこちら - *みずほ銀行、オリコまたはアイフルより申込内容の確認のため、ご入力いただいた電話番号にお電話を差しあげる場合があります。申込時間により、ご連絡が翌日以降(土・日曜日、祝日の場合は翌営業日以降)になる場合があります。 なお、ご連絡がとれなかった場合は、お申込を取り下げさせていただく場合もあります。
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普通預金口座の開設におけるご注意事項
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- *年末年始・ゴールデンウィーク等、銀行休業日の関係で通常よりお手続きに日数を要する場合がありますのであらかじめご了承ください。
- *そのほかにもご利用にあたってのご注意事項があります。お申込の前に必ずご確認ください。
全国銀行協会の全国銀行個人信用情報センターにおいて、2019年3月29日より「貸付自粛制度」がスタートしました。
詳しくは貸付自粛制度のご案内よりご確認ください。
ギャンブル等依存症に関する注意事項や、対処に困った場合の相談窓口はこちらから
監修者情報
内山貴博
(うちやま・たかひろ)
大学卒業後、証券会社の本社で社長室、証券業務部、企画グループで5年半勤務。その後FPとして独立。金融リテラシーが低く、資産運用に保守的と言われる日本人のお金に対する知識向上に寄与すべく、相談業務やセミナー、執筆等を行っている。
日本証券業協会主催「投資の日」イベントや金融庁主催シンポジウムで講師等を担当。
2018年に日本人の金融リテラシー向上のためのFPの役割について探求した論文を執筆。
大学卒業後、証券会社の本社で社長室、証券業務部、企画グループで5年半勤務。その後FPとして独立。金融リテラシーが低く、資産運用に保守的と言われる日本人のお金に対する知識向上に寄与すべく、相談業務やセミナー、執筆等を行っている。
日本証券業協会主催「投資の日」イベントや金融庁主催シンポジウムで講師等を担当。
2018年に日本人の金融リテラシー向上のためのFPの役割について探求した論文を執筆。