Mizuho Eco Finance
本商品は、グローバルに信頼性の高い環境認定や評価等を組み入れた、みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社が開発した環境評価モデルを用いて、お客さまの取り組みや指数をスコアリングし、一定のスコア以上を満たしたお客さまに対し、株式会社みずほ銀行が融資を行うものです。株式会社みずほ銀行は、モニタリングを通じ、お客さまのスコア改善や維持に向けた助言も行います。
気候変動は、さまざまな経済・社会的課題とも密接に結びついており、中長期的な視点での対応が必要な重要課題であると認識しています。 〈みずほ〉は、総合金融グループとして、お客さま等のステークホルダーとの対話やコンサルティング機能を発揮し、脱炭素社会への移行に向けて気候変動への対応に積極的に取り組んでおります。その一環として開発した本商品は、お客さまの気候変動への取組を評価し、積極的に取り組む企業に対し、資金調達や助言を通じてさらなる取り組みを支援するものです。
スキーム図

株式会社みずほ銀行は、
各企業の環境配慮にかかる情報開示への取り組み状況をAA・A・B・C・Dの5段階で定量評価しスコアリング
株式会社みずほ銀行は、上記スコアリング情報に基づき、
A以上の評価を取得した企業に対して「Mizuho Eco Finance」を提供
各企業が注力する環境技術の活用状況や環境配慮型商品・サービスの提供状況等についてアピールするとともに、環境配慮型ファイナンス市場の創出・拡大を企図するもの
商品概要
名称 | Mizuho Eco Finance |
---|---|
取扱開始日 | 2019年6月28日 |
環境評価モデル |
〈2019年版〉
〈2025年版(原則2025年4月以降)〉
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その他 |
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(2025年4月現在)
実行事例
- 2019年6月以降のMizuho Eco Financeの組成件数201件、組成総額は5兆2,780億円です。(2025年3月末時点)
ファイナンス組成先のモニタリング結果
2019年版 評価項目毎の評価基準達成件数 |
2024年度 (対象件数:92件) |
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1 |
TCFDへの賛同表明 |
91件 |
2 |
S&P/JPXカーボンエフィシエント指数(カーボン情報の開示ステータス) |
82件 |
3 |
S&P/JPXカーボンエフィシエント指数(十分位数分類) |
68件 |
4 |
SBT認定/コミット状況 |
48件 |
5 |
温室効果ガスに関する環境長期ビジョン策定内容 |
92件 |
6 |
温室効果ガス排出量(Scope1+2) |
79件 |
7 |
温室効果ガス排出量(Scope3) |
90件 |
フレームワーク・第三者意見書
株式会社みずほ銀行およびみずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社が開発した環境評価フレームワークは、第三者評価機関である株式会社日本格付研究所(JCR)から、環境省の「インパクトファイナンスの基本的考え方」との整合性について第三者意見書を取得しております。
- Mizuho Eco Finance 2025年版フレームワーク(PDF/1,210KB)
- Mizuho Eco Finance 2019年版フレームワーク(PDF/1,234KB)
- Mizuho Eco Finance 2025年版フレームワークに対する第三者意見(PDF/695KB)
- Mizuho Eco Finance 2019年版フレームワークに対する第三者意見(PDF/548KB)
- 環境省 グリーンファイナンスポータル「インパクトファイナンスの基本的考え方/グリーンから始めるインパクト評価ガイド」
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- ご利用には株式会社みずほ銀行の所定の審査が必要となります。
- 当該所定の審査の結果、ご希望に沿えない場合もありますので、あらかじめご了承ください。
- 審査の際、貴社に対し、必要資料の提出を依頼させていただく場合があります。また、審査にあたり相応の日数を要する場合がありますので、あらかじめご了承ください。