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カードローンの返済方法は主に3つ!方式を理解して賢く利用しよう

掲載日:2023年2月10日

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カードローンを賢く利用するには、返済方法や返済方式を知っておくことが大切です。

本記事では、負担を少なく計画的にカードローンを利用するための返済方法や、カードローンを利用する際に知っておきたい返済方式を分かりやすく解説します。ぜひ、参考にしてください。

カードローンの返済方法

カードローンの返済方法

カードローンによって返済方法は異なりますが、主に口座引き落とし、ATM、インターネットバンキングで返済できます。それぞれの返済方法について詳しく解説します。

カードローンの返済方法①:口座引き落とし

口座引き落としは、毎月預金口座から返済額が引き落とされる返済方法です。自動で引き落とされるため、返済の手間がかからず、返済忘れの心配もありません。

ただし、口座に残高がない場合は引き落としができないため、注意が必要です。必ず返済日の前日までに、返済額以上の金額を口座に入金しておきましょう。

カードローン返済方法②:銀行やコンビニのATM

銀行やコンビニATMからの返済も可能です。利用できるATMは、カードローンにより異なります。

利用するATMによってはATM利用手数料がかかるため、事前に確認しましょう。

なお、ATMでの返済は、硬貨の取扱があるATMでは1円単位、取扱がないATMでは1,000円単位で手続きできるのが一般的です。

カードローンの返済方法③:インターネットバンキング

金融機関のインターネットバンキングを利用して返済する方法です。インターネットバンキングによる返済は、24時間いつでも場所を問わず手続きできるのがメリットです。

インターネットバンキングで返済するには、利用する金融機関で事前登録を済ませる必要があります。金融機関によりますが、簡単な手続きで登録でき費用もかかりません。

ただし、返済する際に、振込手数料がかかる場合があるので、事前に確認しましょう。

カードローンの返済方式には約定返済と任意返済がある

カードローンの返済方式には約定返済と任意返済がある

カードローンの返済方式には、毎月決められた金額を返済する「約定返済」に加えて、追加で返済する「任意返済」があります。

返済の負担を少なくするには、返済方式の違いを理解しておくことが大切です。返済方法と合わせて、覚えておきましょう。

カードローンの約定返済とは

カードローンの「約定返済」とは、毎月1回の決められた返済のことです。約定返済日は、決まっている場合と自分で選択する場合があり、カードローンにより異なります。

約定返済の返済方式には、多くのカードローンでリボ払い方式が採用されています。リボ払い方式にもいくつか種類があるので、以下で確認しましょう。

  • 残高スライド方式
  • 元利定額返済方式
  • 元金定額返済方式

残高スライド方式

残高スライド方式とは、利用残高に応じて月々の返済額が変動する返済方式です。

例えば、利用残高が2,000円以上10万円以下なら返済額は毎月最低2,000円、10万円超20万円以下なら毎月最低4,000円といったように、利用残高に応じて毎月の返済額が決まります。

利用残高が少ないと毎月の返済額も減り、利用残高が増えると毎月の返済額も増える仕組みです。利用残高が減るにつれ毎月の返済額も少なくなるため、毎月の返済負担が抑えられます。

ただし、月々の約定返済額が一定であるため、元本の返済額や利用残高が把握しにくい点には注意が必要です。

元利定額返済方式

元利定額返済方式は、利用残高にかかわらず、元金と利息を合わせた一定額を返済する方式を指します。

毎月の返済額が一定なので、家計管理しやすいのが特徴です。利用残高が増えても返済額が変わらないため、毎月の負担は増えません。ただし、返済額に占める元金の割合が少ない場合は、返済期間が長引きやすい点に注意が必要です。

多くのカードローンでは、残高スライド方式と元利定額返済方式を組み合わせた残高スライド元利定額返済方式が採用されています。

なお、上記のほか、毎月一定額の元金部分に利息の額を上乗せした返済額を支払う「元金定額返済方式」もあります。

元金定額返済方式

元金定額返済方式は、毎月一定額の元金に利息の額を上乗せした返済額を支払う返済方式です。

毎月一定の元金を支払うため、元利定額方式と比べて利用残高が早く減りやすく、総利息額を抑えやすいのが特徴です。

一方で、元金部分は定額ですが、利用残高に応じて支払う利息額が変わるため、毎月の返済額は一定ではありません。

カードローンの任意返済とは

カードローンの「任意返済」とは、毎月の約定返済とは別に、任意のタイミングで追加返済をすることです。「随時返済」や「臨時返済」と言われることもあります。

利息額は金利だけでなく利用残高や借入日数に応じて算出するため、約定返済だけでなく、任意返済も行い、早く利用残高を減らしていくことが大事です。総利息額を抑えることができるので、負担を軽減することができます。

なお、任意返済には、「繰上返済」と「一括返済」があります。以下でそれぞれ詳しく解説します。

繰上返済

繰上返済とは、毎月の約定返済とは別に、任意の金額を追加で返済することです。

ボーナス支給時や家計に余裕のあるときに繰上返済をすれば、毎月の約定返済だけを行うよりも、総返済額を抑えられます。

なお、繰上返済はATMや振込等で手続きできるのが一般的です。ATM利用手数料や振込手数料がかからないかを確認したうえで繰上返済をしましょう。

一括返済

一括返済とは、利息を含めた利用残高全額をまとめて返済することです。より早く残高を減らせるため、利息の負担が軽減でき、総返済額が少なくなります。

カードローンの利息は日割りで計算されるため、一括返済の金額は毎日変わります。一括返済をする際は、一括返済日当日に利息額を含めた一括返済の金額を確認しましょう。

一括返済は、ATMや振込、店舗等で行う方法があります。カードローンにより異なるので事前に確認しましょう。

カードローン返済のコツ

カードローン返済のコツ

カードローン返済のポイントをおさえれば、返済の負担軽減につながります。以下で返済のコツを解説するので、参考にしてください。

  • 手数料がかからない返済方法を選ぶ
  • 家計に余裕があるときは任意返済する

手数料がかからない返済方法を選ぶ

カードローンによっては、ATMやインターネットバンキング等の複数の返済方法が用意されていますが、中には手数料がかかる返済方法もあります。

カードローンの返済をする際は、なるべく手数料がかからない方法を選び、返済負担を軽減することが大切です。

なお、無料で返済できるATMでも、時間や曜日によっては所定の手数料がかかる場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

家計に余裕があるときは任意返済する

カードローンには毎月約定返済があり、決められた日に決められた金額を返済します。しかし、約定返済金額以上の金額を追加で任意返済することも可能です。

繰上返済は、ATMやインターネットバンキングから気軽に行えます。無理に返済をして家計に影響を与えないよう、可能な範囲で行いましょう。

任意返済した金額は元金に充てられるので、利用残高が早く減り利息の負担を軽減できます。約定返済のみよりも利息が少なくなるため、総返済額を抑えられます。

みずほ銀行カードローンの返済額は月々2,000円から

みずほ銀行カードローンでは、毎月ご利用残高に応じて自動引き落としによるご返済が行われます。ご返済の手間がかからず、ご返済忘れも防げます。

お借入内容によっては、月々最低2,000円からご返済可能です。

いつでも繰上返済がご利用いただけ、ATMまたはみずほダイレクトからお手続きできます。みずほダイレクトなら、原則24時間、場所を問わずご返済でき、月末にご利用残高があれば、コンビニ(イーネット)ATMの手数料も月3回まで無料です。

みずほ銀行カードローンは、PCやスマートフォンで24時間お申込可能で、ご来店や郵送不要でお手続きできます。

実際に申し込んで、審査を受ける前にお借入可能か診断できる「かんたん10秒診断」や、毎月の返済額や返済期間を試算できる返済シミュレーションもご用意しているので、ぜひご活用ください。

なお、カードローンは借り過ぎに注意し、計画的にご利用ください。

まとめ

カードローンの返済は、主に口座引き落とし、ATM、インターネットバンキングにて行います。

また、毎月の決められた「約定返済」と自分のタイミングで任意で行う「任意返済」があります。

余裕のあるときに任意返済をすれば、約定返済だけを続けるよりも早く利用残高を減らすことができ、総利息額を抑えることが可能です。

こまめにATMやインターネットバンキングを活用し、任意返済しながら上手にカードローンを利用しましょう。

監修者情報

監修者情報

内山貴博
(うちやま・たかひろ)

大学卒業後、証券会社の本社で社長室、証券業務部、企画グループで5年半勤務。その後FPとして独立。金融リテラシーが低く、資産運用に保守的と言われる日本人のお金に対する知識向上に寄与すべく、相談業務やセミナー、執筆等を行っている。

日本証券業協会主催「投資の日」イベントや金融庁主催シンポジウムで講師等を担当。

2018年に日本人の金融リテラシー向上のためのFPの役割について探求した論文を執筆。

大学卒業後、証券会社の本社で社長室、証券業務部、企画グループで5年半勤務。その後FPとして独立。金融リテラシーが低く、資産運用に保守的と言われる日本人のお金に対する知識向上に寄与すべく、相談業務やセミナー、執筆等を行っている。

日本証券業協会主催「投資の日」イベントや金融庁主催シンポジウムで講師等を担当。

2018年に日本人の金融リテラシー向上のためのFPの役割について探求した論文を執筆。

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