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掲載日:2020年11月2日

貯蓄術

お金が貯まらない人必見!口座や制度を活用して賢くお金を増やそう!

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預金残高をみると、いつも変わらない金額。なかなかお金が貯まらなくて困っていませんか?そんな方には新しい預金口座の開設がおすすめです。

預金口座には、普通預金口座だけではなく、多くの種類があります。それぞれの役割にあった口座を利用することで、賢くお金を貯めていけるのです。今回は、リスクを抑えた賢い資産形成のために、複数の口座やお得な各種制度を活用する方法をご紹介します。

普通預金は便利だけど、資産形成には向いていない

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普通預金口座は、日常生活でのお金のやり取りをする口座です。給与が振り込まれたり、公共料金やクレジットカードの引き落としがあったりと、入金と出金が繰り返されます。出し入れ自由で便利に使える反面、口座残高に変動が多く、右肩上がりで増やしていくことをめざす資産形成用の口座には向きません。

定期預金でお金を「確実に貯める」

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定期預金は、最初に銀行へ預け入れる金額を指定し、一定期間引き出せないようにする預金サービスです。普通預金に対して定期預金は、6ヵ月や1年、3年、あるいは長期で10年など、お金を使う時期に合わせて確実に預けられるため、資産形成をめざせます。

また定期預金の場合、満期がきても使う予定がなければ、自動継続で引き続き預けられます。預けるときには3年満期などの期間を選んでも、実質的には期限を定めずに、未来の生活のために、大切なお金を預けられます。そして、微々たるものですが、定期預金は普通預金よりも金利が高いというメリットがあります。

もちろん普通預金口座でも、生活費が残れば預金が積み上がっていきますが、不確定な要素が少なくありません。「生活費が残ったら貯めよう」というのは、貯蓄が少ない人の傾向ともいえます。なので、日常的に使うお金のやりとりは普通預金口座で、将来に向けて大切に預けておきたいお金は定期預金口座へと、口座を分けておくのが望ましいといえるでしょう。

自動で振り替えてくれる積立定期もおすすめ

もう一つ、資産形成の手段として、利用したいのが積立定期です。積立定期は、普通預金口座などから自動的に積立定期用の口座に振り替えてくれるしくみです。毎月、あるいはボーナス時に一定額を振り替えてくれるほか、任意での入金も可能です。積立定期を利用すれば、預け替えの手間なく、確実にたまっていきます。引き落とし日も預ける人の希望する日に設定できます。

積立定期の中でも、より便利な機能として、スイング積立方式の利用も検討できます。スイング積立方式とは、あらかじめ「○○円よりも残高が多かった場合は、超えている金額を振り替える」といった指示を出し、必要な金額は口座に残したうえで積み立てができるしくみです。

例えば口座の残高が20万円を超えた場合、超えた分をスイング積立方式で振り替えるようにしておけば、20万円を超えた分が定期預金に振り替えられます。振り替えを指定する口座には、毎月の生活費として必要な金額を残せば、その金額内でやりくりしようとする気持ちもはたらき、家計管理にも役立つはずです。

総合口座での一括管理が便利

普通預金と定期預金をうまく活用するには、それらの口座がセットになった「総合口座」を持つのが便利です。総合口座を保有していれば、普通預金口座からの自動振替で定期預金口座の残高を増やせるほか、急な出費が発生したときには、定期預金口座を担保として、その残高の90%以内(上限200万円まで)は、借り入れもできます。うっかり忘れていた税金などの引き落としが発生した場合でも、定期預金とセットになった総合口座を持っていれば、引き落とし不能になる心配も減ります。

みずほ銀行総合口座では、普通預金口座はもちろん、定期預金口座や積立定期、貯蓄預金口座の管理ができるので、資産形成をめざして複数口座を使い分ける際に便利です。

さらに、みずほ銀行では「みずほマイレージクラブ」の制度が設けられています。

資産残高が一定額を超えていたり、住宅ローンをお借り入れしている方などには、取引状況に応じた特典ステージが付与されます。特典ステージには「Sステージ」「Aステージ」「Bステージ」の3段階があり、ステージに応じて、みずほ銀行ATMの時間外手数料やみずほダイレクト*1ご利用時の他行宛振込手数料が無料などの特典をご利用いただけます。

  • *1みずほダイレクトとは、一つのご契約で、みずほ銀行全店の口座の各種照会・お取引・お問い合わせを、パソコン・スマートフォン・みずほダイレクトアプリ(インターネットバンキング)、携帯電話端末(モバイルバンキング)、電話(テレホンバンキング)などによりご利用いただけるサービスです。

NISA・つみたてNISA・iDeCoでお金を「増やす」

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定期預金はお金を貯めるのには向いていますが、それでも金利は月並みです。もしご自身に使っていないお金があるのであれば、そのままにしておくのはもったいない。お金を預ける以外にも、ご自身の資産を増やす方法があります。ここからは初心者でも取り組みやすい資産形成方法または制度についてご紹介していきます。取り上げるのは、「NISA」「つみたてNISA」「iDeCo」の3つの制度です。

少額からでも投資に参加でき、非課税で有利なNISA制度

NISAとつみたてNISAから、そのしくみを説明していきます。「少額投資非課税制度」と言われている本制度は、その言葉の通り、ある一定額までの投資については、発生した利益が非課税になります。NISAは毎年上限120万円まで、つみたてNISAでは毎年上限40万円までと投資できる金額が決められています。

1年間に運用できる金額だけを比較するとNISAのほうが有利に感じますが、非課税期間がNISAは5年間に対し、つみたてNISAは最長20年間非課税となります。

投資経験に応じた、賢いNISAの選び方

NISAとつみたてNISAはいずれか一方しか利用できないため、どちらかを選択する必要があります。非課税になる金額で選びたくなるかも知れませんが、商品目線で選ばれてはいかがでしょうか。

例えばNISAでは、株式や投資信託など、幅広い運用商品の中から好きな商品を選択できます。自分で運用商品を選べる人向けといえます。一方つみたてNISAでは、一定の要件を備えた投資信託の中から運用商品を選びます。

金融庁が決めた一定の基準のもと、投資初心者でも始めやすいようにするため、販売手数料がかからず、わかりやすく比較的に安定運用をめざせるような投資信託があらかじめセレクトされています。商品構成の違いを考えますと、自分で運用商品を選びたい方はNISAを、選ぶ自信のない方はつみたてNISAを選択されるのが良さそうです。

なお、1年の間にNISAとつみたてNISAを併用することはできませんが、年が変わればNISAからつみたてNISAへ、つみたてNISAからNISAへと、利用する制度を変えることが可能です。NISA、あるいはつみたてNISAでは、使途を定めずに運用するのも良いですし、住宅取得資金や教育資金の一部を準備するためなどの目的をもって運用するのも良いでしょう。

有利な税制のもとに老後資金を準備できるiDeCo

最後にご紹介するのはiDeCoです。iDeCoの正式名称は、「個人型確定拠出年金」といいます。確定拠出年金は、拠出する掛金が決まっていて(=確定拠出)、受け取る年金額は、運用次第で変動するしくみです。

個人型という名前がついている通り、個人個人が制度に加入して、掛金を払います。以前は自営業者や企業年金に加入していない会社員など限られた方しか利用できませんでしたが、現在は20歳以上60歳未満の方なら、一部の方を除き誰でもiDeCoを利用できます*1

iDeCoのメリットは、運用中の利益が非課税*2となるほか、掛金の全額が所得控除になる点です。iDeCoで払った掛金を所得控除することで課税所得を減らすことができるため、所得税と住民税を抑える効果*3があるのです。さらに60歳以降に年金や一時金として受け取る際も、公的年金等控除や退職所得控除の対象になります。
なお、iDeCoの掛金についても加入資格ごとに上限があります。所得控除等の税制メリットはさかのぼって使うことはできないので、できるだけ若いうちからコツコツ活用していきましょう。

iDeCoの加入資格・掛金額について詳しくはこちら

  • *1国民年金保険料免除(納付猶予)を受けている方などは加入できません。企業型確定拠出年金の加入者の方は、企業型確定拠出年金規約で個人型確定拠出年金への加入を認めている場合に加入できます。
  • *2運用益の年金資産には1.173%の特別法人税がかかりますが、現在は課税が凍結されています。
  • *3ご自身の課税所得がない場合は対象外です。

ところで、すでにご紹介したNISAもiDeCoと同じように、運用中の利益は非課税になります。両者の違いは、運用の目的が自由なNISAに対し、iDeCoの利用目的は老後資金準備に限定され、払った資金は、原則として60歳になるまで引き出せない点です。運用環境、年齢、目標の変化等に応じて運用商品を見直すことが大切です。

なおNISAとつみたてNISAは、どちらか一方を選択する必要がありますが、NISAまたはつみたてNISAとiDeCoは併用できます。例えばNISA、あるいはつみたてNISAで住宅取得資金や教育資金の一部の準備をおこない、iDeCoで老後資金の準備をおこなうと、この先の人生に必要な資金を計画的に準備できるでしょう。

まずは貯蓄を増やす第一歩を

特別なことをしなくても、口座や制度の役割を理解して使い分けるだけで、貯蓄を増やす第一歩を踏み出せます。複数の口座・制度を賢く使い分け、負担の少ない資産形成を始めてはいかがでしょうか。

畠中雅子さんの写真

畠中雅子さん

ファイナンシャルプランナー。新聞・雑誌・ウエブなどに多数の連載をもつほか、セミナー講師、講演、相談業務などをおこなう。ひきこもりのお子さんがいるご家庭に向けた生活設計アドバイスを行う「働けない子どものお金を考える会」、高齢者施設への住み替え資金アドバイスをおこなう「高齢期のお金を考える会」などを主宰。著書・監修書は、「ラクに楽しくお金を貯めている私の『貯金簿』」(ぱる出版)ほか、60冊を超える。

(記事提供元:サムライト株式会社、画像提供元:ピクスタ株式会社)

  • *記事内の情報は、本記事執筆時点の情報に基づく内容となります。

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  • 個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)は、原則60歳まで途中の引き出し、脱退はできません。
  • 運用商品はご自身で選択します。運用の結果によっては損失が生じる可能性があります。
  • 加入から受け取りが終了するまでの間、所定の手数料がかかります。
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