クレジットカードで分割払い・あとから分割を利用する手順は?手数料やメリットも紹介
公開日:2026年4月3日
目次
- *本記事は、株式会社みずほ銀行が提供しています。
- *記事の制作にあたっては、外部の協力会社に一部業務を委託しています。監修者は、情報の正確性・公平性の観点から監修を行っており、特定の商品やサービスをおすすめするものではありません。
クレジットカードでは、ショッピングの支払いを複数回に分ける「分割払い」を利用できることがあります。分割回数に応じて、毎月の請求額が複数月にわたって引き落とされるため、高額な商品やサービスを購入したときに役立つ支払方法です。
本記事では、通常の分割払いや「あとから分割」の利用手順、手数料の目安等を解説します。
クレジットカードの分割払いとは?
クレジットカードの分割払いとは、ショッピングの支払いを2回以上に分ける支払方法です。購入時に支払回数を指定し、指定した回数に応じて、毎月の請求額が複数月にわたって引き落とされます。
分割払いは、分割払いに対応している店舗(ネットショップを含む)で利用できます。カードが分割払いに対応していても、店舗側が分割払いに対応していない場合は利用できないことがあるため、対応可否は取引前に確認しておくと安心です。
支払回数
分割回数はカード会社・国際ブランド・加盟店により異なり、用意された選択肢から選ぶ形が一般的です。
「2回〜36回」等、複数の回数から選択できる場合があります。ただし、実際に選べる回数は利用する店舗やインターネットショップの条件によっても変わるため、決済時の表示や案内に従って指定します。
分割払いの手数料の目安
分割払いでは、クレジットカード所定の手数料がかかります。手数料は「分割払い手数料(実質年率)」で示されることが多く、その目安はおおむね12%~18%程度です。実際の手数料水準はカード会社や条件により異なるため、利用前に自分のカードの案内で確認しておきましょう。
また、2回払いは手数料がかからない場合があります*。分割払いを検討する際は、「何回から手数料が発生するのか」「毎月の支払金額はいくらになるのか」を併せて確認しておくことが大切です。
- *加盟店やカードの条件による
リボ払い(リボルビング払い)との違い
分割払いとリボ払い(リボルビング払い)は、支払いの決め方が異なります。分割払いは支払いの回数を指定する方法であるのに対し、リボ払いは1回あたりの支払金額を指定する方法です。
クレジットカードで高額な買い物をしても、リボ払いなら毎月の支払いを一定額に調整できます。一方で、リボ払いは支払残高に応じた手数料がかかる仕組みです。どちらを選ぶ場合でも、手数料や支払総額を意識して利用することが重要です。
分割払いの利用方法
分割払いは、分割払いに対応した店舗・インターネットショップで利用できます。ここでは、利用時の基本的な手順を紹介します。
店舗での利用方法
店舗で分割払いを利用する場合は、クレジットカードで支払う際に「分割払いで」と伝え、回数を指定します。レジで支払方法を確認されるタイミングで申し出るとスムーズです。
分割払い対応店舗であれば、指定した回数での支払いが可能です。反対に、店舗が分割払いに対応していない場合は分割払いを選べないため、必要に応じて事前に確認しておきましょう。
インターネットショッピングでの利用方法
インターネットショッピングでは、決済画面で支払回数を選択できるときは、希望する回数を選択します。支払方法の選択肢として分割払いが表示されている場合は、回数まで指定して注文を確定させる流れです。
インターネットショッピングサイトによって、選択できる支払回数が異なることがあります。決済画面に表示される選択肢の範囲で、無理のない回数を選びましょう。
あとから分割の利用方法
あとから分割は、利用後に支払方法を分割に変更する手続きです。申込期限は「支払日(引き落とし日)の数日前まで」等カード会社によって異なるため、会員ウェブサイト等で確認しましょう。
あとから分割の申込方法はカード会社によって異なり、会員サイト/アプリ、電話、チャット等が用意されている場合があります。手続時には、いつのどの利用か、また何回に分割するかを答える必要があるため、利用明細を準備しておきたいところです。
期限や対象条件も含め、案内に従って申し込みましょう。
クレジットカードで分割払いを利用するときの注意点
分割払いは便利な一方で、利用にあたって押さえておきたい注意点があります。ここでは、分割払いを利用するときの注意点を紹介します。
手数料がかかる
分割払いには手数料がかかることがあります。分割払いを選ぶと毎月の負担額は分散できますが、その分、手数料を含めた支払総額が増える点には注意が必要です。
1回あたりの支払金額と手数料を確認しておくことが大切です。回数を増やすほど負担が続きやすくなるため、支払計画と併せて確認しましょう。
引き落とし日を確認する
分割払いを利用した場合でも、請求は毎月の引き落とし日に行われます。引き落とし日を確認し、それまでに支払金額を口座に入金する必要があります。
引き落としができないと支払遅延となり、遅延損害金が発生する可能性があります。カード会社の案内に従い、早めに入金・連絡しましょう。毎月の支払額が複数の分割利用で増えている場合もあるので、口座残高は余裕をもって管理しましょう。
分割払いが利用できないこともある
分割払いに対応しているクレジットカードであっても、店舗が分割払いに対応していないときには利用できないことがあります。カード側の対応だけでなく、加盟店側の対応状況も影響します。
分割払いを選択する場合は、事前に店舗に「分割払いに対応しているか」を確認しておくと安心です。店舗ではレジで確認し、インターネットショッピングでは決済画面の選択肢を確認すると良いでしょう。
分割払いの手数料を抑えるポイント
分割払いを利用するなら、できる範囲で手数料負担を抑える工夫も検討したいところです。ここでは、手数料を抑えるポイントを紹介します。
支払回数を減らす
支払回数が多いほど手数料は増えます。分割期間が長くなるほど手数料の負担も積み上がりやすいため、回数選びは重要です。
支払回数が少ないと1回あたりの支払金額は増えますが、無理のない範囲で支払回数を減らしたいところです。毎月の家計に影響が出ない範囲で、回数と月々の負担額のバランスを検討しましょう。
1回払いに変更する
クレジットカード会社によっては、分割払いを指定した支払いに対して、途中で1回払いに変更できることがあります。支払方法を見直すことで、分割払いの手数料を節約できる場合があります。
手続きの可否や条件(変更の締切、対象外の利用、手数料の有無等)はカード会社によって異なります。手続きの可否や条件はカード会社によって異なるため、会員サイトの案内やカスタマーセンターで確認したうえで進めましょう。
クレジットカードの分割払いに関するよくある質問
ここでは、クレジットカードの分割払いについて、よくある質問とその答えを紹介します。
分割払いできないクレジットカードはある?
分割払いに対応していないクレジットカードがあるため、分割払いできないケースはあります。クレジットカードが対応していても、店舗が対応していないことがあるため、決済時に分割払いを選べない場合もあります。
分割払いには「割賦枠(分割・リボの利用可能枠)」が設定されている場合があり、枠を超えると利用できません。分割払いを使えるか不安なときは、カードの案内や利用条件、利用可能枠等を確認すると良いでしょう。
分割払いとあとから分割の手数料は異なる?
同一条件であれば、分割払いとあとから分割で手数料率は同じ場合が多いです。
ただし、カード会社によって取り扱いが異なることがあり、申込期限や対象取引等の適用条件も異なる場合があります。手続前に会員サイト等で条件を確認し、不安なときはカスタマーセンターに問い合わせましょう。
分割払い・あとから分割なら「みずほ楽天カード」
一般的なクレジットカードでは、年会費がかかる場合や、ポイント還元が一種類に限られることがあります。みずほ楽天カードは、年会費無料で利用でき、条件を満たすことで楽天ポイントとみずほポイントの双方が進呈されます。
また、一般的なクレジットカードでは日常利用のみが中心となるケースもありますが、みずほ楽天カードでは普段のお買い物に加えて楽天市場での利用時にもポイントを貯めやすい点が特長です。
年会費やポイントの使いやすさを重視する方にとって、比較検討しやすいクレジットカードといえるでしょう。
まとめ
分割払いは、支払いを複数回に分けられる便利な方法です。一方で、返済期間が長引くと手数料が高くなるので注意が必要です。
支払回数や支払金額、手数料を確認し、慎重に利用したいところです。あとから分割や途中での1回払いへの変更等、選べる手続きがある場合も含めて、条件を確認しながら計画的に活用しましょう。
監修者情報
内山貴博(うちやま たかひろ)
- 1級FP技能士・CFP
大学卒業後、証券会社の本社で社長室、証券業務部、企画グループで5年半勤務。その後FPとして独立。金融リテラシーが低く、資産運用に保守的と言われる日本人のお金に対する知識向上に寄与すべく、相談業務やセミナー、執筆等を行っている。
日本証券業協会主催「投資の日」イベントや金融庁主催シンポジウムで講師等を担当。
2018年に日本人の金融リテラシー向上のためのFPの役割について探求した論文を執筆。