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【法人向け】融資と投資の違いとは?資金調達手段としての基本と使い分け方

掲載日:2026年2月27日資金調達

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事業の拡大や資金繰りの改善を図る際、法人にとって欠かせないのが「資金調達」です。その代表的な手段である「融資」と「投資」は、どちらも外部から資金を得る方法ですが、仕組みや財務への影響、経営との関わり方には大きな違いがあります。

本記事では、融資と投資の違いを分かりやすく整理し、それぞれの特徴、メリット・デメリット、使い分けのポイントまでを包括的に解説します。

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  • *本記事は、株式会社みずほ銀行が提供しています。
  • *記事の制作にあたっては、外部の協力会社に一部業務を委託しています。監修者は、情報の正確性・公平性の観点から監修をおこなっており、特定の商品やサービスをお勧めするものではありません。

融資と投資の違いとは?

融資と投資の最大の違いは、返済義務の有無と経営への関与の有無にあります。

融資は、銀行や金融機関から資金を借り入れ、契約に基づいて元本と利息を返済する義務がある資金調達方法です。対して投資は、出資者がリターン(利益)を期待して企業に資金を提供します。原則として返済義務はなく、株式取得に伴う議決権等を通じて経営に関与し得る手法です。

どちらも企業の資金調達の手段として広く使われていますが、性質や財務への影響が大きく異なるため、状況に応じた選択が必要です。

資金調達の手段としての融資

融資とは、金融機関等から一定の契約条件の基に資金を借り入れ、返済期日と利息の支払いに伴って元利返済する資金調達方法です。法人が事業運営や設備投資、運転資金を確保する際に広く利用されています。

融資の提供元には、銀行や信用金庫、日本政策金融公庫等の公的機関、ノンバンク(貸金業法に基づく登録業者)等があります。資金用途や信用状況に応じて、融資条件は大きく異なります。

融資の特徴は、出資と異なり会社の経営権や株式に影響を与えないことです。返済義務がある一方で、企業としての独立性や経営方針を守りやすい資金調達の手段といえます。ただし、信用力のない企業にとっては融資審査がハードルとなる場合もあり、返済原資の見通しや資金繰り計画の整備が不可欠です。

関連記事:融資とは?出資・投資との違いと法人が活用するための基礎知識

資金調達の手段としての投資

投資とは、出資者が企業の将来的な成長や利益に期待して資金を提供し、その見返りとして株式や持ち分を受け取る形で関与する資金調達手段です。原則として返済義務はありませんが、議決権等を通じて経営に影響を及ぼす可能性があります。

投資は主に、ベンチャーキャピタル(VC)、エンジェル投資家、CVC(事業会社による投資)、ファンド等によって行われます。スタートアップ企業や成長段階にある企業が、大規模な資金調達を行いたいときに利用されます。

投資のメリットは、返済義務がないためキャッシュフローへの圧迫が少ないことと、必要な資金を一括で調達しやすいことです。一方で、出資比率に応じて議決権が発生するため、経営への関与や株主の意向を踏まえた意思決定が求められる場面もあります。また、出資を受けた資金は資本として計上されるため、自己資本比率やROE(自己資本利益率)等の財務指標にも影響を与える点に注意が必要です。

関連記事:エクイティとは?デットとの違いからメリット、注意点まで分かりやすく解説

融資と投資の違いを比較

融資と投資は、いずれも企業の資金調達手段ですが、その性質は大きく異なります。以下に、代表的な違いを整理しました。

融資 投資
資金提供の形

借入金(負債)

出資金(資本)

返済義務

あり

なし

利息・配当

利息の支払いが必要

利益が出た場合に配当や売却益が発生

経営への関与

基本的に関与しない

株主として議決権や経営関与の可能性あり

財務処理

負債として計上

自己資本として計上

希薄化リスク*

なし

あり

調達しやすさ

信用力・担保等が必要で審査も厳しい

成長可能性があれば信用力が低くても調達可能な場合あり

主な利用シーン

設備投資、運転資金、事業再建等

新規事業、成長資金、スタートアップ期等

資金提供の形
融資

借入金(負債)

投資

出資金(資本)

返済義務
融資

あり

投資

なし

利息・配当
融資

利息の支払いが必要

投資

利益が出た場合に配当や売却益が発生

経営への関与
融資

基本的に関与しない

投資

株主として議決権や経営関与の可能性あり

財務処理
融資

負債として計上

投資

自己資本として計上

希薄化リスク*
融資

なし

投資

あり

調達しやすさ
融資

信用力・担保等が必要で審査も厳しい

投資

成長可能性があれば信用力が低くても調達可能な場合あり

主な利用シーン
融資

設備投資、運転資金、事業再建等

投資

新規事業、成長資金、スタートアップ期等

  • *希薄化リスク:投資を受ける際に新株を発行すると、既存株主の持ち株比率が下がるリスクのこと。

このように、融資と投資は同じ資金調達であっても、返済義務の有無、経営への関与度合い、財務への影響、リスク分担の仕方等に大きな違いがあります。企業がどちらを選択するかは、事業の成長段階や資金の用途、将来的な経営戦略によって異なります。

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法人が使い分ける際の判断ポイント

融資と投資は、ともに資金調達の有効な手段ですが、その特性が異なるため、状況に応じた選択が重要です。以下に代表的な判断ポイントを整理します。

経営権を維持したいなら融資

株式を手放したくない、外部から経営に口出しされることなく独立性を保ちたい場合には、経営権を維持できる融資が有効です。ただし、金利負担と返済スケジュールに耐える資金繰り計画が前提となります。特に老舗企業やファミリービジネスでは、経営の安定性を重視して融資を選ぶケースが多くみられます。

成長重視・信用力が低いなら投資

スタートアップや成長段階にある企業では、銀行融資に必要な信用力や担保が不十分な場合も多く、リスクを共有してくれる投資家からの資金調達が適しています。返済義務がない分、資金繰りに余裕をもって成長投資を行うことが可能になります。一方で、議決権等を通じたガバナンス対応が必要です。

財務への影響も考慮

融資は負債として扱われ、自己資本比率が下がります。投資は資本として計上されるため自己資本比率は上がる傾向にありますが、利益が一定の場合ROEは低下する可能性があります。財務諸表上の見え方も含めて、バランスよく判断することが重要です。

ハイブリッド型調達

近年では、融資と投資を組み合わせたハイブリッド型の調達手段も活用されるようになっています。例えば、メザニンファイナンス(劣後ローン)、転換社債、SAFE(将来株式取得契約)等が代表例です。これらは、融資と投資の双方の性質を併せ持ち、返済や株式転換などの条件を柔軟に設計できる点が特徴です。

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事業を成長させるために融資や投資等の資金調達を検討する際には、資金の受け入れ・支出・管理を正確に行うための法人口座の整備が欠かせません。法人口座は、調達した資金の入金・返済・経費支払等、すべての資金の流れを記録する財務管理の起点となります。

また、資金調達に伴う財務管理では、会計処理・経費精算・取引履歴の整理等、複数の業務が同時に発生します。そのため、日々の管理や処理を安心して効率的に行えることは非常に重要です。

みずほ銀行では、企業が最適に資金を管理できるよう、以下のようなサービスを提供しています。

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まとめ

本記事では、法人の資金調達手段である「融資」と「投資」について、定義・特徴・比較および使い分けの要点を体系的に整理しました。

融資は返済義務のある借り入れであり、経営権を守りながら安定した資金調達が可能な一方、信用力や返済計画が求められます。投資は返済不要である反面、経営への関与や株式の希薄化といった影響を伴います。どちらが優れているというものではなく、自社の事業フェーズ・資金の使い道・財務戦略・経営方針に応じて適切な手段を選ぶことが重要です。

資金調達は単なる資金確保ではなく、企業の成長戦略に直結する意思決定です。目的とリスクを明確にし、最適な調達方法を選択することが、経営の安定と発展につながるでしょう。

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