（株）オリエントコーポレーションに対し国内最大規模となる総額5,586億円のシンジケートローン組成
～本年1月の1,000億円組成と合わせ長期資金調達の安定化に大きく寄与～

2005年3月25日

株式会社みずほコーポレート銀行

1. 1.みずほコーポレート銀行（アレンジャー兼エージェント）と三井住友銀行（タームローン：ジョイント・アレンジャー、コミットメントライン：コ・アレンジャー）は、信販会社大手の（株）オリエントコーポレーション（以下「当社」）に対し、国内では最大規模となる総額約5,586億円（うちタームローン約3,786億円及びコミットメントライン約1,800億円）のシンジケートローンを組成しました。
2. 2.当社は組成期間中の2月10日に、伊藤忠商事との「戦略的資本提携」や優先株式の出口戦略に関する計画等の資本施策、並びに、固定資産における減損会計の早期適用や信販業に対する貸倒引当金の積み増し等の財務健全化施策の対外発表を実施。これらの施策が金融機関から高い評価を受けたこともあり、本件タームローンでは系統金融機関を含む国内最大規模クラスとなる71金融機関（うち新規先は20金融機関）が参加しました。
3. 3.当社は1月にもみずほコーポレート銀行のアレンジにより日本政策投資銀行等の参加を得た長期シンジケートローンを1,000億円組成しており、本件タームローン及びコミットメントラインをあわせた、今年に入ってのシンジケートローン組成総額は6,586億円にのぼり、1社あたりの年間組成金額も国内過去最大規模となります。
4. 4.1月のシンジケートローンに続き、本件タームローンも大半が長期資金であり、当社においては、これらのシンジケートローン組成により、長期的な資金調達の安定化が一段と推し進められるとともに、コミットメントライン組成による借入金の圧縮によって資金効率の向上が図れる見通しです。

＜本シンジケートローンの概要＞

（ご参考）

＜本年1月に組成した長期シンジケートローンの概要＞