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東風汽車有限公司、グループ会社にCMS導入

東風汽車有限公司
株式会社みずほコーポレート銀行

日産自動車株式会社と東風汽車工業投資有限公司が出資する東風汽車有限公司(本社:湖北省武漢市、総裁:中村克己、以下東風有限)は、グループ29社の資金を統一的に管理するCMS(キャッシュマネージメントシステム)を、今年1月より稼動させました。

東風有限グループでは、従来、本社内各部門及びグループ子会社が、独自の判断で、口座開設、資金決済、借入等の銀行取引を実施してきました。このため、グループ全体では借入と預金が両建にて存在し、資金効率向上の大きな妨げとなっていました。この状態を解消する為、東風有限は、日産自動車の指導のもと、一昨年末より資金管理プロジェクトを立ち上げ、今回、グループ子会社の資金集中管理をスタートさせ、CMS導入が完了しました。

東風有限グループでは、このCMSの導入により子会社の預金や借入及び入金や支払等全ての資金管理と予算管理を本社にて一括で行うことができ、子会社にとっても従来の取引銀行への両建てが解消されるなど多くのメリットを享受することができます。
今後CMSを使い、口座数を極限まで削減し管理効率を上げるとともに、グループの資金効率の大幅な向上を目指します。

東風有限のCMS構築は、みずほコーポレート銀行が資金管理業務及びシステム導入等、全般的な業務アドバイスを行いました。中国工商銀行と招商銀行のネットワークを活用し、中国の実情に合わせた形で、中国国内で最も先進的な資金管理システムとなりました。

東風有限は、2003年に制定した中期計画『プラン23(プラン・ツー・キュービック)』において"オペレーションの質的向上"という事業目標を掲げています。CMS構築は、この事業目標達成のために重要な役割を果たすこととなります。

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