ページの先頭です
メニュー

メニュー

閉じる
本文の先頭です

株式会社日立製作所に対するシンジケーション方式によるタームローンを組成
~高格付企業に対する本格的シンジケーション方式のタームローンで最大級の組成金額を実現~

株式会社みずほコーポレート銀行

  1. 1.みずほコーポレート銀行はアレンジャーとして株式会社日立製作所(以下「日立」)に対するシンジケーション方式のタームローンを組成しました。本シンジケーション方式のタームローンには、みずほコーポレート銀行の他、生命保険相互会社、地方銀行、信託銀行の22金融機関が参加し、総額1,700億円の契約となりました。
  2. 2.日立は、我が国の総合電機のリーディングカンパニーであり、財務面でも従来より社債、CP、銀行借入等を中心に据えながら先進的・機動的な資金調達を行ってまいりました。みずほコーポレート銀行は近年新しいビジネスモデルとしてシンジケーションビジネスを積極的に推進してまいりました。日立が2004年9月末に第7回無担保転換社債の償還(約2,200億円)を迎えるにあたりシンジケーション方式のタームローンでのリファイナンスを提案致しました。日立から、対社債比での調達コスト・投資家招聘期間等その条件面が高く評価されたこと、市場型間接金融としてのシンジケートローンを導入することでより一層の調達の多様化が図られる意義を認められたことから、本シンジケーション方式のタームローンの成約に至ったものであります。
  3. 3.本シンジケーション方式のタームローンは以下の点において、シンジケートローンマーケットにおいて意義深い組成であったと思われます。
    1. 1)高格付企業に対する本格的シンジケーション方式のタームローンで最大級の組成額を実現したこと。
    2. 2)高格付企業銘柄での大規模組成は、シンジケートローンプライマリー市場の拡大ひいてはローン流通環境が整いつつあるセカンダリー市場の育成・拡大に貢献すること。
    3. 3)高格付企業である日立の信用力に見合ったマーケットレベルのスプレッドを実現したこと。
  4. 4.みずほコーポレート銀行は、こうしたシンジケートローンのアレンジを通じて、お客さまの多様な資金調達ニーズにお応えするとともに、シンジケートローンマーケットの育成・規模拡大を通じてローンマーケットをプライシングの透明性・流動性がより高いものに変え、企業の資金調達の多様化、コスト削減に貢献していく方針です。

案件の概要

株式会社日立製作所向けシンジケーション方式のタームローン

組成総額 1,700億円
借入期間 期間5年(800億円)および期間7年(900億円)
アレンジャー兼エージェント 株式会社みずほコーポレート銀行
アレンジャー(副) 株式会社UFJ銀行
参加金融機関 株式会社みずほコーポレート銀行の他、
生命保険相互会社、地方銀行、信託銀行の22金融機関
契約締結日 平成16年9月7日(火)
借入実行日 平成16年9月10日(金)
ページの先頭へ