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「都営南青山一丁目団地建替プロジェクト」開発型ノンリコースファイナンスの組成

株式会社みずほコーポレート銀行

みずほコーポレート銀行(以下、「みずほCB」)は、本プロジェクトを遂行する目的で、三井不動産、大成建設及び伊藤忠商事が出資設立した、南青山アパートメント株式会社(特別目的会社)に対し、開発型ノンリコースファイナンスをアレンジ致しました。

本プロジェクトは東京都として初めての公有地再生に民間活力を導入するPFI的手法による事業として、平成14年3月に公募で南青山アパートメント株式会社を選定しました。みずほCBは入札時から南青山アパートメント株式会社のファイナンシャル・アドバイザーとして一貫して本プロジェクトの資金調達の提案を実施して参りました。

また、本件は、スポンサー3社の企図により都市再生特別措置法に基づく都市再生認定プロジェクトの第一号に認定を受け、国土交通省が民間都市開発推進機構を通じて創設した「都市再生ファンド投資法人」が金融支援を行う第1号として、開発前段階からのメザニン社債の取得を行いました。

本件ファイナンスは、着工時に都市再生ファンド投資法人が南青山アパートメント株式会社の発行する無担保社債(68億円)を取得し建設段階の資金調達を行います。また、平成19年3月の竣工後にみずほCBが優先ローンを貸出する予定であり、着工時点において南青山アパートメント株式会社はみずほCBと優先ローンコミットメント契約を締結しました。都市再生ファンドが取得する社債は竣工後については、みずほCBの優先ローンに劣後するメザニンの形態をとっております。

本件は、都心随一の場所に位置する優良プロジェクトであることで、テナントが決定する前から一定のマーケットリスクをレンダーがとった案件として、画期的であると言えます。弊行は今後も都市再生に絡む大型プロジェクトに対し、積極的に開発ファイナンスを展開していく予定です。

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