クレジットカードのセキュリティコードとは?役割や確認方法、不正利用対策を解説
公開日:2026年3月19日
目次
- *本記事は、株式会社みずほ銀行が提供しています。
- *記事の制作にあたっては、外部の協力会社に一部業務を委託しています。監修者は、情報の正確性・公平性の観点から監修を行っており、特定の商品やサービスをおすすめするものではありません。
セキュリティコードとは、クレジットカードごとに設定された3桁または4桁の数字です。クレジットカードが手もとにあることを証明し、第三者による不正利用を防ぐためのもので、ネットショッピングの際に入力を求められる場合があります。
本記事では、セキュリティコードの役割や確認方法、注意点を解説します。合わせて、セキュリティコードを適切に管理し、クレジットカードの不正利用を防ぐための対策も紹介します。
クレジットカードのセキュリティコードとは
セキュリティコードとは、クレジットカードごとに設定されている3桁または4桁の数字です。カードの国際ブランドによって呼び名が異なり、「CVV(Card Verification Value)」や「CVC(Card Verification Code)」と表示されることもあります。
セキュリティコードが必要となるのは、主にインターネットショッピングを利用する場面です。カードを手もとに所持していることを確認するために、カード番号や有効期限と合わせて入力を求められる場合があります。
オンライン決済ではカードの現物を提示できないため、セキュリティコードが追加の確認情報として扱われます。
なお、クレジットカードの不正利用を防ぐための手段には暗証番号や3Dセキュアもありますが、セキュリティコードとは仕組みや利用シーンが異なります。
暗証番号(PINコード)は4桁の数字で、主に店舗でのIC決済で利用されます。一方、本人認証サービス(3Dセキュア)は、事前に登録したパスワードやワンタイムパスワード等を用いて本人確認を行い、インターネットショッピングで利用されます。
セキュリティコードの役割
クレジットカードのセキュリティコードには、利用者本人であることを確認し、主にオンライン決済などの不正利用を防ぐ役割があります。オンライン決済のようにカードを提示できない取引では、カード番号等に加えてセキュリティコードを入力することで、確認の手がかりを増やすことにつながります。
スキミングとは、クレジットカードの磁気データに記録された情報を不正に抜き取り、その情報を基に偽造カードを作成してショッピング等を行う犯罪行為です。磁気データが不正に取得されると、そこに含まれる情報だけで偽造カード作成等につながる恐れがあります。
セキュリティコードは、クレジットカードの裏面等にのみ記載されており、磁気データとしては記録されていない番号です。原則として、カードの現物が手もとにある方のみが知り得る番号であるため、スキミング等による不正利用を未然に防ぐ役割があるとされています。
クレジットカードにおけるセキュリティコードの確認方法
クレジットカードによって異なりますが、セキュリティコードはカードの裏面(または表面)に記載されていることが一般的です。ネットショッピングで入力を求められた際に慌てないよう、あらかじめ券面のどこにあるか把握しておくと安心です。
国際ブランドごとの一般的な記載場所は、次の通りです。
| 国際ブランド | 一般的な記載場所 |
|---|---|
| Visa |
クレジットカードの裏面(署名欄等) |
| Mastercard | |
| JCB | |
| Diners Club | |
| American Express |
クレジットカードの表面 |
裏面の署名欄には7桁の数字が記載されている場合がありますが、セキュリティコードはその末尾の3桁です。
ただし、実際の記載箇所はクレジットカードによって異なります。
券面にカード情報が記載されていないクレジットカード(ナンバーレスカード)の場合は、一般的に会員専用サイトまたはスマートフォンアプリでセキュリティコードを確認します。ナンバーレスカードでは券面から情報を読み取れないため、必要なときに指定の方法で表示して確認する流れになります。
クレジットカードのセキュリティコードに関する注意点
クレジットカードのセキュリティコードは、主にインターネットショッピングの決済時に入力を求められます。入力が必要なタイミングで慌てて操作すると、エラーが続いたり、登録情報の更新漏れで決済できなかったりすることがあります。
スムーズに決済するために、入力を何度も間違えると利用制限がかかる場合がある点と、セキュリティコードは変更される場合がある点を押さえておきましょう。
入力を何度も間違えると利用制限がかかる場合がある
短時間に何度もセキュリティコードを誤って入力すると、クレジットカード決済が利用できなくなる場合があります。何度も試しているうちに通らなくなった場合、操作ミスだけでなく、システム上の判定が関係している可能性もあります。
多くのクレジットカードでは不正利用検知システムが導入されており、複数回エラーが続くと、不正利用の疑いがあると判断されることがあるためです。入力を急いで連続でやり直すほど、結果として決済が進まなくなることも考えられます。
決済時は、カード番号や有効期限も含め、カード情報に入力ミスがないかよく確認したうえで進めましょう。セキュリティコードだけでなく、他の項目も含めて落ち着いて見直すことが大切です。
セキュリティコードは変更される場合がある
クレジットカードの更新や再発行を行うと、セキュリティコードが変わる場合があります。日常的にネットショッピングを利用している方ほど、カードの切り替わりに気づかないまま決済エラーになるケースがあるため注意が必要です。
セキュリティコードが変わる主なケースとして、有効期限を迎えてクレジットカードが更新された場合や、紛失や盗難によりクレジットカードを再発行した場合が挙げられます。新しいカードが届いたときは、券面の情報が以前と同じとは限らない点を前提に確認しておくと安心です。
インターネットショップによっては、クレジットカード情報を登録することで、次回以降の入力の手間を省ける場合があります。
ただし、クレジットカードの更新や再発行で有効期限等の情報が変わると、登録情報を更新しないままでは決済エラーになることがあります。カードが切り替わったら、登録している支払情報を確認しておきましょう。
セキュリティコードの適切な管理で不正利用を防ぐための対策
セキュリティコードは、スキミング等による不正利用を防ぐための重要な仕組みの一つです。しかし、不正利用の手口は多様化しており、セキュリティコードですべてを防げるわけではありません。
そのため、セキュリティコードの管理には細心の注意を払う必要があります。ここからは、セキュリティコードを適切に管理し、不正利用を防ぐための対策を解説します。
セキュリティコードを第三者に教えない
セキュリティコードは本人確認を行うための重要な情報であるため、たとえ家族や親しい友人であっても教えてはいけません。オンライン決済では、カード番号・有効期限・セキュリティコードの組み合わせで手続きが進むことが多いため、取り扱いには注意が必要です。
クレジットカードの貸し借りは規約で禁止されているため、本人以外が利用する前提の行動はしてはいけません。家族や知人にカードを貸す行為は認められていません。
また、カード番号やセキュリティコードを不用意にメモしたり、第三者の目に触れやすい場所に保管したりすると、適切に管理していなかったと判断される可能性があります。
規約に違反した利用や管理不十分と判断された場合、不正利用補償の対象外となることがあります。トラブル時に不利益を受けないためにも、カード情報は本人のみが厳重に管理することが大切です。
不審なサイトで入力しない
不審なサイトでセキュリティコードを含むカード情報を入力すると、不正利用の危険性が高まります。入力して良い場面かどうかを判断できないまま進めると、カード情報が第三者に渡るきっかけになりかねません。
近年、フィッシング詐欺による被害が拡大しています。フィッシング詐欺とは、EメールやSMS等で偽のウェブサイトに誘導し、個人情報を盗み取る犯罪行為です。2024年のフィッシング詐欺の報告件数は約172万件にのぼり、2020年からの4年間で約8倍に増加しました。
フィッシング詐欺の被害を防ぐには、EメールやSMSに記載されたURLやリンクにアクセスしないことが重要です。また、アクセスしてしまった場合も、個人情報を入力するのは避けましょう。
紛失・盗難時は速やかにカード会社へ連絡する
紛失・盗難時には、速やかにカード会社に連絡し、クレジットカードの利用を停止しましょう。手もとにカードがない状態が続くほど、第三者に使われる可能性が高まるため、早めの対応が重要です。
セキュリティコードは不正利用防止に役立ちますが、カードそのものを紛失・盗難された場合の不正利用を防ぐことはできません。カード現物が第三者の手に渡る状況では、券面に記載された情報も見られる可能性があるためです。
併せて、クレジットカードの保管場所を決める、持ち歩く枚数を減らす等、日頃から紛失・盗難を防ぐための対策を行うことも大切です。
クレジットカードならみずほ楽天カードがおすすめ
みずほ楽天カードに入会される際には、事前にいくつかのポイントを確認しておくことが重要です。
みずほ楽天カードは年会費無料で利用できますが、楽天ポイントとみずほポイントの双方が進呈される「Wポイントプラン」は、一定の条件を満たした月から最長1年間が対象となります。
また、支払口座はみずほ銀行の普通預金口座に限られるため、口座を持っていない場合は事前に開設が必要です。
入会後に条件を満たせなかった場合、想定していた特典を受けられない可能性もあるため、ウェブサイトで最新の条件や注意事項を確認したうえで申し込んでください。
まとめ
セキュリティコードとは、クレジットカードごとに設定された3桁または4桁の数字のことで、ネットショッピング等の際にカードが手もとにあることを証明する役割があります。クレジットカードによって異なりますが、一般的に裏面(または表面)に印字されています。
セキュリティコードはスキミング等の防止に役立つ仕組みですが、すべての不正利用を防止できるわけではありません。クレジットカードをより安心して利用できるように、第三者に教えない、不審なサイトで入力しない等の対策を意識しましょう。
監修者情報
内山貴博(うちやま たかひろ)
- 1級FP技能士・CFP
大学卒業後、証券会社の本社で社長室、証券業務部、企画グループで5年半勤務。その後FPとして独立。金融リテラシーが低く、資産運用に保守的と言われる日本人のお金に対する知識向上に寄与すべく、相談業務やセミナー、執筆等を行っている。
日本証券業協会主催「投資の日」イベントや金融庁主催シンポジウムで講師等を担当。
2018年に日本人の金融リテラシー向上のためのFPの役割について探求した論文を執筆。