でんさいネットサービス よくあるご質問
サービス全般について
制度
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手形に代わる新たな決済手段として期待されている電子記録債権を記録・流通させる新たな決済インフラを提供することを目的に、一般社団法人全国銀行協会が設立した電子債権記録機関です。
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複数の金融機関で、でんさいネットをご利用できます。その場合には、それぞれの金融機関へのお申込が必要です。
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他の記録機関で発生した電子記録債権を、でんさいネットにて利用することはできません。
(記録機関は、それぞれ独自のビジネスモデルを構築し、提供するサービス内容を踏まえて別々にシステムを開発していますので、利用するための要件や、記録される内容なども異なります。)
申し込み
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「でんさいネット」の提供する「でんさい」を利用するためには、債務者・債権者という立場に関わらず、本サービスへのお申込が必要です。
(「でんさい」を発生させる企業も、「でんさい」を受け取る企業も、お申込が必要です。) -
- 1.「でんさいネットサービス」の利用に際しては、以下の要件を充足する必要があります。
<「でんさいネット」の利用者条件>
No. 内容 1
法人、個人事業主、国・公共団体であること
2
本邦居住者であること
3
反社会的勢力に属さないなど、利用者としての適合性に問題がないこと
4
金融機関に決済口座を開設していること
5
金融機関による審査を経ていること(債務者として利用する場合)
6
でんさいネットによる「債務者利用停止措置」中でないこと(債務者として利用する場合)
7
破産、廃業等していないこと
<みずほ銀行の利用者条件>
- (1)法人向けインターネットバンキング(みずほe–ビジネスサイト、みずほビジネスWEB)を契約していること
- (2)利用形態に応じた口座を保有していること
利用形態:債務者利用 内容 口座 「でんさい」発生:可
当座預金
利用形態:債権者利用 内容 口座 「でんさい」発生:不可
当座預金、普通預金
- 2.「でんさいネット」には、手形交換所と同様の取引停止処分があります。
- 支払不能が6ヵ月以内に2回発生した場合、以下の処分が行われます。
- 債務者としてのでんさいの利用禁止
- 参加金融機関の新規貸出取引の禁止(債権保全のための貸出は除く)
- 3.お申込受付にあたってはみずほ銀行所定の審査があります。お申込をご希望された場合でも、審査結果によってはお取扱いいたしかねる場合があります。
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「でんさいネットサービス」において、初期契約料、月間基本料金は発生いたしません。ご利用になられた記録請求件数、「でんさい」入金件数に応じて手数料が発生いたします。
詳細は、ご利用料金をご参照ください。
また、本件とは別に「インターネットバンキング」(みずほe-ビジネスサイト、みずほビジネスWEB)利用についての手数料は必要となります。 -
お取引店までお問い合わせください。
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お申込から1~3週間程度で利用可能となります。
サービス
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ご利用いただけるサービスは「サービスの案内」をご覧ください。
なお、手形との比較は以下のとおりです。
<でんさいネット>
発生記録 内容 手形 「でんさい」の新規発生に関する記録
振出
譲渡記録 内容 手形 保有「でんさい」の譲渡に関する記録
*一部譲渡も可能裏書譲渡
支払等記録 内容 手形 「でんさい」の決済に関する記録
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口座間送金決済 内容 手形 支払期日に行われる資金決済
取立
割引・譲渡担保 内容 手形 「でんさい」を利用した割引・譲渡担保
割引・譲渡担保
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ご利用いただくインターネットバンキングにより異なります。
インターネットバンキング(サービス名) 利用ユーザー数(*1) みずほe–ビジネスサイト(*2)
100
みずほビジネスWEB
20
- *1利用ユーザー数には、管理者・マスターユーザ数を含みます。
- *26ユーザ以上利用する場合、1ユーザあたり220円/月(税込み)が必要となります。
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インターネットに接続出来る環境があれば、ご利用可能です。
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ご利用いただけません。「でんさい一括伝送サービス(Coneccure回線)」のお申込が別途必要となりますので、お取引店までお問い合わせください。
利用環境
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推奨条件は、「ご利用環境」をご確認ください。
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インターネット接続できる回線であれば、ご利用いただけます。より快適にサービスをご利用いただくため光回線等のブロードバンド回線を推奨いたします。
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専用のソフトは必要ございません。
セキュリティ
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インターネットにおけるセキュリティリスク(改ざん、盗聴等)に対応するため、以下のような対策を講じております。
- (1)通信の暗号化
- 最新の暗号化技術「SSL 256bit」にて暗号化しております。
- (2)フィッシング詐欺対策
- 「EVSSL証明書」を採用し、ブラウザの表示によるウェブサイトの運営者がみずほ銀行であることを判別しやすくしております。
- (3)利用状況の確認
- 管理者の方は、全利用者の操作履歴、ログイン履歴を最大92日間確認可能です。
- (1)通信の暗号化
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利用者ごとに、利用可能権限を設定可能です。記録請求依頼については、データ作成者と承認者を分け、権限分離した業務運営が可能です。
(2024年11月18日現在)