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クラウドファンディングサイトの選び方は?流れや資金管理方法についても解説

掲載日:2026年4月6日起業準備

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クラウドファンディングは、創業間もない法人や、新しい製品やサービスの開発をめざす事業者等が資金を調達する手段として活用されています。

クラウドファンディングを行うサイトには様々な種類があり、得意分野・手数料・サポート内容等が異なるため、自社のプロジェクトに合ったものを選ぶことが重要です。

本記事では、クラウドファンディングサイトの選び方を解説します。プロジェクトの立ち上げから出資金の振り込み、事業実施までの流れも併せて紹介します。

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  • *本記事は、株式会社みずほ銀行が提供しています。
  • *記事の制作にあたっては、外部の協力会社に一部業務を委託しています。監修者は、情報の正確性・公平性の観点から監修をおこなっており、特定の商品やサービスをお勧めするものではありません。

クラウドファンディングサイトの選び方

クラウドファンディングとは、法人や個人がインターネット等のオンライン手段を通じてプロジェクトを立ち上げ、不特定多数の方から資金の提供を受ける仕組みです。

クラウドファンディングの市場規模は拡大しており、利用できるサイトも多様化しています。自社のプロジェクトに適したサイトを選ぶことで、目標金額の達成や、事業運営に必要な資金の確保がしやすくなります。

クラウドファンディングを行うサイトを選ぶ際の主なポイントは以下の通りです。

  1. 形態
  2. 得意分野
  3. 募集方式
  4. 手数料
  5. 利用者数や属性
  6. サポート体制
  7. 審査や入金までの期間
  8. 決済手段

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①形態(購入型・寄付型・金融型)

クラウドファンディングは、支援者に対するリターンの有無や方法によって大きく3つの形態に分類されます。

形態 仕組み

購入型

支援者が商品やサービスを購入することで資金を提供する

寄付型

支援者がリターンを受け取らずに資金を寄付する

金融型

支援者が投資や融資を行うことで資金を提供する

クラウドファンディングサイトによって対応するクラウドファンディングの形態は異なります。革新的な新商品を提供して資金を集めたい場合は「購入型」、社会貢献活動を行いたい場合は「寄付型」等、プロジェクトの性質に合ったリターンを提供できるサイトを選びましょう。

②得意分野

プロジェクト内容に合った分野を得意とするサイトを選ぶことで、支援者とマッチングしやすくなり、目標達成の可能性を高められます。

特に、自社がニッチな分野を扱っている場合は、その分野に特化したサイトでプロジェクトを立ち上げると、関心の高い支援者の集客が期待できます。以下は特化型の分野の一例です。

  • エンターテインメント
  • ガジェット
  • 社会貢献
  • 学術研究

また、地域に密着した事業を行う場合は、その地域に特化したクラウドファンディングサイトを利用するのも効果的です。

③募集方式(All in・All–or–Nothing)

クラウドファンディングの募集方式には以下の2種類があり、両方に対応しているサイトもあれば、一方のみを採用しているサイトもあります。

募集方式 仕組み

All in方式

目標金額を達成しなくても、集まった分の支援金を受け取る方式

All–or–Nothing方式

目標金額を達成した場合のみ支援金を受け取る方式

All in方式では、集まった支援金の額に関わらず、プロジェクトを実行する必要があります。そのため、目標を達成しなくてもプロジェクトの実行・リターンの提供ができる場合に適しています。

一方、All–or–Nothing方式では、目標金額を達成しなかった場合、プロジェクトは不成立となり、支援金は全額返金されます。

プロジェクトの内容に応じて募集方式を決定したうえで、その方式に対応しているサイトを選びましょう。

④手数料

手数料率は、クラウドファンディングを実施するサイトを選ぶ際の重要な判断材料の一つです。手数料率が低いサイトを選べば、より多くの資金を確保できるため、プロジェクトを効率的に実行できます。

サイトによって大きく異なりますが、一般的な手数料相場は支援金額の5%~20%程度です。また、一部のサイトでは、手数料がかからず、集まった資金を全額受け取れる場合もあります。

一方で、手数料率が高めのサイトはサポート等が充実している傾向があるため、手数料率以外の項目も含めて総合的に判断することが重要です。審査料や振込手数料等がかかるサイトもあるため、利用手数料以外のコストも確認しましょう。

⑤利用者数や属性

クラウドファンディングのサイト選びでは、利用者数やサイト訪問者数、支援者の属性(年齢・性別・地域等)の確認も重要です。

利用者が多いサイトであれば、集客に不安がある事業者でも支援を集めやすくなります。また、支援者の属性がプロジェクトのターゲット層に近いサイトを選ぶことで、効率的な広告活動を行いやすくなり、支援者とのマッチング率も向上します。

これまでの支援実績や成功率、平均支援額等を公表しているサイトもあるため、参考にすると良いでしょう。

⑥サポート体制

クラウドファンディングサイトのサポート体制は、プロジェクトの集客力に直結する重要な要素の一つです。

特に、初心者やリソースの少ない小規模事業者、集客力に不安がある場合は、サポートが充実したサイトを選ぶことで、プロジェクトの円滑な運営や目標達成につながります。サイトによって異なりますが、以下のようなサポートが受けられます。

  • 企画立案のアドバイス
  • プロジェクトページの添削
  • 法務面でのアドバイス
  • 集客プランの提案
  • 運営サイトのSNSアカウント等によるプロジェクト紹介
  • アプリ通知によるプロジェクト紹介
  • 広告配信代行

アイデアの相談からプロジェクトの実行まで一貫してサポートを受けられるサイトもあるため、自社の状況に応じて必要なサービスを見極めましょう。

なお、サポートを利用する際にはオプション費用がかかる場合もあるため、コストも含めて検討することが重要です。

⑦審査や入金までの期間

審査や入金にかかる期間は、クラウドファンディングのサイトによって異なります。

審査が早く終われば、広報活動を早く展開でき、早期の目標達成をめざしやすくなります。さらに、入金までの期間が短いと支援金を迅速に受け取れるため、事業をスムーズに開始できます。結果として、プロジェクト全体のスケジュールも短縮できます。

ただし、サイトに記載されている審査期間はあくまで目安であり、不備等があれば公開までの期間が長引く点を理解しておきましょう。

また、クラウドファンディングは一般的に資金調達までの期間が長く、準備から支援金を受け取るまで数ヵ月かかるため、スケジュールに余裕をもって計画することが重要です。

⑧決済手段

利用者が支援を行う際の決済手段も確認しましょう。利用できる決済手段の選択肢が多いほど、支援者の心理的なハードルが下がり、結果として支援が集まりやすくなります。

また、ターゲット層に合った決済手段に対応しているかどうかも確認しておきたいポイントです。例えば、クレジットカードは幅広い年代に普及していますが、コード決済は若年層の利用率が高い傾向にあります。

クラウドファンディングのやり方・流れ

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クラウドファンディングでプロジェクトを立ち上げ、資金を調達するまでの一般的な流れは以下の通りです。

  1. 事業計画を作成する
  2. クラウドファンディングを行うサイトを選ぶ
  3. プロジェクトページを作成・公開する
  4. 広報活動を行う
  5. プロジェクトが終了し、支援金が振り込まれる
  6. 事業を実施し、リターンを提供する

クラウドファンディングを成功させるには、不特定多数の人の共感を得やすいテーマや目的を持つプロジェクトを立ち上げることが重要です。目的を明確にし、経営理念やプロジェクトの概要、自社の特徴(強み・弱み)、実施体制・スケジュール等を記載した事業計画を作成しましょう。

クラウドファンディングを行うサイトでプロジェクトページを作成すると、サイト運営者による審査が実施され、プロジェクトが公開されて募集が開始されます。公開後はSNS等を利用し、目標金額達成に向けて広報活動を行いましょう。

プロジェクト終了後、サイト運営者から手数料を引いた支援金が振り込まれます。

プロジェクトの成立後は、必ず事業を実施しなければなりません。また、速やかにリターンを提供するとともに、定期的にプロジェクトの進捗報告を行う必要があります。

クラウドファンディングのやり方について詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

関連記事:「クラウドファンディングのやり方とは?種類、始め方、注意点を徹底解説」

クラウドファンディングの資金受取には法人口座が必要

クラウドファンディングで調達した資金を受け取るには、プロジェクトの実行者と同一名義の口座を求められる場合があり、法人の場合は法人口座が必要です。法人口座の開設には一定の期間を要するため、プロジェクトの準備段階から手続きを進めておくと円滑に進められます。

また、クラウドファンディングを活用して事業を成功させるには、調達後の資金を適切に管理し、経理処理を正しく行うことが重要です。

法人口座を開設すると、法人と個人の資金を明確に区別できるため、資金の流れを把握しやすくなり、経理処理の効率化や税務リスクの低減につながります。さらに、取引先や顧客からの信用度が高まる点や事業サポートを受けられる点もメリットです。

みずほ銀行の法人口座は、休日・夜間でも申し込みが可能で、来店不要で口座開設を完結できるため、プロジェクトの立ち上げと並行してスムーズに資金管理の準備を進められます。

会社設立3年以内のお客さまは、インターネットバンキング(みずほビジネスWEB)の月額利用料が最長5年間無料になる等、創業期限定の特典もご用意しています。

さらに、みずほ銀行ではスタートアップ企業を支援する会員制サービス「M’s Salon」を運営し、経営知識や事業遂行ノウハウ、ビジネス拡大機会、資金調達サポート等を提供しています。健全な資金管理だけでなく、事業の段階に応じて多角的なサポートを受けたい方は、ぜひみずほ銀行の法人口座をご検討ください。

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まとめ

クラウドファンディングのサイトは多様化しており、適したサイトは事業者によって異なります。形態・得意分野・手数料・サポート内容等を比較し、自社の集客力やプロジェクトの内容に応じたサイトを選びましょう。

また、事業を成功させるには、調達した資金を適切に管理・運用することが重要です。

法人口座を開設すれば、クラウドファンディングの支援金だけでなく、事業全体の資金を明確に管理できます。法人を設立したら、できるだけ早い段階で法人口座を開設することをおすすめします。

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監修者

内山 貴博

内山 貴博

  • 1級FP技能士
  • CFP

大学卒業後、証券会社の本社で社長室、証券業務部、企画グループで5年半勤務。その後FPとして独立。金融リテラシーが低く、資産運用に保守的と言われる日本人のお金に対する知識向上に寄与すべく、相談業務やセミナー、執筆等を行っている。
日本証券業協会主催「投資の日」イベントや金融庁主催シンポジウムで講師等を担当。
2018年に日本人の金融リテラシー向上のためのFPの役割について探求した論文を執筆。

HP:https://uchiyama-fp.com/

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