投資信託の仕組みと特徴
掲載日:2020年7月14日投資信託
様々な金融商品の中でも、人生設計に応じた資産運用を行う手段として投資信託への関心が高まっています。投資信託を始めるにあたり、まずは基本的なしくみを理解しておきましょう。
投資信託とは
投資信託とは、多くのお客さま(投資家)から集めた資金をひとつにまとめて、運用の専門家が国内外の株式や債券やリート(不動産投資信託)等に分散投資を行い、これによって得た収益をお客さまに還元することを目指す金融商品のことです。

- 公社債投資信託…主に安定運用を目指すものが中心で、元本割れとなった場合、追加設定を行うことができません。
- 株式投資信託…国内株式型、海外株式型のほか、公社債等を組み合わせたバランス型等があります。また、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)等の指標に連動する運用成果を目指すインデックス型と、市場平均を上回る運用成果を目指すアクティブ型に分類されます。
投資信託の特徴
投資信託はつぎのような特徴から、注目を集めています。
1. 少額からの投資が可能
投資信託は、お客さまの資金を集め、一定の金額にまとめて運用を行います。そのため、個人の資金では投資が難しい市場での運用や、多額の資金が必要な運用を、少額の資金から行うことができます。
2. 専門家による効率的な資産運用
投資信託は、運用の専門家である投資信託委託会社が、情報収集力や調査・分析力などを駆使し、効率的に資産運用を行います(結果として、個人で銘柄選択や有価証券の売買等を行なった方が高い運用成果をあげられる場合もあります)。
3. 分散投資でリスクが低減
値動きのある資産への投資は、複数の銘柄に投資(分散投資)することで、価格が大きく変動するリスクをおさえる効果があります。
1つの銘柄だけに投資していた場合、その銘柄が値下がりするとその影響をそのまま受けてしまいます。リスクを減らしつつリターンを求めるには、複数の銘柄に資金を分けて分散投資する必要があります。投資信託では、投資先を複数に分けることで、値下がりなどのさまざまなリスクを分散・軽減することができます。
投資信託のリスクとリターン
投資信託では、投資した資産の値動きの幅をリスクといい、投資によって得られる収益のことをリターンといいます。
この2つは、一般的に大きなリターンを期待するほどその分リスクも大きくなり、リスクを抑えようとするとリターンも小さくなるという関係にあります。価格変動の幅が大きい商品は、元本を大きく割ることもありますが、その一方で大きなリターンを期待できる可能性もある、ということがいえます。また、リスクを軽減する方法には「分散投資」と「長期投資」という手段があります。
投資信託は、預貯金とは違い元本の保証がないので、高いリターンが得られることもあれば、逆に投資額を下回ってしまう可能性もあるということを常に念頭においておく必要があります。

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- 投資信託は、その信託財産に組み入れられた株式・債券・リートなどの価格が、金利変動・為替変動、その発行者等に係る信用状況の変化などで変動し、基準価額(外国籍投資信託の場合は1口あたり純資産価格)が下落することにより損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。外国籍投資信託は上記に加えて、外貨建てでは投資元本を割り込んでいない場合でも、為替変動により円換算ベースで損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。
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