宿泊・ホテル業界の動向
掲載日:2018年5月30日業界動向
- 急増するインバウンドの宿泊需要を受けて、足元のマーケットは好調を維持する一方で、新規事業者の参入による競争激化や民泊の解禁など、ホテル業界を取り巻く環境は変化しています。
- 事業領域の拡大やオペレーションの効率化等を目的とする提携事例も見られ、今後も業界再編が進行する可能性が想定されます。
宿泊・ホテル業界の外部環境
- 国内宿泊市場は堅調に推移
- 人口は減少基調ながら、インバウンド宿泊需要により大都市を中心に高稼働率を維持、足元のマーケットは活況
- 異業種からの参入も活発化
- 旅館の施設数が減少する一方、ホテルは施設数・客室数ともに増加。東京・大阪エリアの客室不足等を背景に、外資系ホテル、異業種からの参入・新規出店拡大もあり、競争は激化
- 民泊利用の脅威
- 民泊解禁による、異業種からの宿泊ビジネス参入
- 新たな事業展開の取組み
- 体験やスタイルに着目した、「グランピング(*1)」や「 オーベルジュ(*2)」などの新しいカテゴリーも登場
- (*1)自然環境の中で、高級ホテル並みの豪華で快適なサービスを受けられる、新しいキャンプの形
- (*2)郊外や地方にある宿泊施設を備えたレストラン
M&Aに係る売り手の目的(例)
- 選択と集中
- ノンコア事業の切り出し(コア事業、特定エリアへの集中)
- 独自路線の見直し
- オペレーションの効率化、サービス拡充による集客力強化
- 将来の更新投資の必要性を見据えた、経営の安定化
- 後継者不在
- 親族外承継による外部売却
M&Aに係る買い手のねらい(例)
- 規模の拡大
- 事業エリアの拡大、海外での事業基盤の獲得
- スケールメリットの追求、自社ノウハウによる経営再建
- 事業領域の拡大
- 新規業態(ラグジュアリー、リゾート等)への進出
- インバウンド宿泊需要への対応、民泊ニーズの取り込み
- *本資料は、一時点または一定の条件の下の情報提供および貴社とのディスカッションを目的として作成したものであり、本資料に含まれる情報の正確性、確実性あるいは完結性をみずほ銀行が表明するものではありません。
当初作成:2018年3月