インフラメンテナンスの着実な実施に向け、緊急的に取り組む施策をとりまとめました
掲載日:2018年9月3日行政関連情報
国土交通省では、6月22日に開催した社会資本メンテナンス戦略小委員会における議論をふまえ、インフラの老朽化に対し緊急的に取り組む施策(工程表)をとりまとめました。
施策の内容
高度経済成長期に集中的に整備された社会資本(インフラ)の急速な老朽化の懸念から、社会資本の維持管理・更新は、国のみならず、社会資本の大部分を管理している地方公共団体を含めた我が国全体の大きな問題となっています。
国土交通省では、平成25年をメンテナンス政策元年(社会資本メンテナンス元年)と位置づけ、さまざまな取り組みを進めてきましたが、平成29年12月に社会資本メンテナンス戦略小委員会(第3期)を立ち上げ、今後の取り組みの方向性などについて議論してきました。
今般、小委員会における議論をふまえ、別紙のとおり、「インフラメンテナンスの着実な実施に向け緊急的に取り組む施策」をとりまとめました。
【緊急的に取り組む主な施策】
- 1.点検・診断:効率的な点検・診断ができるよう点検基準・要領などを見直し
- 2.補修・修繕:年度内に分野別にLCCの考え方を提示し、地方自治体の維持管理・更新費の算出を支援
- 3.集約・再編など:分野別にガイドライン、考え方、事例集などを作成、公表
- 4.メンテナンスサイクルの確立:
インフラの老朽化などの状況や取り組み、個別施設計画の主たる内容などを見える化
年度内に、個別施設計画策定における留意事項を策定し、計画内容を標準化・充実化
国交省所管の将来の維持管理・更新費を推計 - 5.メンテナンスサイクルのさらなる発展:メンテナンスサイクルの改善の方向性など今後5年間のロードマップを作成
インフラメンテナンスの着実な実施に向け緊急的に取り組む施策
出典元:国土交通省ウェブサイト(http://www.mlit.go.jp/index.html)
(http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo03_hh_000197.html)を加工して作成
当初作成:2018年8月3日