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パフォーマンス向上に向けた発想の転換~「顧客のために=自分のために」

掲載日:2020年2月10日事業戦略

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仕事に臨むうえで、「顧客のために」「会社のために」という気持ちを持つだけでは、業務のパフォーマンスを上げることや、革新的な新たなアイデアの発想、業務を効率化するための行動には、必ずしもつながらないかもしれません。

パフォーマンスの向上や業務効率化に向けては、「顧客のために=自分のために」という発想への転換と、セルフマネジメント(自己管理)を通じた、業務におけるプラスのサイクルを築き上げることが必要なのではないでしょうか。

仕事に対する充実感が、業務のパフォーマンス向上・効率化に向けた原動力となる

仕事に対するモチベーションは、出世や報酬、家族など、人により様々です。このモチベーションを維持するためには、自分の仕事に充実感や満足感を感じながら働くことが必要である点は、どのような職種にも共通するでしょう。

ところが、仕事に慣れて日々の業務がマンネリ化したり、行き詰まったりすると、充実感は低下する傾向があるのも事実です。「最近、仕事のモチベーションが上がらない」と感じている人は、日々従事するひとつ一つの仕事において、充実感を得られているかどうかを確認すると、意外な発見があるかもしれません。

この充実感は、業務効率や成果に大きな影響を与えます。例えば、売上を3倍に伸ばすという目標を達成するにあたり、充実感を得ながら取り組む人とそうでない人を比較した場合、仕事の効率にも成果にも差が現れてくるでしょう。

モチベーションの維持に加え、業務効率や成果にも影響を与える充実感。これを生み出す源は、自分自身に対するポジティブな感情です。例え気が乗らない業務でも、「自分にとってプラスの要素はないが、顧客や会社のためには仕方がない」と渋々取り組むのと、「顧客や会社が喜んでくれれば、自分にとってもプラスになる」とポジティブに取り組むのでは、得られる充実感や成果は全く違ったものになるでしょう。

つまり、「顧客や会社のため」だけではなく、「自分のため」にも努力するという発想に転換することで、仕事の効率やパフォーマンスがアップし、自分でも驚くような成果につながる可能性が期待できるでしょう。

実現する最高のビジネスから生まれる顧客の笑顔、それが顧客満足度の向上だけではなく、自分の新たなモチベーションの向上につながり、結果的に会社や自分、顧客への利益となり還元される——これこそが、究極のプラスのサイクルなのではないでしょうか。

「顧客のために=自分のために」への発想の転換を実現するコーチング

発想の転換やモチベーションの維持・向上を図るためには、自身のマインドをコントロールする能力が必要になります。このための効果的な手段の一つとして、コーチングがあげられます。

コーチングの定義は様々ですが、本質的には、サポート役であるコーチとの対話を通し、目標や方向性、達成手段を自ら発見することにより、自分の潜在能力を最大限に引き出すことが目的です。目標達成に向けて、自分自身に自発的な行動を促すことで、発想の転換を自然と行えます。

視点や考え方、選択肢が広がり、新しい発想が生まれることで、例えば「なぜ、顧客や会社のために頑張ることが、自分にとってプラスになるのか」、「どのようにすれば、顧客や会社に喜んでもらえるのか」などについて、以前とは異なる角度から客観的に分析することができるようになるでしょう。また、自分の目標や方向性を明確にすることは、充実感やモチベーションの向上にも大きく貢献します。

コーチングをセルフマネジメントのツールとして活用すると、「新しい自分」が見えてくるかも知れません。

ビジネスライフにおいて高いモチベーションを維持し続けるために

仕事とは、人生において長時間、そして長期間にわたって関わっていくものです。たとえ、どれほど意欲的でポジティブ思考なビジネスパーソンであっても、高いモチベーションを一生維持し続けることは困難でしょう。もし仕事に、業務に煮詰まることがあるなら、「顧客のため」「会社のため」から「顧客のため=自分のため」へと発想を転換すること、そして、それを無理なく実現させるコーチングテクニックが、あなたの日々新たなモチベーションの形成に役立つでしょう。

上記の個別の表現については、必ずしもみずほ銀行の見解を示すものではありません。
(記事提供元:株式会社ZUU)

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