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『地域の発展に貢献する、キラリ輝く中小企業の挑戦』を発行
(経営力向上に挑戦した「キラリ輝く中小企業12選!」)

掲載日:2019年11月28日行政関連情報

日本商工会議所はこのほど、中小企業委員会のもとに設置した中小企業経営専門委員会(西村貞一委員長/大阪商工会議所副会頭)において、今後の新たな企業経営や経営者のあり方などについて検討成果を取りまとめた、『地域の発展に貢献する、キラリ輝く中小企業の挑戦』(経営力向上に挑戦した「キラリ輝く中小企業12選!」)を発行しました。

背景

中小企業は、地域経済の疲弊に加え、構造的な人手不足や賃上げへの対応等による経営の圧迫など様々な経営課題を抱えています。このような経営環境の中で、わが国経済をより強固なものとするには、中小企業による自助努力を前提にしつつも、それだけでは不十分であり、豊富なリソースを有する大企業が中小企業の生産性向上を支援して「新たな付加価値の共創」をめざすといった「共存共栄関係を構築」することがますます重要になってきます。大企業と中小企業とが大小様々な石が固く組み合わさった城の『石垣』のごとく相互に補完・協力関係を進化させていき、新たな視点を経営に積極的に取り込んで更なる企業価値向上をめざし、サプライチェーン全体を高度化させていく必要があると考えます。

内容

本書では、企業を「社会の公器」と位置づけ、事業活動のすべてにおいて経済・社会・環境との調和の中で「共存共栄」を図り、地域とともに持続的な成長を目指して、企業の社会的価値向上に努めるのが望ましいとの考え方を示しています。また、事業活動を通じて得られた「利益」を、事業充実のための投資や従業員の物心両面の幸福、取引先(サプライヤー)との成果配分、社会貢献活動、顧客や株主への還元などに有効活用することで「貢献の循環」を生むように努めてはどうかと指摘しています。そのうえで、経営の心得や価値基準の考え方、中小企業経営として望ましい在り方について、基本的方向性を示しています。

こうした方向性は、計8回にわたる有識者からの講演内容を踏まえ導き出されたもので、企業の社会貢献のあり方や老舗企業の経営の秘訣、AIを活用した新たなビジネス創出、企業間の新たな共存共栄関係の構築などの講演録(概要)を収録しています。

また、各分野で経営力の向上等に果敢に挑戦し、それぞれの地域でキラリと光り輝いている中小企業・小規模事業者の取組事例を「経営力向上に挑戦したキラリ輝く中小企業12選!」として紹介していますので、中小企業経営の参考にぜひご覧ください。

【12カテゴリ】

①付加価値の創出

②新ビジネス展開

③技術革新

④省エネ経営

⑤健康経営

⑥第三者承継

⑦女性活躍推進

⑧身の丈IoT

⑨クラウドサービス活用

⑩AI活用

⑪テレワーク推進

⑫知財経営

『地域の発展に貢献する、キラリ輝く中小企業の挑戦』

『地域の発展に貢献する、キラリ輝く中小企業の挑戦』

出典元:日本商工会議所ウェブサイト(https://www.jcci.or.jp/
https://www.jcci.or.jp/news/2019/1017140000.html)を加工して作成

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