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よくあるご質問 シンジケートローン一般

  • Q1シンジケートローンの種類について教えてください。
  • A1商品別には主に以下のように分けられます。
    1. [1]コミットメントライン(融資枠)
      お客さまと金融機関との間であらかじめ設定した極度額、期間の範囲内で、一定の要件を満たすことを条件にご融資することを約束(コミット)する契約をいいます。
    2. [2]タームローン(証書貸付)
      通常は融資期間が中長期となる証書貸付契約で、契約時に融資を一括実行するものと、契約時から一定期間中に分割で融資実行することを約束(コミット)するコミットメント期間を有する契約(コミットメント期間付タームローン)があります。
    3. また契約に参加する金融機関の種類により以下のように分けられます。
    4. [1]クラブシンジケーション・・・お客さまとすでにお取引のある金融機関のみで組成する形態
    5. [2]ジェネラルシンジケーション・・・お客さまとお取引のない新規取引金融機関も含めて組成する形態
  • Q2クラブシンジケーションの特徴は何でしょうか?
  • A2すでにお客さまとお取引のある金融機関を対象とした組成となりますので、現在の融資取引条件や銀行政策が反映される傾向が強くなります。また一般的には、組成金額についてローンチ(金融機関招聘)前からある程度の予想がしやすいという特徴があります。
  • Q3ジェネラルシンジケーションの特徴は何でしょうか?
  • A3お客さまとお取引のない金融機関も含めて組成するため、調達窓口の多様化を図ることができます。また新規金融機関とのお取引となりますので、より市場実勢を反映した融資条件での組成となり、組成金額についても変動する可能性があります。
  • Q4シンジケートローン組成の一般的な流れについて簡単に教えてください。
  • A4[1]アレンジャーよりお客さま宛にタームシート(貸出条件の提示書)を提示
    1. [2]お客さまよりアレンジャーにマンデートレター(組成依頼書)を提出
    2. [3]金融機関への招聘活動開始(ローンチ)
    3. [4]金融機関よりコミットレター(参加表明書)の獲得
    4. [5]契約書の作成
    5. [6]契約書調印
    6. [7]融資実行
  • Q5組成にはどれくらいの期間が必要ですか?
  • A5クラブシンジケーションは1~2ヵ月程度、ジェネラルシンジケーションは2~3ヵ月かかるのが一般的です。
  • Q6シンジケートローンの融資条件はどのように決定するのでしょうか?
  • A6一般的に、組成形態によって以下のように融資条件を決定します。
    1. [1]クラブシンジケーション
      既存取引条件等を参考に、総合的に勘案して適正な組成条件を決定します。
    2. [2]ジェネラルシンジケーション
      社債のセカンダリープライスや同業他社のシンジケートローン条件等も参考にしたうえで、必要金額・期間・返済条件・招聘対象先・その他条件等を総合的に勘案し、適正な組成条件を決定します。また、お客さまのご承諾をいただいたうえで、事前に金融機関に対しヒアリングを行うこともあります。なお、マーケットに対しヒアリングを行ったとしても、社債の需要予測のように必ずしも組成を前提とする必要はありません。
  • Q7アレンジャーやエージェントはどのような役割を担うのでしょうか?
  • A7アレンジャーは、調印まで以下の実務全般を行います。
    1. [1]ストラクチャーの提案
    2. [2]必要に応じ、マーケット需要の調査
    3. [3]契約条件の取りまとめ
    4. [4]契約書(タームシート)の作成(ドキュメンテーション)
    5. [5]金融機関との交渉
    6. [6](バンクミーティング)    他
    7. エージェントは、貸付人の代理人として以下のエージェント業務を行います。
    8. [1]貸付・元利金・手数料等の資金決済業務
    9. [2]お客さまおよび貸付人への契約関連事項にかかわる通知
    10. [3]意思結集手続き
    11. [4]債権又は地位の譲渡に関連する事務手続き    他
  • Q8シンジケートローンの調印までに準備しておく書類について教えてください。
  • A8一般的に以下の書類をご用意いただきます。
    1. [1]契約書調印頁
    2. [2]代表者の印鑑証明書
    3. [3]商業登記簿謄本
    4. [4]定款の原本証明書付写し
    5. [5]エージェント所定の印鑑または署名の届出
    6. [6]当該シンジケートローン借入に係るお借入人さまの社内手続完了の確認書
    7. [7](外部格付のエビデンス)    他
  • Q9シンジケートローン組成に際し、どのような費用がかかるのでしょうか?
  • A9お借入金利に加え、別途アレンジメント業務の対価として「アレンジメントフィー」、エージェント業務の対価として「エージェントフィー」等が発生します。またコミットメントラインにおいては相対契約同様に貸出枠総額に対する「ファシリティーフィー」もしくは未使用貸出枠金額に対する「コミットメントフィー」が、コミットメント期間付タームローンにおいてはコミットメント期間における未使用貸出枠に対する「コミットメントフィー」が必要です。その他、契約書作成における印紙代・弁護士費用等も発生しますので、詳細につきましてはお取引店までお問い合わせください。
  • Q10デットIRについて教えてください。
  • A10融資金融機関、社債投資家等に対するIR活動のことをいいます。個人を含む株主向けのエクイティーIRと異なり、デットIRでは主に融資金融機関向けに、お客さまの安定性・債務返済能力といった観点から財務状況や事業に関する情報(必要に応じて非公開情報を含む)等を説明していただきます。シンジケートローンにおいては、組成段階等に「バンクミーティング」と呼ばれる融資金融機関向け説明会を通じてデットIRを行う企業が増えています。デットIRの活用により融資金融機関のお客さまへの理解が深まり、結果として有利な融資条件を引き出せる可能性もあります。適時適切な情報の開示はシンジケートローン組成の重要な鍵です。
  • Q11JSLAとはどのような団体なのでしょうか?
  • A11日本ローン債権市場協会(英文名:Japan Syndication and Loan-trading Association)のことで、日本におけるローン債権の流動性を高め、プライマリーおよびセカンダリーのローン債権市場の健全な成長に資することを目的に2001年1月に設立されました。現在は、金融機関を中心に約80社のメンバーで活動を行っています。いままでの活動成果としては、JSLA推奨の「プライマリー契約書」「貸付債権売買にかかる契約書」等の各種雛型契約書の整備、各種行為規範等の作成・公表を行い市場のインフラ整備に寄与しています。ほかにも市場型間接金融に係る事業会社向けアンケート調査を実施する等、ローン債権市場の裾野拡大・育成を目指し積極的に活動しています。
    みずほ銀行は、設立当初からJSLA運営に積極的にかかわっており、同団体に参加する金融機関と一丸となってシンジケーション市場のインフラ整備を進めています。
  • Q12シンジケートローンの流通性について教えてください。
  • A12シンジケートローンは、契約上であらかじめ債権譲渡が想定されている市場性のある取引です。米国では貸出債権流通市場が発展しており活発に売買がなされていますが、日本でもポートフォリオマネジメント実現等の観点から流通市場の広がりが期待されており、投資家層の拡大によって資金調達コストの適正化に繋がる可能性があると考えられています。
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