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みずほビジネス・チャレンジドは、(株)みずほフィナンシャルグループの特例子会社です

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クロストーク02 障がいのある社員をサポートする定着支援コーディネーターと二人三脚で、多くの業務を習得
クロストーク02
クロストーク02
障がいのある社員がスムーズに業務に入り、そして、長く活躍できるようサポートする「定着支援コーディネーター」。
今回は、定着支援コーディネーターとして活躍する深津さん、一緒に働く齋藤さんに、お二人の関係や互いの影響などについてお話を伺いました。社員のよき相談役であり、パートナーでもある定着支援コーディネーター、その役割や魅力を紐解きます。
深津 亮
深津 亮
Fukatsu Ryo
企画部 定着支援チーム(大手町)
チーフ定着支援コーディネーター
2016年入社。内幸町業務チームで郵便物などの集配業務や新入社員の教育業務を担当する。その後、大手町業務チームを経て呉服橋業務チームに異動となり、丸の内オフィスへの移転を見据えた社員フォローや業務フローの再構築に注力。2022年に、再び大手町業務チームに配属され、チーフ定着支援コーディネーターとして社員のサポートを行っている。
齋藤 蒼空
齋藤 蒼空
Saito Sora
大手町・丸の内業務部
大手町業務チーム
2024年新卒入社。大手町業務チームに配属され、深津定着支援コーディネーターとともに、届けられた宅配便や郵便物の仕分け業務を担当する。基本的な業務はほぼ習得済み。やや苦手意識のあった電話応対、イレギュラーな依頼にも対応できるようになってきている。

小さなやり取りがいつも和やかであたたかい。居心地のよい職場だと感じた

お二人が所属する大手町業務チームの概要や、担当されているお仕事について教えてください。
深津
深津
大手町業務チームでは、郵便物や宅配便を受け取り、仕分けして、担当部署にお届けする、「メール室業務」と呼ばれる業務を、5つのチームに分かれて行っています。部署のメンバーは約30名、定着支援コーディネーターは5名ほど。私はメール仕分け業務の定着支援コーディネーターとして、現場業務を行いながら、障がいのある社員の定着をサポートしています。
齋藤
齋藤
私は深津さんと一緒に宅配便や書留の仕分け業務を担当しています。受け取る荷物は取引先やお客様から届く書類だけでなく、社員食堂の食材や、お中元・お歳暮といった贈答品など多種多様です。これらを誤りなく丁寧に仕分けして、確実に宛先に届くようにしています。他に、X線を使って危険物がないかをチェックする社員や、荷物を整理する社員、仕分けされた荷物を台車に乗せて各部署に運ぶ社員も。いろいろな役割の社員と連携・協力しながら、日々の業務を行っています。
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お二人は、どのような経緯でみずほビジネス・チャレンジドに入社されたのでしょうか?転職、就職の経緯や、入社の決め手についてお聞かせください。
深津
深津
私はもともと、障がいのある方の就労を支援する施設で働いていました。多くの方をサポートすることができる環境で、やりがいを感じながら仕事をしていたのですが、だんだんと「就職までの数ヵ月間しか関われない」ということに物足りなさを感じるようになってきてしまって……。もっと長く、じっくりと、点ではなく線や面で障がいのある方と関わりたいと思うようになり転職を考え始めました。 みずほビジネス・チャレンジドに惹かれた理由は、とにかく、職場の雰囲気がよかったからに尽きますね。体験実習に参加したときも、障がいのある方と定着支援コーディネーターが、いい距離感で、明るく、楽しそうに仕事をしている様子が見て取れました。例えば、業務確認を行っているときの何気ない表情ですとか、夕方に業務記録を持ってきたときのちょっとした会話ですとか……。そういった小さなやり取りが、いつもすごく和やかで暖かいんです。障がいのある方はもちろん、定着支援コーディネーターも、とてもイキイキと働いていて、「私もこういうふうに働きたいな」と強く思いました。それで、入社することに決めました。
齋藤
齋藤
私は高校での学びがきっかけになりました。私の高校では、国語や数学といった教科のほかに「専門教科」といって、職業に結びつくような専門的スキルを身につける時間があったんです。そこで接客や事務などについて学び、「どうも接客は苦手である」「事務が向いていそうだ」ということがわかって、高3で、物流系の事務が学べるコースを選択。その流れで、物流系の事務仕事ができる会社に就職したいと考えるようになりました。 みずほビジネス・チャレンジドに決めたのは、資料がたくさんあり事前に仕事がイメージしやすく、さらにオフィスが駅直結または駅に近いことが多く通勤しやすいと感じたからです。それから、職場体験で、定着支援コーディネーターの方に仕事を教えてもらいながら模擬的に仕事をやってみたことで、「自分が学校で学んできたことが活かせそうだ」と思ったこともポイントになりました。また、業務日誌や体調管理シートなど他社では見なかったフォローアップのシートがあり、体調が悪くなったときに報告・相談がしやすいところも、安心感があっていいなと思いましたね。体験の最終日に部長や定着支援コーディネーターからよい評価をいただけたことも、大きな自信につながりました。

定着支援コーディネーターと二人三脚で仕事を覚え、スムーズに仕分け業務ができるように

お二人の出会いや、これまでの関わりについてお聞かせください。
深津
深津
はじめて会ったのは、入社前の職場体験のときのことでした。私も2コマほど仕分けの業務について教える時間を持つことになり、そこで齋藤さんと一緒になったことを覚えています。とても緊張していたようでしたが、わからないことをしっかり質問しながら、一生懸命に模擬業務に取り組んでくれましたよね。
齋藤
齋藤
はい。確かに最初は緊張しました……。初対面の人と話すのが苦手なので……。でも皆さんとても優しく、作業の指示もわかりやすかったので、「やっていけそうだ」と思いました。
深津
深津
齋藤さんが入社してからは、ずっと定着支援コーディネーターとして一緒に仕事をしています。定着支援コーディネーターの役割は、障がいのある社員がスムーズに働けるようサポートすること。最初は練習という形で、一緒に仕事をしながら、仕分け業務について覚えてもらうということをしていました。 私たちが働く大手町本部ビルは、みずほ銀行関連の、実に100以上の部署が集まるところです。これら多くの部署に紐づく棚の位置を覚え、的確に仕分けをしなければなりません。そのために、まずは棚を模して作った簡易的なカゴと部署名が書かれたカードを用意して、仕分けの練習をしてもらいました。 最初は私が作業をやって見せて、次に齋藤さんにやってもらい、「これはここだから合っているね」「これはこっちだね」とゆっくり確認するような感じ。同時に、先輩の作業なども見てもらい、仕事のイメージをつかむようにしてもらっていました。
齋藤
齋藤
棚には、フロアごと、エリアごとに色が付けられています。練習用のカゴにも同じ色が付いているので、最初は色で覚えていくような感じでした。短く覚えやすい部署名のところから覚えていき、少しずつ範囲を広げていったので、無理なく業務を習得できたように思います。そのうちに全部の部署の名称・色・場所を覚えて、今では、スムーズに仕分けができるようになりました。
深津
深津
定着支援コーディネーターとして仕事のサポートをするときに心掛けているのが、業務をできるだけわかりやすい形でお伝えすること。カゴに色付けをしたり、カードを用意したりといったことをはじめ、その業務ですべきことが視覚的にわかるような準備をしてから取り組むようにしています。あわせて、密にコミュニケーションを取ることも欠かさないようにしているんですよ。最初のうちは隣同士の席だったので、ちょっとしたことでも会話や確認をしながら進めていきました。慣れてからは少し離れた席で見守りつつ、適宜、ミーティングや雑談をしながらフォローをしています。

慣れない電話応対も、定着支援コーディネーターのサポートでできるようになった

これまでに「定着支援コーディネーターがいてよかった」と実感するような出来事はありましたか? なにか印象的なエピソードがあればお聞かせください。
齋藤
齋藤
深津さんと一緒に電話応対の練習をしたことが、強く印象に残っています。冒頭でお話した通り、私たちの仕事は、届いた荷物を仕分けして各部署にお届けすることです。しかし、なかには諸事情で荷物のお届けができない部署もあり、そういう場合は電話をして、こちらに取りに来てもらわないといけないんですよね。その際の電話業務をすることになったのですが、やはり緊張してしまって……。それで、深津さんと一緒に電話で話すセリフを文書化し、深津さんの内線に電話をして、練習をするところから始めました。 慣れてきたら、深津さんに教えていただいてお話がしやすい部署から実際に電話をするようにして、少しずつ、お電話する部署を増やしていきました。 最初の頃はとても不安だったのですが、深津さんが一緒になってセリフを考え、練習をしてくださったことで、安心して電話業務ができるようになりました。ちゃんと自分の伝えたいことが伝わったときはとても嬉しかったです。できているときは褒めてくださり、大丈夫だよと励ましてくださったことも後押しになりました。定着支援コーディネーターの支援や声掛けがあったからこそできた業務だと思っています。
深津
深津
そんなこともありましたね。懐かしいな。
齋藤
齋藤
今も困ったことがあったら、すぐに深津さんに相談するようにしているんですよ。業務のことだけでなく、体調のことや、人間関係での悩みなど、なんでも丁寧に聞いてくださり、本当に心強いです。不安なく仕事ができています。
まさに二人三脚で仕事に取り組まれているのですね。今後の展望はいかがでしょう?最後に、目標やめざすところについてお聞かせください。
齋藤
齋藤
現在と変わらず、困ったことがあったら定着支援コーディネーターに相談しながら長く働きたいと思っています。
深津
深津
私も、皆さんに長く働いてもらいたいと願っています。そのために、今後も、体調の管理や悩み事のキャッチアップには気を配っていきたいです。あとは、働く人の意欲を大切にしたいですね。みずほビジネス・チャレンジドの定着支援コーディネーターは、人に寄り添い、人とともに成長できる、とてもやりがいのある仕事です。今後も定着支援コーディネーターという役割を通して、障がいのある方もない方も自由にチャレンジができる、そういう環境を、常に整えていきたいと思っています。

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