MIZUHO みずほビジネス・チャレンジド

みずほビジネス・チャレンジドは、(株)みずほフィナンシャルグループの特例子会社です

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クロストーク01 リーダーや管理職をめざすこともできる多様なキャリアのある職場環境
クロストーク01
クロストーク01
みずほビジネス・チャレンジドは、様々な障がいのある人が、多様なキャリアをめざし働く職場です。どんな思いで入社を決め、そして今、どう活躍しているのか……?
今回は「キャリア」をテーマに据え、業務第一部 部長の関さん、後藤さんにお話を伺いました。
関 悟
関 悟
Seki Satoru
業務第一部 部長
1999年入社。みずほビジネス・チャレンジド設立2年目に入社した“2期生”として、PC専用端末を使った情報入力業務・確認業務や、書類の発送業務などを担当する。2003年にメールサービスチームのサブリーダー、2004年にオンラインチームのリーダーとなり、2017年に業務第一部 部長代理に着任。2023年より現職。
後藤 優太
後藤 優太
Goto Yuta
業務第一部 メールサービスチーム
2019年入社。入社以来一貫して、メールサービスチームで、みずほ銀行のお客さま向けの書類やパンフレットなどの発送業務に携わる。現在は関部長のもとで、リーダーをめざし、日々の業務にあたっている。

多様な人たちがイキイキと働く姿を見て「ここで働きたい」と思った

まずはお二人が所属する業務第一部の概要についてお教えください。
関
業務第一部は、みずほ銀行をはじめとしたみずほグループ各社からの委託された事務を行っています。PC専用端末を使ってお客さま情報の照会や個人情報などの入力業務などを行う「オンラインチーム」と、お客さまに財形関連の書類やパンフレットを郵送する「メールサービスチーム」の、ふたつのチームで構成されています。ほかに残高証明書などの書類を印刷して資料として取りまとめる業務や、スポット的にキャンペーンや新サービスのパンフレットを郵送する業務なども担当しています。部署のメンバーは、現在、約30人。繁忙状況によっては部署内で連携しつつ、これらの業務に向き合っています。
関さん、後藤さんは、どのような業務を担当しているのでしょうか?
関
私は業務第一部の部長として、業務配分の検討、人事評価、人材育成、採用などといった管理業務を行っています。それから、障がいのある社員たちが、長く、安心して勤続できるようサポートすることも、私の大切な仕事のひとつです。
後藤
後藤
私はメールサービスチームのメンバーとして、書類の郵送に携わっています。入社した当初は書類を封入し宛名ラベルを貼って整える初鑑(しょかん)という作業を担当しておりました。現在は封入物や住所などに間違いがないかを確認する再鑑(さいかん)という作業に従事しています。
お二人はどのような経緯で、みずほビジネス・チャレンジドに入社したのでしょうか。転職の経緯や入社の決め手についてお聞かせください。
関
以前勤めていた会社が経営不振で立ち行かなくなり転職することになりました。みずほビジネス・チャレンジドを知ったきっかけは、職業訓練校で知り合った仲間からの紹介です。「銀行の業務を受託して行っている、事務専門の特例子会社がある」ということを聞き、興味を持って面接に出向きました。 そこで驚いたのが、活気ある雰囲気です。前職では一般企業の障がい者枠で採用され勤務していたこともあって、特例子会社の業務や雰囲気がどんなものなのか、あまりイメージできていませんでした。勝手ながら、PCやデスクに向かって、黙々と、静かに作業をしているようなイメージを持っていて……。ところが実際に見てみたら、みんなが互いに会話しながら、助け合って業務にあたっていました。車いすの方がサブリーダーとして、現場の指揮を執る様子や、聴覚障がいの方が手話で活発にコミュニケーションを取る姿など、多様な人たちがイキイキと働くところを見て、感銘を受けたことを覚えています。
後藤
後藤
私も、活気あふれる雰囲気には驚きましたね。まさに“ワイワイ”という感じ。もちろん集中して作業をしているときもあるのですが、話すときは話し、連携しながら、関さんがおっしゃるように”助け合って”仕事をしている空気を感じました。
関
ただ活気があるというだけではなくて、社員が仕事を任されて、自律的に動いているというところがまた魅力的なんですよね。「ここなら長く安心して働けそうだ」「自分のスキルを活かして活躍できそうだ」、そう感じて、入社することに決めました。
後藤
後藤
私は、人工透析のための通院がしやすい会社を探して当社に転職しました。前職では飲食店の店長を任されたのちに本社に異動となり、主に人事部やシステム部などで事務仕事をしていました。ここから少し環境を変えて、よりしっかりと仕事と通院を両立したいなと思ったことが転職を考えたきっかけです。ですから、「近場で病院に通いやすいこと」「身体に大きな負担がかからないこと」という条件で、仕事を探していきました。 みずほビジネス・チャレンジドへの入社を決めたのは、“ここで働く自分が明確にイメージできた”から。入社前の職業体験で、オンラインチーム、メールサービスチームの業務を両方体験し、「自身の今までの経験が活かせそうだ」「無理なく働けるな」と感じました。他に、関さんがおっしゃっていた助け合いの風土も、とてもいいなと思いましたね。

協力、連携、助け合いの文化が根付く、活気ある職場

仕事のなかで、やりがいや成長を感じたエピソードがあればお聞かせください。
後藤
後藤
最近の話なのですが、3,000件のDMを、みんなで手分けして2日間で送り切ったことが印象に残っています。急ぎの依頼だったため通常の業務をストップして、全員で集中して行いました。 通常は1~2日で1.000件程度の郵送物を扱っていますので、3,000件となると、実に3倍の作業量になります。これをやり切るには、メンバーの連携が欠かせません。互いに「人手が足りないのでヘルプお願いします!」「手が空いたのでどこかに入ります!」と声を掛け合いながら、誰かがメインということではなくて“みんながメイン”で進めていきました。 ある程度のボリュームがあるイレギュラーな業務をここまでスムーズに進められたポイントは、やはり、協力、助け合い、声掛けの風土が根付いていたことではないかと思っています。業務第一部らしい仕事ができて、やりがいや手応えを感じました。
関
管理者としても、協力、連携といったところにはこだわっているんですよ。毎朝の朝礼で密に業務量や期限などを確認し、さらに月2回のリーダーミーティングで、メンバーの様子などを共有しています。また、通院や体調不良などで急なお休みがあったときに業務に支障が出ないよう、常に複数名の担当を置いて、業務を引き継げるような体制にしておくことも欠かせません。他に、例えば聴覚障がいの社員には電話応対ではなく封入業務や荷物の運搬をお願いしたり、私のように足や身体に障がいがある方には電話応対をお願いしたりと、役割を決めて業務を割り振ることも行っています。こういうことを日ごろから意識してやってきましたので、イレギュラーな依頼にもスムーズに対応できたのだと思いますね。
後藤
後藤
障がいがある社員が大半という環境なので、相互理解も深いんですよね。困ったときに助けてもらっているから、困っている人がいたら助けたいという気持ちを持っている人も多い。こういうところは、特例子会社の魅力のひとつでもあると思います。

リーダーや管理職をめざしてキャリアを磨くこともできる

みずほビジネス・チャレンジドの魅力は、なんといってもキャリアの選択肢が多様なところですよね。キャリア形成やステージアップについて、なにかお感じになっていることがあればお聞かせください。
関
私は足に障がいがあり、かつ、現在、部長として管理業務を任されています。他の会社の場合、管理職は障がいのない方が担うことが多いと聞きますが、みずほビジネス・チャレンジドの場合は、障がいの有無にかかわらずキャリアアップすることが可能です。リーダーにもなれるし、部長にもなれる。会社側も障がいのある方のキャリアアップに意欲的で、一人ひとりの可能性を大きく広げられる環境だと感じています。 もちろん、現場のスペシャリストになりたい方や、「まずは安定的に勤続することをめざしたい」という方へのサポート体制も整っています。個々の状態や目標、希望に応じて、いろいろな道を選ぶことができる。こうしたキャリアの柔軟性も、当社の大きな特長と言ってよいと思います。
後藤
後藤
私がいいなと感じているのが、キャリアについて気軽に相談できるところです。実は今、私自身が、キャリアについて、少し迷っておりまして……。「これまでの経験を活かしてどんどんリーダー的な業務をやっていきたい」という気持ちはあるものの、一方で通院や体調のことがあって無理はできないという事情もあり、ちょうど先々週、関さんに今後のスキルアップについて相談をしたところでした。
関
そうそう、ふたりでキャリアについてたっぷり話し合いましたよね。私としては上をめざしてほしいと思っているのですが、それで身体に過度な負担がかかってしまうようでは意味がありません。リーダーや管理職は、本当にいろいろな判断が必要になってくる、一筋縄ではいかないポジションです。私自身が障がいのある管理職社員として、そのやりがいや大変さを実感していますので、「とにかく体調を見ながら、ゆっくり、少しずつ、リーダーとしての役割を委譲していきたい」という話をさせていただきました。
後藤
後藤
こういうふうに気軽に相談できて、いつも支えていただき、気にかけていただいているなと実感しています。マニュアル通りに指示やキャリアプランが与えられるのではなく、個々に応じた、無理のない道筋を一緒に考えられる。ここが、本当にありがたいんですよね。焦らずに時間をかけて、キャリアプランを考えていこうと思っています。
縦横ともによい関係で業務に取り組めているのですね。最後に、今後の目標や展望についてお聞かせください。
後藤
後藤
関さんや、チーム、部署の仲間には感謝しかありません。まずは日々の業務にしっかりと取り組んで、少しずつ仕事の幅を広げていき、いずれは関さんやチームを支えられるような存在になりたいと思っています。
関
私も、部署のメンバーを支えられる存在でありたいと思っています。障がいがある社員が、長く、安心して活躍できるよう、よりよいサポートを模索し実践し続けるということが、現在の私の目標ですね。
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