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FPからの応援アドバイス

お金の専門家、ファイナンシャルプランナー(FP)が上手なお金のやりくりの仕方や、自分への投資の仕方などを優しく教えてくれます。これからのあなたの未来へ向けて、役に立つヒントが隠されているかもしれません。

第12回

給与収入以外の選択肢『お金に働いてもらうという考え方』お金と“うまく付き合う”ことで強い家計をつくりましょう 株式会社エフピーウーマン 代表取締役 大竹 のり子

1本のロープだけでぶら下がっていませんか?

“アベノミクス”という言葉が生まれてはや数年。
長い長いデフレ時代というトンネルから抜け、景気にも明るい兆しが出てきています。
でも、ひとたび私たちの生活に目を向けると、給料が思うほど上がっていない、なんていうことはありませんか?
実は、長いデフレ時代の間に、国も企業も体力を想像以上に消耗してしまったのです。
雇用形態が終身でなかったり、退職金制度がなかったりというのは、いわばその象徴。
いまの時代、誰にとってもこの先ずっと安定収入を得られる保証はありません。
給与収入という1本のロープだけにぶら下がっているのはリスクがある時代なのです。

お金に働いてもらう、ということ。

そこで考えたいのが、給与収入以外にもう1本のロープを準備する、ということ。
その選択肢のひとつが「お金に働いてもらう」ということです。
あなたが毎日会社に行って働くのと並行して、お金にも働いてもらうのです。
たとえば、毎月3万円を30年間、コツコツ積み立てをすると、総額は1,080万円になります。
このお金にもしも年利3%で働いてもらうことができれば、同じ30年後には約1,748万円になるのです。
その差はなんと700万円以上。これが、お金に働いてもらう、つまり資産運用をすることの効果になります。

忙しく働く人こそ、上手な資産運用を。

資産運用というと「なんだか難しそう」「手間がかかって面倒なのでは」というイメージを抱いている人が少なくないようです。
でも、たとえば投資信託の積み立てであれば、最初に手続きをしておけば毎月、自動的に銀行口座から引き落として積み立てをすることができます。
毎月、5万円を貯蓄しているなら、そのうちの3万円は定期預金に、のこりの2万円を投資信託の積み立てにといった具合に、気軽に始めることができます。
加えて、2014年からはNISA(少額投資非課税制度)が導入されるなど資産運用をする人への追い風も吹いています。
自分が働くだけでなく、自分のお金にも働いてもらう。
“お金とうまく付き合う”ことで強い家計をつくり、将来の安心へとつなげませんか?

家計を支える収入のポイント 給与収入を得る お金に働いてもらう

株式会社エフピーウーマン 代表取締役 大竹 のり子

  • ファイナンシャルプランナー(CFP®認定者・1級FP技能士)
  • 一般社団法人金融学習協会理事

出版社の編集者を経て2005年4月に女性のためのお金の総合クリニック「エフピーウーマン」を設立。現在、雑誌、講演、テレビ・ラジオ出演などのほか、『お金の教養スクール』の運営を通じて正しいお金の知識を学ぶことの大切さを伝えている。『なぜかお金に困らない女性の習慣』(大和書房)、『老後に破産しないお金の話』(成美堂出版)など著書は50冊以上におよぶ。

http://www.fpwoman.co.jp/

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