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FPからの応援アドバイス

お金の専門家、ファイナンシャルプランナー(FP)が上手なお金のやりくりの仕方や、自分への投資の仕方などを優しく教えてくれます。これからのあなたの未来へ向けて、役に立つヒントが隠されているかもしれません。

第5回

日本女性の平均寿命は世界一 『老後の不安に備えるための上手なお金の使い方』 計画的に先取り貯蓄をしていきましょう 株式会社エフピーウーマン 代表取締役 大竹 のり子

お金の不安の筆頭に挙げられるのが「老後」です。

ファイナンシャルプランナーとして日々、多くの人のお金の悩みに接していますが、 お金の不安は、100人いれば100とおり。
でも、すべての年代の人がそろって口にするのが「老後」の生活費への不安です。
とどまることを知らない少子高齢化の世の中では、公的年金だけで安心して老後の生活を送るのは難しいといえるでしょう。
総務省の「家計調査報告」(平成25年)によれば、年金生活を送っているご夫婦について、生活費の月平均は、23万4,504円。
そのうち、5万3,696円を、貯蓄の取り崩しなどで補っているという現実があります。

老後のお金、どうやって貯めればいい?

では、老後に向けてどのようにお金を貯めればよいのでしょうか?
もっとも近道なのが、毎月の「先取り貯蓄」です。
まずは、老後の生活に必要なお金をざっくりでよいので計算してみましょう。
目安となるのは、ご夫婦の場合で約2,500万円、シングルの場合で約1,500万円(*)。
例えば、30歳シングルの場合、リタイアまであと35年あるため、月割にして約3万6,000円。
これを毎月のお給料から「先取り貯蓄」をし、コツコツと積み立てていきましょう。

  • *持ち家があり、65歳でリタイアし、90歳まで生きると仮定した場合。

大切なのは、「未来のお金」と「今のお金」のバランスです。

ただし、注意したいことがあります。
それは、私たちは「老後」のために「今」を生きているわけではないということ。
老後に備えることも大切ですが、同時に今もしっかり楽しまなければ
お金を上手に使えているとはいえません。
老後のための先取り貯蓄の負担を軽くするために、定期預金だけではなく、貯蓄型の保険や投資信託を活用するのもよいでしょう。
資格取得やスキルアップなどで収入を増やす努力をするのもいいですね。
大切なのは、「未来のお金」と「今のお金」のバランスです。
「使いながら貯める」—これが、お金と上手に付き合うキーワードです。

「先取り貯蓄」の考え方 (例)30歳シングルの場合 毎月3万6,000円の貯蓄かける 12ヵ月かける 35年イコール 約1,500万円

株式会社エフピーウーマン 代表取締役 大竹 のり子

  • ファイナンシャルプランナー(CFP®認定者・1級FP技能士)
  • 一般社団法人金融学習協会理事

出版社の編集者を経て2005年4月に女性のためのお金の総合クリニック「エフピーウーマン」を設立。現在、雑誌、講演、テレビ・ラジオ出演などのほか、『お金の教養スクール』の運営を通じて正しいお金の知識を学ぶことの大切さを伝えている。『なぜかお金に困らない女性の習慣』(大和書房)、『老後に破産しないお金の話』(成美堂出版)など著書は50冊以上におよぶ。

http://www.fpwoman.co.jp/

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