規制内容 内容 身分証明の補助書類（抜粋） 戸籍簿，パスポート，自動車免許証， 居住証，社会保障カード等 香港，マカオ特別行政区居民身分証明書，台湾地区居住の有効な身分証明書類 国外に定住することを証明する文書 外国の身分証明書，自動車免許証等の写真が付いた身分証明書類 （出所）「個人銀行口座に係るサービスの改善，口座管理の強化に関する通達」 ３．個人銀行口座の実名管理 ４．個人の貯蓄性預金 口座種類 銀行 同一人物が同一銀行（法人，以下同じ）で開設できる口座はⅠ類口座については1口座のみとし，追加で開設する場合はⅡ類口座あるいはⅢ類口座とする。 決済口座 支払口座 同一人物が同一の非銀行機関で開設できる口座はⅢ類口座（1口座）のみとする。 （出所）「支払決済管理の強化による電信ネットワーク新型違法犯罪防止の関連事項についての通達」 項目 他人名義口座への非窓口振込 個人の非窓口振込（本人による同一銀行の同一名義口座への振替を除く） その他 （出所）「支払決済管理の強化による電信ネットワーク新型違法犯罪防止の関連事項についての通達」 申請人 中国常住戸籍保有者 身分証明書 中国香港・マカオ ・台湾住民 国外定住の中国国民 中国パスポート 外国人 口座名義人の真実性確認のための身分証明書類 また，2016年12月1日以降，銀行の非窓口振込取引に対する管理強化も行っている。 また決済機関に対し，法人・個人と，支払口座・支払口座間，支払口座・銀行口座間の1日累計振込限度額・件数を約定するよう求め，約定を超える取扱は不可とした。 「個人銀行口座に係るサービスの改善，口座管理の強化に関する通達」（中国人民银行关于改进个人银行账户服务加强账户管理的通知）（銀発[2015]392号，人民銀行公告[2020]3号により改定）では，銀行に対して，個人口座開設の際，申請者の身分証明書類の有効性，申請者と身分証明書類の一致性，申請者の口座開設意向を確認し，個人の銀行口座の実名管理を着実に実施するよう求めた。 特にⅠ類口座の開設に当たっては，銀行は身分証明書類で申請人の身分を正確に把握することができない場合には，身分証明の補助書類による確認を行わなければならないとされている。 国務院は2011年1月8日付で「貯蓄管理条例」（储蓄管理条例）（国務院令第588号），人民銀行は93年1月21日付で「『貯蓄管理条例』の施行に関するいくつかの規定」（中国人民银行关于执行《储蓄管理条例》的若干规定）を公布した。 銀行と預金者とは，1日累計限度額・件数・年間累計限度額等の約定が必要，超過する場合は窓口での取り扱うこと 1日累計額が5万元を超える場合，別途認証手続が必要 法人の場合1日累計額100万元，個人の場合1日累計額30万元を超える高額振込の場合，高額取引としての個別確認を実施 身分証明書類の種類（抜粋） 港澳居民往来内地通行証 台湾居民来往大陸通行証 パスポートあるいは外国人永久居留証 88
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