項目 発行資格，業歴 営業歴が3年以上ある株式会社であること（持续经营三年以上的股份有限公司）。有限責任会社（有限责任公司）がその簿価に基づく純資産を株式として株式会社に変更するときは，営業期間は有限責任会社の設立日から起算できる 創業板での上場は，以下3項目のいずれかを満たさなければならない ①直近2年間連続黒字，2年間の純利益が累計で5,000万元以上 ②想定時価総額が10億元以上，直近1年の純利益がプラス，且つ営業収入が1億元以上 ③想定時価総額が50億元以上，且つ直近1年の営業収入が3億元以上 純利益の計算は，税引後経常利益と純利益のうち低い方を採用 国務院弁公庁が発表した証監会の「中国本土におけるイノベーション企業による株式，預託証券の発行試行に関する若干意見」の条件に適合する，且つ直近1年の純利益がプラスであるレッドチップ企業（中国系海外法人）は創業板での株式，預託証券を発行することが可能である。営業收入が急拡大し，独自の研究開発能力や，世界で先進的な技術，業界で競争優位性を有する海外未上場レッドチップ企業の場合は，①想定時価総額が100億元以上，且つ直近1年の純利益がプラス，②想定時価総額が50億元以上，直近1年の純利益がプラス，且つ営業収入が5億元以上，という2項目のいずれかを満たさなければならない。営業収入の急拡大とは，以下3基準のいずれかを満たすものを指す ①直近1年の営業収入が5億元以上である場合，直近3年間の営業収入平均成長率が10％以上であること ②直近1年の営業収入が5億元を下回る場合，直近3年間の営業収入平均成長率が20％以上であること ③景気サイクルの影響を受け，業界全体が低下傾向にある場合，発行者の直近3年間の営業収入平均成長率が同業他社のそれを上回ること 研究開発段階にあり，国家戦略にとって重要な意義があるレッドチップ企業には，上記の「営業収入の急拡大」に関する基準を適用しない 多議決権種類株を採用する企業は創業板での株式，預託証券を発行する場合は，①想定時価総額が100億元以上，且つ直近1年の純利益がプラス，②想定時価総額が50億元以上，直近1年の純利益がプラス，且つ営業収入が5億元以上，という2項目のいずれかを満たさなければならない 発行手順は，董事会決議，株主総会（股东大会）決議が必要である 上場条件 董事会決議， 株主総会決議 上場の流れ （出所）証監会，深圳証券取引所 創業板での株式新規公開・上場管理規則の内容 取引所は保証推薦人（主幹事）から提出された登録申請書類を受領した日から5営業日以内に，受理の可否を発表する 取引所は上場申請受理後20営業日以内に，主幹事を通じ発行者に初回のヒアリングを連絡する他，受理後一定期間以内に審査意見を発表しなければならない（発行者・主幹事等からのフィードバックの時間は含まず）。フィードバックの時間は累計で3ヶ月を超えない。上場申請書類の受理日から起算し，本取引所の審査及び証監会での登録の時間は累計3ヶ月を超えない 67
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