行の指定 託書を提出する。受託銀行は所在地の国家外貨管理分局（外貨管理部，以下「所在地の外貨管理分局」という）に次の書類を提出する。（第15条） ①書面申請（书面申请）。国内企業の基本状況，外貨資金プーリング業務に参加する主宰企業及び内部メンバーの名簿，株主構成及びそれの実質的支配者などを含むがそれらに限定されるものではない。 受託銀行が所在地の外貨管理局宛に提出する申請書類 ②主宰企業の受託銀行に対する外貨資金プーリング業務取扱の授権に係る書面文書（主办企业出具的授权受托银行办理外币资金池业务的书面文件）。内部メンバーによる参加確認文書（参与成员的参与确认文件）。主宰企業，内部メンバー及び受託銀行などによる国内外貨資金プーリングに係る委託貸付協議文書（委托贷款协议文本）。 （出所）「国内企業内部メンバー外貨資金集中運用管理規定」 ③外貨資金プーリングの運営計画案（外币资金池运作方案）。主宰企業が開設予定の「外貨資金プーリングの外貨建て委託貸付メイン口座」（外币资金池外汇委托贷款主账户）及び内部メンバーが開設予定の「外貨資金プーリングの外貨建て委託貸付サブ口座」（外币资金池外汇委托贷款子账户）の入金・払出範囲，上記口座の当座貸越（透支）の取扱原則，委託貸付及び弁済用資金の区分方法及び資金源，資金の振替条件及び振替ルートを含むがそれらに限定されるものではない。 受託銀行が所在地の外貨管理局宛に提出する申請書類 （続き） ④受託銀行の外貨資金プーリング取扱のための内部統制制度及び関連内部オペレーション規程，ならびに外貨資金プーリング運営計画案実施のための技術条件及び技術保障措置についての説明。 ⑤外貨管理局が要求するその他の関連書類。 外貨管理分局は申請書類受理後20営業日以内に，承認・不承認を決定する。承認の場合は承認回答文書（批复文件）を発行する。不承認の場合は書面にて不承認の決定とその理由説明を行う。 受託銀行は所在地の外貨管理分局の承認を受けた後，正式に調印した協議書，外貨資金プーリング運営計画案などの書類を所在地の外貨管理分局に届出のため報告した後，正式に外貨資金プーリング業務を実施することができる。（第15条） ①受託銀行は外貨管理分局の承認文書（外汇分局核准文件）に基づき，主宰企業及び内部メンバーのために外貨資金プーリング運用計画案に係る口座開設，国内外貨振替等の取扱ができる。 ②受託銀行は，外貨資金プーリングの運用状況について，毎月月初から10営業日以内に，所在地の外貨管理分局に対し「外貨資金プーリング業務月次報告表」（外币资金池业务月报表）を提出する。 受託銀行による事務取扱 ③内部メンバーに変更があるとき，受託銀行は遅滞なく国内企業との間で関連協議書を改めて調印するか，または修正する。所在地の外貨管理分局への届出が受理された後に，増減調整後の内部メンバーの範囲で外貨資金プーリング計画案を実施できる。（第16条） ①委託貸付方式の外貨資金プーリング業務（在委托贷款框架下开展外币资金池业务）は，受託銀行と内部メンバー（参与成员）の間で，「日中当座貸越限度額」（日间透支额度）を協議約定できる。内部メンバーはそれの委託貸付サブ口座（外汇委托贷款子账户）から当座貸越による支払（透支支付）をすることができる。当該貸越金額は，当日中にそれの外貨資本金口座及び経常項目外貨口座の資金，あるいは主宰企業が回収（あるいは資金日中当座 貸越限度額 外貨資金プーリング業務（続き） 323
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