中国の外貨管理2023

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２．人民銀行の外貨管理部門 司,機関党委員会 総合司（政策法規司） 国際収支司 経常項目管理司 資本項目管理司 管理検査司 外貨準備管理司 人事司（内部監査司） 総合処，幹部一処，幹部二処，定年退職幹部処，内部監査処 科学技術司 機関党委員会 事業単位 中央外為業務センター 外為業務データ監視 センター 機関サービスセンター 総合管理処，資産管理処，安全保安処，財務処，文書印刷処 外貨研究センター （注）｢司｣は，日本の局に相当する役所の部門。 （出所）国家外貨管理局ウェブサイト 外貨管理局の内部機構 内部組織 内部組織 院外汇管理部门及其分支机构）を外国為替管理機関（外汇管理机关）としているが，具体的には国家外貨管理局（国家外汇管理局）とその分局・支局をいう。 国家外貨管理局（以下「外貨管理局」という）は1979年3月の設立以来，中国の外貨管理部門としての役割を果たしてきた。現在は中国人民銀行が管轄する国務院の直属局（副部レベル）であり，国家を代表し外貨管理を行う行政機関である。地方の分局・支局は同クラスの中国人民銀行の支店（分行・支行）と同じオフィスに設置されている。外貨管理局の内部機構については，下表に示した。2022年末時点の外貨管理局は分局が36局（外貨管理部を含む），中心支局が310局，支局が517局ある。 中国人民銀行（以下「人民銀行」）も外貨管理の役割を有している。人民銀行は中央銀行であると同時に，政府国務院のもとで全国の金融を統一的に管理する国家秘書処，総合外交事務処，政策研究処，法規処，ニュース情報処，財務処，文書ファイル処，政府調達弁公室 総合処，分析予測処，国際収支統計一処，国際収支統計二処， 為替レート市場処 総合処，貨物貿易外貨管理処，サービス貿易外貨管理処， 業務監督管理処 総合分析処，投資管理処，対外債務管理処，資本市場処 総合業務処，システム監査管理処，機構モニタリング及び オフサイト検査処，金融機関検査処，非金融機関検査処 中央外為業務センターに同じ 監督管理科学技術処 機関党委員会事務室，紀律検査処，機関労働組合 統合部，資産配置部，投資一部，投資二部，委託部， 外貨準備委託貸付事務室，リスク事務部，法律事務部， 外部駐在機構など 総合業務処，企画処，技術管理と情報セキュリティ処， データ管理処，応用システム処，技術サポート処， 運営・緊急保障処 総合部，研究一部，研究二部，研究三部，メディア取材・編集部，市場運営部 139