概要
- エネルギー価格が主導し消費者物価の伸びは加速。原油価格高騰一服の傍ら、燃料価格が高止まりしたことが背景。両者の価格差であるクラック・スプレッドは足元で拡大が続いている
- 主因は製油所のマージンやコストの増加。中東やロシアの精製能力低下を受けた石油精製品の需給ひっ迫・余剰精製能力の乏しさが重なり、欧州では特にクラック・スプレッド拡大が顕著
- エネルギーインフレの長期化懸念が高まる中、ECBによる利上げ局面が続くとの見方が出ている。現状景気は底堅いが、引き締め的な政策金利水準が継続し、景気を冷やすリスクには留意
