みずほ経済インサイト

米大統領の解任権をめぐる歴史的判決

FRBの独立性を守る一方、規制・監督は不安定化へ

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概要

  • 米最高裁はスローターFTC委員の解任をめぐる裁判で、FTC委員の解任制限を違憲とし、90年余り続いたハンフリー判決を覆した。大統領の解任権をめぐる法理は歴史的転換点を迎えた
  • クックFRB理事の解任をめぐる判決は解任手続の不備を問題視するとともに、FRB理事に対する「正当な理由」による保護を支持。FRBの独立性が市場や国民の信認に支えられることも重視した
  • FRBの独立性は守られた一方、規制・監督行政の不安定化という懸念がある。米国事業を展開する日本企業は当局人事や組織運営を通じて規制・監督方針が大きく転換するリスクに留意が必要だ

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