概要
- イタリアではメローニ首相の下で史上稀に見る政治の安定が続いてきたが、3月に行われた憲法改正のための国民投票が否決されたことで盤石に見えた政権基盤に綻びが見え始めている
- 景気停滞やメローニ氏の外交方針が国民の不満につながっている模様だ。足元のエネルギー高を主因に経済・物価情勢の一層の悪化が予想され、政権に更なる逆風が吹く可能性がある
- 総選挙が来年までに予定される中で、支持率向上を企図した財政拡張を行えば金利上昇等の要因となり、歳出抑制を優先すれば国民の不満が増大しかねないというジレンマを抱えている
